【3.11避難者の声】原発避難者報告会「大災害はまだ、終わっていない」@カトリック西院教会レポート

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雨の中、コロナウィルスの心配もある中、多くの方が参加してく3.11避難者の話に耳を傾けてくださいました。
サンドリの田中里子さんがレポートしてくれました❣
ぜひ多くの皆さまにお読み頂きたいです。

【3.11避難者の声】

昨日の日曜はこちらに参加。
森松さん講演会@カトリック西院教会。
サンドリでブース出店もさせていただいた。
参加者の方々は60〜70名くらいだろうか。
皆さん、メモを取ったり、うんうんと頷きながら熱心に聞いていらっしゃる姿が後ろからも見えた。

福一事故からもうすぐ9年

国や東電、彼らが一度でも自分たちの責任や起こした被害に真摯に向き合ったことがあっただろうか?

只々、どれほど私達の命や健康が軽視されているかを見せつけられてきた9年ではなかっただろうか?
加害者である彼らが被害を隠したい、小さく見せたいのはある意味当然。ここに性善説は通じない。
そもそも、事実を知らせる気なんてないんだろう。
だって、国民がパニックになる、原発マネーの利権構造が揺らぐ、復興アピールの絶好の大舞台であるオリンピックも危うくなる💦
だから、調べない、知らせない、逃がさない💢
(多少の犠牲が出ても、絶対、逃げ切れると思ってるはず。私達の「忘れやすさ」や「事なかれ主義」がつけ込まれてる。)
森松さんも触れてたけど、今、世界を震撼させているコロナウイルスだってそう。
日本政府の無策ぶりが露呈して世界的に批判されているけど、この危機意識のなさ予防原則の徹底無視今に始まったことじゃない

政府の対応はずーっとこんなんの連続じゃないか⁉️
つくづく思うけど、これまで私たちに見えてたのはある意味、
「見ていいよ、この部分なら」と国が都合よく体裁整えた世界に過ぎなかったんだろう。

まさに私が3.11前に見ていた世界だ。
都合の悪いものは見せない構図、なかったことにする構図。
そしてそれは今も続いている。

福一事故の教訓もいかされることもなく。
森松さんが最後の方、力説していた。
私達に必要なものは、
今、持っている権利を「絶対に手放すものか❗️」
という気概、だと。本当にそう。

被曝をしない権利、健康に生き抜く権利。
これは誰もが等しく持っている当然の権利。
まずは「手放しかけている」という危機感を覚える人たちが増えてほしい。
人間が守られない社会に生きたい人なんていないのだから。
もう9年だ、9年。
命よりも利益や経済、こんな傲慢と理不尽はいい加減、終わりにしたい。
(田中里子さんFacebook記事より)


2020年2月16日(日)15:00〜原発避難者報告会「大災害はまだ、終わっていない」@カトリック西院教会
http://sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-2306.html



会場からも、沢山の温かいカンパをいただきましたm(_ _)m
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)の活動費として
大切に使わせて頂きます☆心より御礼申し上げます☆感謝です☆

田中里子さんの記事はコチラ

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