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【動画】東日本大震災・福島原発事故から10年。被災地と被災者の今、そしてこれから。@主催HRN(2021年3月29日開催)

2021年3月29日 HRN主催トークイベント
「東日本大震災・福島原発事故から10年。被災地と被災者の今、そしてこれから。」が、
Youtubeで公開されました。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ieibB-lVcBg&t=6s
◆スピーカー :
● 岩城 恭治さん(大船渡)
大船渡市議会議員として任期満了後、夢ネット大船渡理事長。大船渡市市民活動支援協議会副会長、いわて定住・交流促進協議会理事、三陸鉄道沿線地域公共交通活性化協議会副会長などを歴任。
● 村上 充さん(気仙沼)
東日本大震災時、自宅が半壊し避難所で2ヶ月過ごした後、ムラカミサポートとして草の根の活動を続ける。活動の一環でHRN被災地支援プロジェクトの法律相談に協力。
● 森松 明希子さん(福島)1:03あたり〜
福島県郡山市在住中に東日本大震災に被災。2011年5月から、大阪市へ母子避難。原発賠償関西訴訟原告団代表。2018年3月、国連人権理事会で被災当事者としてスピーチ。
● 後藤 弘子(H R N理事)
ヒューマンライツ・ナウ副理事長。千葉大学大学院社会科学研究院教授。
◆コーディネーター:伊藤和子(H R N事務局長)
◆主催 :認定N P O法人ヒューマンライツ・ナウ(震災プロジェクト)
(参照)
https://hrn.or.jp/news/19476/?fbclid=IwAR15Xg9eMpRUcXGTnTLRw7oA4oy58GYErEW3_tVKGzPwYz_ty6VraB56W24
2021年3月29日(月)19:30〜東日本大震災・福島原発事故から10年。被災地と被災者の今、そしてこれから。@HRN主催(ZOOM開催・無料)で3.11福島からの避難者お話し
http://sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-2455.html
【遠くの隣人3.11Youtubeチャンネル】フランスのクリラッド市民測定所の ブルーノ・シャレロンさんのインタビュー(日本語字幕付き・約47分間)
Nos Voisins Lointains 3.11
Vidéo éditée et sous-titré en japonais de l'interview de Bruno Chareyron de la CRIIRAD
フランスのクリラッド市民測定所の
ブルーノ・シャレロンさんのインタビュー(約47分間)
みんなのデータサイト で文字起こししてくださっています!(必読です‼)
↓
フランスの市民測定所CRIIRAD ブルーノさんインタビュー「福島原発事故から10年」文字起こし
みんなのデータサイト https://minnanods.net/blog/media/entry-1623.html
https://minnanods.net/blog/media/entry-1623.html
2021年3月29日(月)19:30〜東日本大震災・福島原発事故から10年。被災地と被災者の今、そしてこれから。@HRN主催(ZOOM開催・無料)で3.11福島からの避難者お話し

