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「必要だから避難した。本当に悲しい」母親コメント全文

2016年12月14日 朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASJDG5HKVJDGUTIL02P.html

東京都千代田区の区立中学校で、原発事故のため福島県から自主避難している生徒がいじめを受けた問題で、母親の代理人弁護士が14日、会見を開いた。「悲しみで胸が張り裂ける思いです。子供にどんな非があるのでしょうか。避難者ということで揶揄(やゆ)されること自体、理解に苦しみます」との母親のコメントを発表した。
「福島さん」といじめられ… 原発避難生徒におごり要求
 学校の調査で、この生徒は同学年の3人におごるよう要求され、お菓子など計約1万円分を買わされていたことが判明。区教委が第三者による調査を進める。弁護士は「避難者を差別し、さげすんでもいいんじゃないかという風潮がある。大人の社会の避難者いじめが根本的にあり、子供がまねをしているのが原因。いじめが行われなくなるような調査を期待する」と述べた。

 
■いじめを受けた生徒の母親のコメント

「福島菌」「うつすなよ」 母親が明かす避難生徒いじめ
なぜ、こんなに辛(つら)い思いをしなければならないのか。

どれだけガマンして来たのだろうか。

どんな思いで毎日を過ごしていたのか。

私に必死に隠し続けたこれまでの出来事を知り、悲しみで胸が張り裂けるおもいです。

原発事故からもうすぐ6年。

子どもは、人生の約半分の時間を避難先である東京で過ごし、もはや、福島の方言すら話すことはできません。

他のお子さんと何ら変わらない、普通の子です。

時々おどけてみたり冗談を言って私を笑わせたり、家庭内ではとても楽しい子ですが、学校の話はあまりしたがらない事が気掛かりではありました。

そんな折、横浜の件が報道され、新聞を目にした子供が発した「避難者あるあるだね。少なからずこんなの誰でもされてること」という一言が今回の件が発覚する足掛かりとなりました。

私たちは親として子を思い、必要だと思ったからこそ避難するという道を選びました。

それが結果としてイジメにつながるとは本当に悲しいことです。

区域外避難なので、私たちに多額の賠償金はありません。

福島に仕事を持つ夫を残し、母子避難を続けているので、決して生活に余裕があるわけではありませんが、とりたてて誰に迷惑を掛けることもなく、ひっそりと生活しています。

私たちは何も悪いことをしていません。

まして子供は、親が避難を決めたが為に、自身の考えとは無関係に東京で避難生活を送る事になったに過ぎません。

その子供にどんな非があるのでしょうか。

避難者ということで揶揄(やゆ)されること自体、理解に苦しみます。
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