東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream (サンドリと呼ばれてます)

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【3.11避難者の声】福島原発被害東京訴訟の中学生による原告最終陳述全文(2017年10月25日@東京地方裁判所103号法廷)

【3.11避難者の声】福島原発被害東京訴訟の中学生による原告最終陳述(全文)

 僕は、福島県いわき市で生まれ、両親と、5歳離れた弟と共に生活していました。
 当時は、春になればテレビで何度も紹介されるくらい桜並木の有名な「夜の森公園」でお花見をし、夏は潮干狩りに行き、秋はきのこ狩りをして、冬は雪だるまを作る。公園や学校の帰りの通学路でツクシをたくさん採って帰って、お母さんに作ってもらうツクシの佃煮が好きでした。家も庭も広く、ブルーベリーやしいたけ、プチトマト等は庭で収穫できました。学校では友達と昆虫を見つけたり、泥団子を作ったりして遊んでいました。

 しかし、2011年3月11日を境に、このような生活は全てなくなってしまいました。夜の森公園は今も帰還困難区域だし、放射能だらけの泥で泥団子は作れません。 
 しかし、何よりも一番つらかったのが、転校先でのいじめです
 図工の時間に作った作品に悪口を書かれていたり、菌扱いされたりしてきました。そのようなことが続き、できることなら死んでしまいたいといつも思うようになりました。小学校の3年生か4年生のときには、七夕の短冊に「天国に行きたい」と書いたこともありました。
 たぶん、避難者についてよく知らされていない人の目には、福島から来た避難者は家が壊れていないのだから何も被害はなかったのに多額の賠償金だけもらって、しかも東京の避難所にただで住んでいる「ずるい人たち」とうつるのでしょう。本当は、東京電力や国が、放射能汚染の恐ろしさや僕たち家族のような区域外避難者にはほとんど賠償金を払っていないことなど、正しい情報をみんなに伝えてくれていれば、こんな勘違いは起きなかったと思います。
 実際、中学生になって今までの学校と全く関係のない学校に進学して、ずっと自分が避難者ということを隠していますが、いじめは起きていません。 

 原発によって儲かったのは大人、原発を作ったのも大人だし、原発事故を起こした原因も大人。しかし、学校でいじめられるのも、「将来病気になるかも…」と不安に思いながら生きるのも、家族が離れ離れになるのも僕たち子どもです。
 原発事故が起きてしまった今、本当は誰も安全なんて言えないはずだし、実際、誰も僕に「君は病気にならないよ」とは言ってくれません。なのに、東京電力や国の大人たちは「あなたの地域はもう大丈夫ですので安心してください」と言って、危険があるところへ戻らせています。でも、僕たちが大人になって病気になるかもしれない頃には、僕たちを無理やり危険な場所へ戻らせた大人たちは死んでしまっていて、もういない。そんなのひどくないですか?
 僕たちはこれから、大人の出した汚染物質とともに、生きることになるのです。その責任を取らずに先に死んでしまうなんて、あまりに無責任だと僕は思います。せめて生きているうちに、自分たちが行ったこと、自分たちが儲けて汚したものの責任をきちんと取っていって欲しいです。
 そして今は、「(放射能)汚染した場所に戻りたくない」と思っている僕たちを無理やり(放射能)汚染している場所に戻らせることは絶対にやめて欲しいです。
 僕、父、母と弟はもちろん、避難者はみんな原発事故が起きてから、生活、人生も変えさせられてしまいました。誰も望んだことではありません。避難者は、みんな同じです。東京電力と国には責任をとってもらいたいと思います。裁判所は、僕たち子どもたち、そして、全ての避難者の声に耳を傾けてください
(2017年10月25日@東京地方裁判所103号法廷)

       
東京訴訟ハガキ大作戦
※写真は報告集会で配られた公正判決を求めるハガキです。
全国から公正判決を求める市民社会の声を裁判所に届けましょう!

☆すべての皆さまへ

東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所の事故の影響で、
今なお避難生活を続けている多くの人びとが、
全国47都道府県に存在しています。
(その正確な実数も実態も誰も把握はしていませんが。)

関西に避難している人たちが、
なぜ避難生活を続けているのか、
その真実の声を、裁判所にも届けています。

是非、宣誓し、真実を包み隠さず、
正々堂々と司法の場
避難者の「声」を伝える避難者のご支援も、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
(もちろん裁判だけが唯一の伝える方法ではありません。)

東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream 
        【裁判所に「声」を届け隊】一同

連絡先  sandori2014@gmail.coman> 

| 【学校に声をとどけ隊】 | 23:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2017年7月8日(土)「原発事故で避難した親子の暮らしから見えてくること」意見交換会「原発事故で避難した子どもへの『いじめ』について考える」@京都精華大学