HRNのHPより
HRN震災プロジェクト企画トークイベント
東日本大震災・福島原発事故から10年。被災地と被災者の今、そしてこれから。
東日本大震災・福島原発事故の発生から10年が経ち、世間的には節目と見るむきもある中で、震災・原発事故により生活が一変してしまった被災者の方の中には今でも震災・原発事故のために苦しんでいる方もいらっしゃいます。
東日本大震災は、地震と津波という自然災害による未曾有の被害だけでなく、福島原発事故によって原発の安全神話を崩壊させ、甚大な被害を今なおもたらしています。このように、東日本大震災・福島原発事故は、日本で暮らす私たちが常に自然災害やこれに伴う人災によって甚大な被害に直面するおそれの中で生きており、これにどのように向き合うのかという課題を突き付けました。
ヒューマンライツ・ナウ震災プロジェクトでは、自らも被災者でありながら、それぞれ別の地域で東日本大震災・福島原発事故がもたらした被害と課題に10年間向き合ってこられた3名のスピーカーをお招きして、活動内容、活動から実感している現状、今後についての展望や課題を、それぞれお話をしていただくトークイベントを開催いたします。
参加費無料のウェブ開催ですので、少しでも興味のある方はお申し込みください。
◆開催日時 :2021年3月29日(月) 19時30分〜21時30分
◆開催方法 :ZOOMウェビナー
◆参加費 :無料
◆お申し込み :チケットサイトPeatix(https://shinsai-event20210329.peatix.com)より無料チケットをお申し込みください。
◆視聴方法 :
前日までに、お申込いただいたメールアドレスに参加用URL(要事前登録)をお送りします。または、Peatixの視聴ページからも事前登録いただくことが可能です。
◆スピーカー :
● 岩城 恭治さん(大船渡)
大船渡市議会議員として任期満了後、夢ネット大船渡理事長。大船渡市市民活動支援協議会副会長、いわて定住・交流促進協議会理事、三陸鉄道沿線地域公共交通活性化協議会副会長などを歴任。
● 村上 充さん(気仙沼)
東日本大震災時、自宅が半壊し避難所で2ヶ月過ごした後、ムラカミサポートとして草の根の活動を続ける。活動の一環でHRN被災地支援プロジェクトの法律相談に協力。
● 森松 明希子さん(福島)
福島県郡山市在住中に東日本大震災に被災。2011年5月から、大阪市へ母子避難。原発賠償関西訴訟原告団代表。2018年3月、国連人権理事会で被災当事者としてスピーチ。
● 後藤 弘子(H R N理事)
ヒューマンライツ・ナウ副理事長。千葉大学大学院社会科学研究院教授。
◆コーディネーター:伊藤和子(H R N事務局長)
◆主催 :認定N P O法人ヒューマンライツ・ナウ(震災プロジェクト)
【お問い合わせ】
メール:info@hrn.or.jp
(参照)
https://hrn.or.jp/news/19476/?fbclid=IwAR15Xg9eMpRUcXGTnTLRw7oA4oy58GYErEW3_tVKGzPwYz_ty6VraB56W24
原発賠償関西訴訟原告で、東日本大震災避難者の会 Thanks &...
森松 明希子さんの投稿 2021年3月23日火曜日
2021年3月28日(日)深夜0:50~「終わらない“自主避難”~福島県中通りの家族たち~」 @MBS 毎日放送「映像’21」

20210328毎日放送「映像21」@MBSのHPより
「終わらない“自主避難”~福島県中通りの家族たち~」
3月28日(日)24:50~
福島県の内陸部は「中通り」といわれ、県庁所在地の福島市、交通の中心である郡山市もここにある。2011年3月11日に起きた福島第一原発事故で大量の放射性物質で汚染されたが、「中通り」に避難指示は出なかった。郡山市に暮らしていた主婦、森松明希子さん(47)は、3歳と0歳だった長男、長女の健康を考え、夫を郡山市に残して大阪市に“自主避難”した。10年経った今も大阪で暮らし、夫が月に一度、郡山
市から大阪にやって来る。
事故当時、福島市に暮らしていた大学教員、荒木田岳さん(51)は、妻と6歳と3歳だった長男、長女とともに、新潟市に“自主避難”した。職場は福島市にあるため、事故以来ずっと、車で往復5時間かけて通勤している。現在、福島県の市街地では放射線量も下がっているが、山林などの除染は手付かずのまま、10年前に国が出した「原子力緊急事態宣言」も解除されず、県の内外への避難者はまだ、3万人以上いる。
森松さんは、国と東京電力を相手に損害賠償を求める裁判をしているが「避難した人の正当性だけを訴えたいのではなく、誰もが人として健康に生きることの大切さを知ってほしい」と訴える。是非、ご覧ください!
MBS(毎日放送)の「映像’21」にて
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表の森松明希子氏らがとりあげられたドキュメンタリー番組が放送予定です。
関西圏の皆さま、月末の日曜日の深夜4チャンネルです。
https://www.mbs.jp/eizou/
(写真は毎日放送HPより)
過去に映像'14、映像'16、映像'19とドキュメンタリーを放送していただいています。東電福島原発事故が終わっていないから、被害が続いているから取材し続けて下さるメディアさんのあることに感謝です。
きちんと番組HPにも書いてくださっています。
「避難した人の正当性だけを訴えたいのではなく、誰もが
人として健康に生きることの大切さを知ってほしい」
※できるだけ多くの皆さまにお知らせお願いします。
「放射能から避難する権利ー原発避難者の10年ー」(森松明希子)@はらっぱ2021年3月号 特集:『東日本大震災10年と子ども』 (発行/子ども情報研究センター)

