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【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文④】未来に生まれてくる子どもたちにも正面から現実に向き合ってほしいということを伝えつづける、そしてその見本となるような行動をとる人間になろうと思いました。

【感想文】20210203@舞子高校1年生.png

【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文④】

今回、森松さんに来ていただき、本当にありがとうございました。
コロナ禍でタイムリーなお話を(も)全体的にあり、今の世界感での視点がとてもわかりやすかったです。
実のところこの後が体育でなければ本当にもっとお話ししたかったのですが、
それでも最後少しだけ会話ができて嬉しかったです。

なので、そのことについて書きます。僕もあの時の、
ちょうど幼稚園から帰ってきてお母さんが洗濯物を取り入れている時にテレビの中継に釘付けになったことをはっきりと覚えています。初めて見たものは漁港のライブ中継で、津波が魚と氷を入れるための大◯がプカプカと流されていっており、慌ててお母さんに「これ何?」と呼び止めました。
するとお母さんもどうなっているのかわからなかったようです。
そして次に父が仕事から帰ってきてこのことについて話をすると飛ぶように電話をかけ始めました。
なぜかというと山形と宮城に知人がおり心配になって電話をしてみると両方とも無事でした。

しかし、ここからは僕がもっとこの震災を知りたくなったきっかけが被害の大きさでした。
知人からは当時のことを教えてもらうと、電気が消えるや隣の人の家がぺしゃんこになったことや、
大人が飛んだ、などのことでした。
さらに、父の仕事の関係で黄色いハンカチを小2で届けさせてもらったり、知人と一緒に海岸を歩いていると多くコンクリートの床がかたむいていたり、お花を少人数で海に流したりなどしました。
しかし小2だったので深くまではわかりませんでした。
ですが、それから小6になった時に福島を訪れさせてもらい、車でずっと海岸を走っていると、
南相馬のあたりで父がこの近くが福島原発だと教えてくれました。
こわかったです。
辺りが静かでさらに町の光がひとつもありません。
本当に日本にいるのかなと感じました
そうしていくと、だんだん信号が光っているところにたどりついていき、ホッと安心しました。
そして、赤信号だったので、夜で暗く、あたりは何があるか分からないところを必死に目を凝らすと真右にあの打ち上げられた巨大タンカーがあったのです。
この時、僕は思いました。本当に復興というものは進んでいるのか?
疑問を持ちました。

そして今でも自分の帰る家をさがしている人がいるということを調べて知りました。
この瞬間、僕は日本政府はしっかり動いているのかと半分怒りながら感じました。
そして僕は今出来ること、そして未来に生まれてくる子どもたちにも正面から現実に向き合ってほしいということを伝えつづける、そしてその見本となるような行動をとる人間になろうと思いました。

今回、森松さんの意見を聞けて、非国民というワードが出た瞬間、心の底から違和感を感じました。
そんなことを口先だけでよく言えるなと思いました。
もし1度でも思ったことがある人は考え直してほしいと思っています。
本当に色々なことを教えていただき、今回は心に残るお話をありがとうございました。
また、お話できる機会があれば是非お願いします。

郡山の名物:ままどーる、薄皮まんじゅう



感想文が届きました。ご自分の言葉で書かれた素晴らしい感想文やご意見に感謝です。
2021年2月3日(水)3.11避難者による「自然環境と防災Ⅰ」の授業「福島からの避難者の『今』」@兵庫県立舞子高校で環境防災科1年生の皆さまにお話しさせていただきました。


【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑤】行政の動きなどにばかり目が行き、被災された方々の事を中心に考えていなかった。


【感想文】20210203@舞子高校1年生.png

【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑤】

僕は今日のお話を聞いて、命と向き合うことはどういうことなのか見つめ直す、考え直すきっかけになりました。

 森松さんの話の中で、
行政によって避難を強制される地域と、自主避難という形で強制はされない地域があること。
そして、避難したその先では、それほどの支援がないということ。
避難するのはその地域に住む人本人なのにも関わらず、それを決めるのは行政で、しかも範囲が決められているというお話がありました。

僕はこの話を聞いた時、気付いたことがあります。
それは僕自身も、行政の動きなどにばかり目が行き、被災された方々の事を中心に考えていなかったということです。

森松さんが、
こっち(避難元)には自分が目標を持って頑張っている部活動や高校があるし、友達もいる。
そんな中で避難しろと言われてすんなり避難できるのか自主避難ならなおさら避難しようと思えるのか。
と言う問いかけをして下さりました。
そこで初めて被災者の目線になって原発事故を捉えたように思います。