京都精華大学公開講座

東日本大震災のような大きな災害発生後の対応について、「子ども」と「家庭」をキーワードに考えます。被災した子どもやその家庭の生活を支えていくために、学校や保育所・幼稚園、NPOや地域社会の人々、企業、そして国や地方自治体の行政など、それぞれの立場から何ができるのでしょうか。「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」の内容を中心に、これからの被災した子ども・家庭支援のあり方を考えてみます。
講師
住友 剛(本学人文学部教授)
定員
設定なし
受講料
1回1,500円
日程
全2回/土曜日/14:00~17:15
▶ 第1回 6月10日
14:00~15:30 災害発生後の子どもの生活
     -阪神淡路と東日本、2つの震災から見えてくること―
15:45~17:15 実際に求められる支援とは?
     ―生活、学び、あそびをリンクさせる―

▶ 第2回 7月8日
14:00~15:30 原発事故で避難した親子の暮らしから見えてくること
       講師:森松明希子
      (東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream)
15:45~17:15 意見交換会
    「原発事故で避難した子どもへの『いじめ』を考える」
    コーディネーター:住友 剛、
    コメンテーター:森松明希子


詳細は大学HPにて→京都精華大学公開講座

お申込はコチラ

2017年7月8日Facebook

貴重な機会をいただきまして感謝です。

サンドリは、3.11避難を体験した「当時者自身がアーカイブ♪」をモットーに、
事実と体験に基づく真実を真摯にお伝えする活動を続けています。
今後の防災・減災・災害時における基本的人権が尊重されますことを
心から願っています。


学校に声をとどけ隊

【学校に声をとどけ隊】からのお願い
http://sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-1309.html

※3.11から7年目を迎え、避難している現状は変わらないのに風化のスピードも加速し、
避難者の現状・実情など事実を知っていただく必要性を感じております。
特に子どもたちを連れて避難している避難者の現状に鑑み、
今後ともぜひ学校・教育機関は特に、
それ以外の場においても311避難の現況をお伝えする機会の提供を
なお一層ご支援いただけましたら幸いにございます。

東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(略称:サンドリ)
代表メール  sandori2014@gmail.com


| 【学校に声をとどけ隊】 | 01:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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関西学院大学教育学部「ボランティア論」でのゲストスピーチ【5月22日(月曜日)】

関西学院大学教育学部のボランティア論のゲストスピーカーを引き受けることになりました。

5月22日(月)2時間目 午前11時10分から12時40分まで 関西学院大学聖和キャンパス 7号館731教室

 

災害と学生ボランティアの2回目という位置づけです。

震災にともなう原発事故によって、3.11避難者とその家族にどんな変化があったのか?

それはなぜなのか?

関西で避難しておられる人たちがどんな思いで生活しているのか?

当事者と支援している人たちの活動が、ボランタリー(自発的な)活動を通して維持されていること

学生に願うこと 学生ができること、

などをお話する予定です。


 

貴重な機会をいただきまして感謝です。
学校に声をとどけ隊

【学校に声をとどけ隊】からのお願い
http://sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-1309.html

| 【学校に声をとどけ隊】 | 00:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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【報告】

20170402094915d33.jpg

| 【学校に声をとどけ隊】 | 23:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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【3.11避難者講演の感想】2016年度大東市人権教育研究協議会―先生方の感想を送っていただきました。

【3.11避難者講演の感想】

2016年度大東市人権教育研究協議会 2月運営委員会内学習会 
       (コミュニケーションカードより)


1.日時:2017年2月14日(火)16:20~17:00

2.会場:大東市立野崎人権文化センター 3階大会議室

3.内容:フクシマ問題
  ~今、学校・社会で何が起こっているのか~


4.講師:森松明希子さん
    (東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・
    原発賠償関西訴訟原告団代表・
    原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表)

5.コミュニケーションカードより
 (幼:幼稚園、小:小学校、中:中学校 市:市教育委員会)

①福島の3.11に対する思い・意識は、やはりどこか人ごとで、災害はいつ起こるかわからないということを常に忘れてはいけないと感じました。今日の話を胸に教訓として活かしていかなければいけないと思います。(幼)

②ニュースや報道で知っている自分の知識がどれだけうすいものなのか痛感しました。真実を自身で知っていくことが何よりも大切だと思いました。(幼)