はらっぱ2021年3月号 特集:『東日本大震災10年と子ども』
(発行/子ども情報研究センター)
https://kojoken.jp/research/harappa/20210322.html
「放射能から避難する権利ー原発避難者の10年ー」
という内容で東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表の森松明希子さんが寄稿しています。
【3.11避難者の声】
子どもに関わっておられる方はもちろんのこと、子ども時代のなかった人間は世の中に一人もいないと思います。
ぜひ、すべての皆さまに共有してほしい、「基本的人権」、命や健康、生きるということに関する「権利」について、
考察してみました。
#東日本大震災10年と子ども
※できるだけ多くの皆さまにこの情報が届きますように。。。

森松明希子さんFacebookより
はらっぱ2021年3月号...
森松 明希子さんの投稿 2021年3月25日木曜日
【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑦】「命を守ることは当たり前の権利」日本の政府は被災者のことを守ろうとしているようで、全く守っていないと感じました。

【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑦】
私は森松明希子さんの講義を受けて感じたことが二つあります。
一つ目は、災害を体験してから気づくことがたくさんあるということです。
授業で習っただけで分かった気になっていたけれど、実際に体験することで、教科書と違うことだらけが発見できると思います。
体験しないことが一番だけれども、万が一体験してしまった時は自分を信じて、一瞬の判断で行動しようと思いました。
また、災害は「いつでもどこでも、誰にでも」突然やってくるので、家族で色々な状況を想定して話し合わないといけないと感じることができました。
二つ目は、森松明希子さんの話にあったように「命を守ることは当たり前の権利」という言葉が共感できました。
災害の時は命を守ることが大切だと言われています。もちろん一番大切なことだけれど私は自分の命を守ってから、大切な人の命までを守れることが大切だと思いました。
放射線から逃げるために避難するべきだと思っていたけれど、全員がうまく避難できるわけではないことを知り難しいと思いました。母子避難や父子避難、子供だけ避難など避難するのに、さまざまな方法があり、家族全員が一緒に出来たら良いのに、そんな簡単にはいかないのが悔しいと思います。
災害によって家族がバラバラになることは「もう一生会えない気がして嫌」と思っても当然です。
そのような状況でもそれぞれの場所で一生懸命生きている人達を本当に尊敬します。
私はそのような経験をしたことがないから辛さが分からないし、分かったらいけないことだと思いますが、できることはしたいと思いました。
森松明希子さんの話を聞いて、福島県を超えても放射線は止まらないと思いますが、福島県の原発から20〜30kmの範囲の人だけが強制避難をするということは間違えていると思います。
日本の政府は被災者のことを守ろうとしているようで、全く守っていないと感じました。今でも苦しんでる人がたくさんいるのに必死になって色々な対策をしているとは思えません。だから私達が動くべきだと考えました。
今回の講義を聞いて、命の大切さや一瞬の判断で生死が決まること、色々な避難の仕方があり、今も苦しんだり悩んだりしている人がたくさんいるということを学び、私も何か出来ることは全力でしたいし、一緒にたたかいたいと思いました。
今回教えていただいた話を家族に話して少しでも多くの人が原発の事を知ったら良いなと思いました
感想文が届きました。素晴らしい感想文やご意見に感謝です。
2021年2月3日(水)3.11避難者による「自然環境と防災Ⅰ」の授業「福島からの避難者の『今』」@兵庫県立舞子高校で環境防災科1年生の皆さまにお話しさせていただきました。
【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑩】原子力の緊急事態宣言の存在は、もう解除されている、と思い込んで、ないと思っていました。

