東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream (サンドリと呼ばれてます)

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【避難者の声】福島→大阪に母子避難している子どもたちの七夕の短冊に託した願い事(2015年・夏)

保育所に通う娘が
お家で短冊に願い事を書いてくるようにと
2枚の短冊を持ち帰ってきました。

我が家は福島→大阪に母子避難中。
忙しい母は、7歳の息子に頼みました。

「お兄ちゃん、ちょっとアナタ、もう2年生で字が書けるんだから、
短冊にお願い事書くの、手伝ってあげて〜」

「OK〜」(妹から短冊取り上げて全部書いてしまった^^;)

4歳妹は、先日日曜参観に連れて行ったので、
兄の小学校生活が羨ましくて仕方ない様子。
だから「早く学校に行けますように」と書いてと兄に頼んだらしい。
と、ここまでは、当たり前のよくあるふつうの兄妹の光景。
お願い事も、極めて子どもらしい兄のいる4歳児相応のふつうなお願い事。

もう一枚は、
お父さんかお母さんが、家族の願いを書いてください、
ということだったのですが、
7歳男児が代わりに書いた作品がコチラ。

「ほうしゃのう」ってどう書くの?と
用事をしている私のところへ漢字を聞きにやって来たから
一体何を書くのだろう?と思っていたら・・・


福島→大阪に母子避難中。4歳児と7歳児の願い事(2015年七夕の短冊)

「福島から放射能がなくなって福島に帰れますように」

福島に帰りたい、帰れますように、
にポイントがあるのではなく、
大切な要旨は、前半部分、なのです。

福島から放射能がなくなったら、帰りたいのです。

そこを間違って伝えられることが多く感じる今日このごろ、
いや、この4年、ずっとそうかなぁ。。。

しかしながら、7歳の子どもでも分かっているのです。

3.11前の福島でないから、帰れないのです。
3.11前の福島に戻ったら、
いつでもすぐに飛んで帰ってそこで家族揃っての生活がしたいのです。



「優しい子に育ちますように」
「お友達がたくさんできますように」
「算数が得意になりますように」などなどの短冊に混じって、
昨年は「福島にいるパパと家族4人そろって暮らせますように」だったかな、
その前は「福島にきれいなお水と土と空気が戻って元どおりの福島に早く帰れますように」だったような・・・

行事のたびに細々と
避難しているということをカミングアウトしています^^;

特に何か言われることも疎外感もなく、
ただ気がついてくれた保護者の方々や先生方が、
そっと優しい言葉をふとした時に掛けてくださったり、、、
そんな温かさが嬉しかったりすることもある
4年間の母子避難生活でした。

0歳と3歳で連れてきた子どもたち。
ネイティブに関西弁も話していて、
見た目は大阪の子と変わりありません。
ただ、彼らは、生まれは福島県ですし、
今でも福島県民として生きています。

強く、賢く、たくましく、、、
そして何よりも、このまま元気に育って欲しい・・・
それが母の願いです。

(福島→大阪に2児を連れて母子避難中の母より・2015年の七夕に寄せて)
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