③フクシマ問題について、何が問題だったのか、すごくわかりやすく、考えさせられました。地震、津波に加え、原発事故が起きたことで、新たな被害や問題が起こっていました。しかし、この事故後も他の原発が再稼働するなど、電力会社や政府は全くこの事故から学んでいないと本当に思います。今回、当事者の森松さんの話が聞けて本当によかったです。(小)

④安心、安全に暮らすことが人間にとって一番なはずであるのに、常に放射能の不安を抱きながら生活している人々、また避難している人々も住み慣れた場所を離れ、知らない場所に避難している人々の気持ちを学びました。(小)

⑤正直、問題が大きすぎてどうすればいいのかわかりません。私にできることは、とりあえず今目の前にいる子どもたちに、もし避難者がいるのなら、差別を起こさないようにしなくてはならないと思います。(小)

⑥「わが子を守りたい一心」の深い思いが生の声を聞くことでよくわかりました。教育現場では、教訓として心に留め、いかしていきたいと思います。(小)

⑦自分が知らない現実を知りました。汚染された水だと知っていてもそれを飲むしかない現実に驚きました。いつ災害が起こるかわからないということを改めて確認でき、自分の意識が変わりました。(小)

⑧避難者の方の川柳に思いがつまっている。また、母親として子どもに水を飲ませなければ生きていけないという苦渋の決断をしたというお話が、同じ子をもつ親として考えさせられました。(小)

⑩当事者として、母としての強い思いを感じました。震災から6年たち、徐々に過去の出来事となっていましたが、今現在も闘っておられる人がいること、思いを改めて知ることができてよかったと思います。ありがとうございました。(小)

⑪今日の森松さんのお話こそ、もっと世の中に報道されるべきお話だと感じました。最近、原発稼働がしれっと再開し、それをよしとする風潮、世論だと感じるので、より森松さんのお話を広げることの必要性を思いながら聞かせてもらいました。ありがとうございました。(小)

⑫多くの先生方に森松さんのお話を聴いていただきたいと思いました。東日本大震災が起きた当日、テレビで津波の映像を見て、自然と涙が出てきました。何もできない自分にモヤモヤした日が続いたことを覚ええています。6年生を担任したとき、平和学習を行う前に「真剣に授業をするので、真剣に受け止め、たくさん考えてほしい」と子どもたちに伝えました。これから関わる子どもたちにも、今日森松さんからお聞きした話を必ず伝えようと思いました。(小)

⑬(掲載不可)

⑭(掲載不可)

⑮今日のお話はとても心に強く残りました。3.11の報道がされた日、TVで映像を見ながら、災害のおそろしさ、被害を受けた方々のつらさは、はかりしれないものだと心を痛めました。お話をうけて、一人ひとりの大切な命、子どもの思い、親の思いを大事にしていけるようにしたい。今日の話はずっと忘れずにいたい。(中)

⑯正直、3.11の出来事の真実を受け止めてどう言葉にしたらよいのかを考えてみましたが言葉にできません。「かわいそう」等の一言や「つらかったね」の言葉だけですむ問題ではない。同情や納得していいものではないと思いました。私にできることは被ばく差別を子どもたちにさせないことです。(中)

⑰当事者のリアルな状況のお話には胸がつまります。日々、「自分は大丈夫」ではすまないこともあると感じました。よそ事ではないと考えて行動したり、考えたりしていかなければと思います。お話を聴かせていただき、ありがとうございました。(中)

⑱貴重なお話をありがとうございました。いろいろと考えさせられ、日々、学校であずかっている子どもたちのことを大切に大切に見ていかなければと思いました。「生かされた命」という言葉がとても心に響きました。(中)

⑲(掲載不可)

⑳(掲載不可)

㉑テレビ、新聞などで得る表面的な情報だけでは、知ることができないお話をきかせていただきました。実際に当事者の方のお話をきくことで、福島の問題について深く考えるよい機会になりました。ありがとうございました。(市)

(20170217)


貴重な機会をいただきまして感謝です。

サンドリは、3.11避難を体験した「当時者自身がアーカイブ♪」をモットーに、
事実と体験に基づく真実を真摯にお伝えする活動を続けています。
今後の防災・減災・災害時における基本的人権が尊重されますことを
心から願っています。


学校に声をとどけ隊

【学校に声をとどけ隊】からのお願い
http://sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-1309.html

※3.11から7年目を迎え、避難している現状は変わらないのに風化のスピードも加速し、
避難者の現状・実情など事実を知っていただく必要性を感じております。
特に子どもたちを連れて避難している避難者の現状に鑑み、
今後ともぜひ学校・教育機関は特に、
それ以外の場においても311避難の現況をお伝えする機会の提供を
なお一層ご支援いただけましたら幸いにございます。
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream
代表メール  sandori2014@gmail.com

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