【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑩】
私が一番頭に残っていることは、原子力緊急事態宣言は解除されていないことです
今は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が注目されていて、気をつけないといけないなと思いますが、原子力の緊急事態宣言の存在は、もう解除されている、と思い込んで、ないと思っていました。
このことから、限られている範囲の緊急事態宣言の存在は、細かい情報があまり入ってこず、世界または日本など、規模が大きな緊急事態宣言はテレビでも細かい情報を伝えたり、特集で放送されたりしています。
どんな緊急事態でも存在があることは同じように扱ってもらいたいです。
お話に関して、振り返ると沢山の疑問が出てきました。
今福島の汚染地域に住んでいらっしゃる方は今回のお話を聞いて、どのような反応を感想が出てくるのか、 他都道府県に避難することは許さない、非国民だと福島の方々は本当に思っているのか、反対に福島からの避難者を受け入れている都道府県の方々は受け入れることに関してどう思っているのか、など、私たちからの目線ではなく、他の方達の目線から見てこのお話はどのように感じるのかという疑問が出てきました。
中にはこのお話に対して反対の意見を持つ方もいらっしゃると思うのですが、どんな意見であっても反対意見を持つことは良いことだと思うのですが、自分が反対の意見を持っているだけでお話をしてくれた方に対して罵声を浴びせたり、悪く言うのは違うと思いました。
今回のお話のことについて、ネットで調べてみると一般の方の感想欄のところに反対意見を書いているだけならいいのですが、お話をしてくれた方に対しての悪口のようなものがある感想がありました。
私はその時一生懸命話をしてくれた方に対して失礼だと思いました。
この感想を読んだことにより、森松さんが話してくださったことをどのように受け止めるべきかが分からなくなってしまいました。今回のお話でメモをした内容を見返すと、森松さんが地震が起きている最中も、 その後も大変だったことがよく分かります。私は森松さんのお話を聞いてとても心に響いたし、初めて知ることもあってとても勉強になりました。
感想文が届きました。素晴らしい感想文やご意見に感謝です。
2021年2月3日(水)3.11避難者による「自然環境と防災Ⅰ」の授業「福島からの避難者の『今』」@兵庫県立舞子高校で環境防災科1年生の皆さまにお話しさせていただきました。
【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑨】「原発からの身の守り方を誰も知らない」と聞いた時、その通りだと思いました。

【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑨】
私は森松さんのお話を聞いて、今までとは違う視点で東日本大震災を知ることができました。
今までは神戸市民として、東日本大震災について考えたり、知ろうとしていました。
また、東日本大震災と聞くと「津波」というイメージがありました。
私が小学生、中学生の時の授業でも「津波」についての話がほとんどでした。
ですが、今回は「福島第1原子力発電所事故」についてお話を聞くことができました。
東日本大震災は「津波」だけではなく、「原発」によっても被害を出したととても大きな災害だったのだと感じました
「原発からの身の守り方を誰も知らない」と聞いた時、その通りだと思いました。
原発からどうやって身を守ればいいのかわからない中、人々は色々な手段で自分や家族を守ろうとしました。
福島県から遠く離れた県に、家族全員で避難した人、母子避難、父子避難という形をとった家庭。
あるいは、これらができず、そのまま住み続けている人。
正解がない中、人々が行動している時、政府は強制避難区域を指定したり、緊急事態宣言を出すなどしか行っていません。
それを聞き、国の代表が国民を危険にさらしたにも関わらず、その後は何もしていないにも等しい政策しか行わないのはおかしいと思いました。
私は授業で「チェルノブイリ法」というのを知りました。
移住、避難、保養、医療検診等が保障されている法律です。
また、今回のお話にもあったように、国際連合でも決められている基準があります。
これらを参考に、日本でも政策をしてほしいと思いました。
起きてしまったことを隠すのではなく、認めて国民を守ろうと政策を行うのが本来の国のあるべき姿だと、今回のお話を通して考えました。
「避難が非難される」という言葉を聞いた時、とても驚きました。
私は環境防災科に入ったので、周りには誰1人としてこの考えを持つ人がいません。
だからこそ、この言葉を聞いた時はどうして非難する ことができるのか、信じられませんでした。
「避難を非難する人」は きっと他人事と思っているのだと思います。
もし自分が同じ状況にいるとしたら、どんな気持ちになるのか経験した人にしか分からないこともあると思いますが1度考える必要があると思いました。
私たち環境防災科がある意味を新たに見つけることができました。
それは「声を聴く」、です。
他の高校生より被災地を訪れたり、ボランティア活動をする機会が多くあります。
今はなかなか難しいですが、経験した方の「声」を聴き、防災に活かしたり、後の世代に伝えていけるようにしたいです
今回は貴重なお話をありがとうございました。
感想文が届きました。素晴らしい感想文やご意見に感謝です。
2021年2月3日(水)3.11避難者による「自然環境と防災Ⅰ」の授業「福島からの避難者の『今』」@兵庫県立舞子高校で環境防災科1年生の皆さまにお話しさせていただきました。
【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑧】避難民は非国民と非難される。こんな生活があってよいものかと強く思いました。

