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【3.11避難者の声】改めて原発はもうその産業構造そのものが差別的、非人道的だなと感じました。(311特集上映『核分裂過程』『あしたが消えるーどうして原発?―』の報告記事)

核分裂過程と明日が消えるのパンフレット.png

【3.11避難者の声】

本日3月4日の3.11特集上映「核分裂過程」「あしたが消えるーどうして原発?―」
盛り沢山の内容でしたが、無事終えることができました🥰

ご参加くださった皆様、貴重なお話をしてくださったゲストの方々、ご協力くださったシアターセブン様、本当にありがとうございました。

消化しきれていない部分もあるかも、ですが、そのご報告を。

今日の映画は2本とも30年以上も前に製作されたのですが、
まさに進行形で起こっている今現在の問題へのメッセージが至る所に込められた作品だったと思います

★「核分裂過程」 

1987年製作。再処理工場建設を止めた南ドイツ、ヴァッカースドリフ村の闘いの記録。

タイトルからして、なんとなく難解な内容なのかな、文系の私でも大丈夫⁉️なんて思ってましたが、
見始めたら、とても分かりやすい、人間味溢れる映画でした。

再処理工場建設に抗議する村の住民の方々の言葉にはただただ圧倒されるばかり。
「私たちをバカにしている!許せない!」
「自分の住んでいるところ、子どもの未来を守りたいだけだ!」
「こんなのは独裁民主制だ!」


なんとしても自分たちの尊厳を守ろうとする、主権者としての誇り高さのようなものが溢れてました。
自らを「殻を破った」と表現している人もいましたね。

今の日本の私たちに一番欠けているものかもしれない。

自分でちゃんと情報を取って、考えて、意思表示すること。出来ている人がどれだけいるだろうか?

「民度の低い国民ほど、被ばくする・・・」
以前、元ICRPの人が言っていたという言葉が頭をよぎりました。

そうやってあちこちで反対運動が起こって、ドイツは脱原発に舵を切っていった・・・・
本当に凄いドキュメンタリーです。

上映後のトークコーナーの最後に凄く励まされるお話も。
当時、和歌山の日高原発建設の反対運動をしていた方、
「この映画を観たことを思い出した。本当にこの映画で励まされた。
結果、日高原発建設が中止された。止めることができたんだ!原発なんて動かしてる場合じゃない💢」

まさに脱原発も民主主義も勝ち取っていくもの、そう強く感じました。


★「あしたが消える -どうして原発?―」


1989年製作。
福島原発の作業員だった父親を骨癌で亡くした女性がその死因をたどるドキュメンタリー。彼女を中心に原発内部の欠陥を告発した設計エンジニア、原発作業者の被ばく労働、健康実態調査に取り組む医師(村田三郎先生)、六ケ所村で不安を抱えながら農業をする男性、と言った様々な人たちの生の声を拾いながら、なお原発を選び続けるのかを強く問いかけてた作品。

平形則安プロデューサー村田三郎先生にご参加いただき、2部制のトーク会を行いました。

やはりこの手の映画の製作には当時苦労されたようで、
有志でグループを立ち上げ、所属していた映像製作会社を休職して作り上げた、という平形さん自身のお話には驚きました。

最初の作品の配給元である大木さん、小林さんもおっしゃっていましたが、
チェルノブイリ事故後、なんとかしたいと集まった人たちが限られた資金、人員の中でほぼ手弁当で完成させた作品。
そうしたご尽力があったから、今もこうやって観ることができるし、周りにも伝えられる、
そのことに心から感謝したいと思います。

その後の村田先生のお話では、被曝問題に関わるようになったきっかけ、双葉での原発作業員200人への2年かけた地道な健康実態の聞き取り調査、JCO臨界事故の被曝調査や証人として立った裁判のこと、被ばく労働者の労災認定(そもそも申請自体)が本人にとっても医者にとっても相変わらずハードルが高いこと、などなど多岐に渡ってお話していただきました。

推進側が作った学説を鵜呑みにせず、ちゃんと目の前の患者さんに向き合ってくださる数少ないお医者様ですね。
(私たちが理解しやすいようにと、配布用の補足資料までご自分で用意してくださったり、参考になる書籍を持参され、並べて見せてくださったり、と本当に熱心な方。頭が下がります💦)

お話を聞くにつれ、改めて原発はもうその産業構造そのものが差別的、非人道的だなと感じました。

便利で楽な暮らしがしたいのはたいてい皆そうだと思うけど、
そのために必ず誰かが被曝して命を削って使い捨てされていく、なんて実態を知ったらどうなんだろう。

「それでも原発」、って言えるんだろうか?

CO2排出量と発電コスト(←結局は高いんだけど)とか以前に、同じ「人」としてこれを認めちゃいけない、GX⁉️冗談じゃない💢って思います。

その後は、やや短い時間でしたが、同じく内部被ばくに警鐘を鳴らしている岡山の三田茂先生にZOOMでご出演いただきました。

ご自身の東京から避難された経緯や原爆ぶらぶら病に通じる「能力減退症」について行っている検査や治療のお話をして下さいました。

最後に村田先生から三田先生への質問も。
お医者様同士の横のつながりってあまりないとは聞いたことがあるけど、何やら今後の展開に繋がったら嬉しいです。

以上、まとまらない文章になってしまいましたが、ご報告でした。

関わってくださった皆さん、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました😊

次回の上映会は3月18日(土)です。
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230304.html?fbclid=IwAR1NtWjQCjH9O07IOAnmKUq9p4zCK9p5AFqvro9mbun2sLhVRhVn9zHcJ1Y
お時間のある方、是非シアターセブンにお越し下さいね。

東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ) 田中里子さんのFacebookより



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避難者が主体的に活動し、 お支え下さる方々へ感謝することを忘れず、 避難者の「今」を真摯にお伝えすることによって 社会貢献につながる活動を自発的・能動的に行う3.11避難当事者団体です。 参加メンバー随時募集中(^^) sandori2014@gmail.com

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