東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream (サンドリと呼ばれてます)

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【報告】9/5シンポジウム「これでいいのか!?福島県県民健康調査〜放射線による健康被害を考える〜」@大阪弁護士会に参加してきました。

9月5日開催された大阪弁護士会のシンポジウムに
参加しました。
関西に避難している沢山の3.11避難者も
会場に足を運んでおられました。

また、会場では、これまで4年半、
避難者を支え、今なお保養や避難者交流、学習支援、医療支援、
法的支援、その他あらゆる物心両面でお支え下さる方々も
沢山足を運んで下さり、
大切な問題について共有できる時間が持たれました。
会場はほぼ満席、
約150名の方々の参加だったそうです。

避難者の手記がよく売れていました。
沢山の方々が、事実を知ろうとして下さること、
真実を知って応援してくださることが、
災害から4年半を迎える3.11避難者にとって
何よりも大きなお支えとなっています。

崎山先生と山内先生、大阪弁護士会の先生のお話しは、
大変深い学びと客観的・科学的・法的立場の整理にもなりました。

このようなシンポジウムを開催してくださってありがとうございます。
多くの方々が、関心を持ってこの問題を共有してくださってありがとうございます。

2015年9月5日大阪弁護士会シンポジウム


【3.11避難者の声】

「これでいいのか!?福島県県民健康調査
〜放射線による健康被害を考える〜」@大阪弁護士会
に参加して




福島県民健康調査で甲状腺がんの人数が増えていくニュースを目にするたびに、
感じるのは「不安」ではなく「恐怖」そのものなのですけれど、
それをどうやって説明すれば分かってもらえるのか、
どう表現すれば世の中の人に伝えられるのか、
自分の言葉で、なんとかして説明しようと思うのですけれど、
なかなか適切な言葉で伝えきれないのがもどかしいです。

9月5日のシンポジウム@大阪弁護士会では、
貴重な機会をありがとうございました。
3.11避難当事者を4人もシンポジウムの最初に登壇させてくださり、
私たち避難者が発言する機会を設けてくださって、
主催の大阪弁護士会の先生方に心から感謝を申し上げます。

命にかかわる事が起きているから、
そこから生命・健康を守るために私は避難してきました。

でも、「避難する」ことが
あたりまえに簡単に選択できたわけではないのです。

身の危険を感じたら、当然に逃げられると思っている人があまりにも多すぎます

「避難の権利」なんて、あえて、わざわざ言わなくても
逃げることなど当たり前に認められていると思われるかもしれませんが、
そうではない現実を一番体感しているのが、
3.11東電原発避難民なのだろうと思うのです。

今後の原子力災害を想定した時に、
原子力災害=「避難の権利」ということが
すでに周知・確立されていれば、
もう二度と無用な被ばくをする人は生まれないはずだと、
私は思うのです。

沢山の方々の真摯なお支えに感謝です。
これからも、なんとかして、
若い人たちを見習って、
私も自分の言葉で、
伝えるべきことを
言うべきことを、
3.11を経験した大人の責任として
発信できたらと思います。
今後ともどうぞともに歩んで下さい。

森松明希子




【9月5日 リレートーク発言要旨】

避難をしている人々がたくさんいます。
この会場にも沢山いますが、全国各地に存在します。

避難をしていても、被ばくの恐怖を味わい続けています。
それは、避難をしていてもしていなくても「同じ」放射線被曝の恐怖です。

避難とは、放射線被曝から直接免れる行為です。
そして多くの人びとがその選択を困難な中から選択しています。
その社会的事実を知っていただきたい、
その現実に目を向けていただきたいのです。

被ばくを避ける権利は、
人の命や健康に関わることですから、
憲法上の権利として認められているはずです。

そしてさらにいうなら、
3.11東電福島第一原子力災害を経験した私たちは、
今後、原子力災害が起きた時に、
何人にも等しく被ばくの恐怖からまぬがれる権利が保障されるべきです。

そのためには「避難の権利」の確立が不可欠なのです。

東電福島第一原子力発電所の原子力災害を教訓として活かし、
人の命や健康が最も最優先されるべきであることを社会的合意として共有してほしいのです。

 (郡山市から大阪市へ避難、森松明希子)



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