【3.11避難者の声を聞いた高校1年生の感想文⑧】
私は森松さんのお話で一番印象に残っているのが、「原子力災害からの命の守り方」のお話です。
「原子力災害はコロナとそっくりでなぞっているみたい。」と言われた時、私は困惑しました。
しかし、専門家もおらず一般人はどう対策や避難をするべきかわからないという点を挙げていたときに私は、
確かに、と思いました。
誰に頼っていいのかわからず、メディアで発言している専門家と呼ばれる人たちも意見がバラバラでどれを信じて良いのか分からない。今の私はコロナのニュースを見て、そう思っていました。
だから被曝当時、被曝した方々はこのような気持ちだったのかもしれない、と納得することができました。
また、オリンピックが行なわれることもあり、避難民が非難されることについても考えさせられることがありました。
安全な状態でないから避難せざるを得ないという状況の中、
国や他の人はそれを許さなかったり、不満を言ったりしているという事実に驚かされました。
しかし、私は実際にそれを目にしました。
それは今回の講義のネット記事のコメント欄でした。
記事の内容は事実がほとんどで偏った意見などはありませんでした。
それなのに「ただの転居でしょ。」「補償金のための行動。」「踏ん張って暮らしている人もいる。」「浜通りで普通に生活できている。」などという心ない言葉が30件以上ありました。これを見てとても心が痛くなり、腹が立ちました。
しかし、森松さんはこのような思いに負けず、戦っているのだと強く感じました。
これを通して、もう少し原発での被曝した方々への配慮ができる国になってほしいと思いました。
前にチェルノブイリでの映像を見ました。
そこでは学校や病院側も配慮し、政府もチェルノブイリ法を制定して保養を実施するなど、様々なことが行われていました。
それと比べると、日本はなんて冷たい国なんだと思ってしまいます。
保養などの制度もなく、避難民は非国民と非難される。こんな生活があってよいものかと強く思いました。
原発に関して思うことは、人それぞれだと思います。しかし実際に相方(双方?)で誤解が生まれていると思います。
そのため、私たち環境防災科は森松さんの仰った「実際の声を活かす防災」を実現していかなくてはならないと思います。また、それをするために原発への知識を深めたいと思いました。
最後にこのような実際の声を聞かせていただけた、森松さんに感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。
感想文が届きました。素晴らしい感想文やご意見に感謝です。
2021年2月3日(水)3.11避難者による「自然環境と防災Ⅰ」の授業「福島からの避難者の『今』」@兵庫県立舞子高校で環境防災科1年生の皆さまにお話しさせていただきました。
【公開取材】2021年3月24日(水)20時〜原発事故避難者と福島在住者に今を伺います@クラブハウス

【公開取材】2021年3月24日(水)20時〜@クラブハウス
インタビュアー:青木美希さん(『地図から消される街』)
取材対象者(インタビューされる人たち):
◆鴨下全生(まつき)さん 東京に避難。教皇来日の際にスピーチする1人に選ばれ教皇と抱擁。
◆島明美さん 福島県伊達市の個人被曝線量調査について情報開示請求を行い、日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞を受賞
◆森松明希子 大阪への原発事故避難者。国連でスピーチした。著書に「災害からの命の守り方」など。
上記3人のほか、福島に住む方々、避難した方々のお話を福島県、
大阪、東京を結んで行われます。
https://ios.joinclubhouse.com/event/MRQWBgKN
☆青木美希さんFacebookより
政府は避難者を4万人としていますが、実際は7万人と指摘されています。311が過ぎて報道が一気に減りましたが、実情をお伝えする試みを続けようと思っています。
青木 美希さんの投稿 2021年3月17日水曜日
クラブハウスで避難者の方々と、福島に住む人たちのお話を福島県、大阪、東京を結んで伺い...
☆森松明希子さんFacebookより
【公開取材】2021年3月24日(水)20時〜@クラブハウス
森松 明希子さんの投稿 2021年3月22日月曜日
インタビュアー:青木美希さん(『地図から消される街』)
取材対象者(インタビューされる人たち):
◆鴨下全生(まつき)さん 東京に避難。教皇来日の際にスピーチする1人に選ばれ教皇...
《福島原発事故》自主避難を「自己責任」と切り捨てられた母子避難者の苦悩と闘い@週刊女性PRIME(2021年3月23日号)