 僕は中学の時は中学校が大好きで、毎日とても楽しんでいました。
部活動もバレー部でエースとして頑張っていました。
そして今も、環境防災科に入りたくて入って、バレー部も神戸市1部と聞いて、
バレーを続けたいと思って頑張っています。
そんな自分にとって大切なものや人と離れろと言われたら絶対嫌だし、
自主避難ならしないと思いました。
けれど、命と向き合うと考えてみると自分の思いや社会性だけで避難しないと決めてしまうのは難しいと思います。
 では一旦避難して被害がおさまったらまた戻るのはどうかと考えてみた時に、
そうできない現状が実際にある上に、そうしようと思ったら1度慣れた避難生活をまたやり直すことになるから、
一旦避難してまた戻ると言うのも難しいことだと思いました。
 このように自分に置き換えてみると全然自分の行動を決めきることができませんでした

 福島で原発事故による被害を受けられた方々は、もっと苦しまれたと思います。
将来が不安で仕方なくなったと思います。
だから僕は命と向き合うということは、人の心に寄り添うことだと思いました。
人の心に寄り添い、人のことを理解することから始まるんだと思いました。

 命と向き合うという点で、今コロナが問題になっていて、コロナにかかってしまった人が周りから悪く言われてしまうという現状があります。これは、原発事故で福島から避難してきた人が非難されるのと似ています
しかしこういった時だからこそお互いの気持ちを理解しようとしていくこと、そして、救える命を救うことが大切だと思いましたまた、僕はもっと人のことを理解し、認め合えるような優しい暖かい自分作りをしていきたいと思いました。


感想文が届きました。ご自分の言葉で書かれた素晴らしい感想文やご意見に感謝です。
2021年2月3日(水)3.11避難者による「自然環境と防災Ⅰ」の授業「福島からの避難者の『今』」@兵庫県立舞子高校で環境防災科1年生の皆さまにお話しさせていただきました。


【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑥】避難が非難されるというこの世の中は、国や行政を含め、この国に住んでいる国民全員で考えるべき問題であると思います。

【感想文】20210203@舞子高校1年生.png

【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑥】

今回お話を聞かせていただき、当時のリアルな声というものが力強く伝わってきました。
まず、この文章を書くにあたり、お話をまとめようと書き始めましたが、森松さんの講義を受け、伝えるという本当の意味を知り、文として伝えられた内容をこの三枚の紙(に)まとめ、文をまとめるということに初めて難しさを覚えました

東日本大震災から今年で10年となり、発災当時テレビのライブでその状況を見ていた私は震災のことを知った気でいました。
地震が起き、津波が来て、原発事故が起こった。その程度のことしか分かっていなかった私は森松さんの力強いお話を聞き、自分の中で「原発事故」この四文字で収められていた中に、このような事実があったのか、と考えさせられるような内容のお話ばかりでした。

 私が今回聞いたお話の中で一番印象に残ったお話は各分野に専門家はいても地震、津波、原発事故、この三つの複合災害に完璧に対応できる人はいるのか、というところでした。今回のコロナと交えてわかりやすくお話ししていただきましたが、誰もが初めての出来事で模索しながら解決へと進む中、そんな中だからこそ、問題の本質を見て、実際被災してしまった人の声をいかしていかないといけないのだということを聞き、本当にその通りだと思いました。
 原発事故が起き、自分の家を離れて遠くまで自分の命を守るために国内避難している人が実際にいるのにもかかわらず、その人達に対する保障(補償)や援助というものもなく、解決したかのように進んでいるこの現状ではいけない、ということを感じました。
 避難が非難されるというこの世の中は、国や行政を含め、この国に住んでいる国民全員で考えるべき問題であると思います。
 森松さんのお話を聞き、整理できていない部分もまだ多くありますが自分の中で実際の声というものをしっかりと理解し、少しでも多くの人に伝えていくと軽い言葉では言えませんが、共有していきたいと思います。本当に貴重なお話をありがとうございました。


感想文が届きました。ご自分の言葉で書かれた素晴らしい感想文やご意見に感謝です。
2021年2月3日(水)3.11避難者による「自然環境と防災Ⅰ」の授業「福島からの避難者の『今』」@兵庫県立舞子高校で環境防災科1年生の皆さまにお話しさせていただきました。


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