《福島原発事故》自主避難を「自己責任」と切り捨てられた母子避難者の苦悩と闘い@週刊女性PRIME
(2021年3月23日号)
https://www.jprime.jp/articles/-/20283?fbclid=IwAR2pmISmcgaom8DPuMV7XscseLM_9BGbF73nr6rbviWdTWDotZ1bPcq0c4o
【こどけん通信】原発震災から10年 どこにいても 何を選んでも つながる🌸「誰の子どもも被ばくさせない」未来をめざしてー森松 明希子ほか(2021年3月春号)
《原発震災から10年 どこにいても 何を選んでも つながる》というテーマで、どの記事も必読です‼

『こどけん通信』19号 完成しました! これからも、皆さんと一緒にがんばります。鋭意発送中です。定期発送の方には月末までにはお届けできると思います。
ご注文はkodoken2@gmail.comへ。1冊300円、送料140円です。
🐝 🌷 🌼 🌷 🐝 🌷 🌼 🌷
『こどけん通信』19号
原発震災から10年
どこにいても 何を選んでも
つながる
🌸10年の月日の中で
ー渡辺 一枝
🌸「誰の子どもも被ばくさせない」
未来をめざして
ー森松 明希子
🌸「私たち」の記録を綴る
『3.11 みんなのきろく みやぎのきろく』が未来につなぐもの
ー鴫原 敦子
🌸連載7 知りたがりの怒りんぼに笑いながらなろう!
ボロボロの原発とグダグダの東電
ーおしどりマコ
🌸どこで暮らしても 私たちはつながる
「避難者」であり続けることの意味
ー岡田めぐみさん
🌸事実を知り公開する、記録として残す、備える
チェルノブイリから福島へ
測り続けることの意味
ー伏屋弓子さん
🌸測定所より
「ハウスダスト」を測ってみると
ー青木 一政
(こどけん通信 編集責任者・石田伸子さんFacebook記事・写真より引用ここまで)

温かい色の春らしい表紙☆いつも熟読しています(^^)
森松 明希子さんの投稿 2021年3月21日日曜日
今回、拙稿を寄稿させていただきました。感謝です♡
できるだけ多くの皆さまに #こどけん通信 は愛読してほしいです❣
#誰の子どもも被ばくさせない
子どもたちの声は一体どこに届いているのでしょうか?一人ひとりの尊厳が守られ、大切にされる社会になってほしい。
当時0歳と3歳は10歳と13歳。…ということは、例えば当時10歳と13歳だったお子さんは、20歳と23歳ということです。大人の10年と子どもたちの10年は全然違う。この10年経過したら「大人」になった子どもたちの声は一体どこに届いているのかしら?誰がその声を聞き届けたのかしらと思わない日はありません。
一人ひとりの尊厳が守られ、大切にされる社会になってほしい。
2021.3.20
【訴訟学習会のご案内】2021年3月20日(土) 14時~15時30分『千葉訴訟(一陣)控訴審判決について ~判決文の分析と解説~』講師:白倉弁護士(関西訴訟弁護団)@ZOOM(リモート/無料)

原発賠償関西訴訟の応援団・KANSAIサポーターズからの訴訟学習会のお知らせです!
………… 訴訟学習会のご案内…………
KANSAIサポーターズでは、毎月第3土曜日に訴訟学習会を開催しています。
このところ、コロナ禍のためZoomを使ってオンラインで開催しています。
2月19日、国と東電双方を相手取った集団訴訟では3つ目の高裁判決が出ました。千葉訴訟一陣の控訴審判決です。
一審地裁判決を覆し、国の責任を認める判決でした。しかし、本当に原告の訴えは認められたのでしょうか・・・
今回は、千葉訴訟(一陣)東京高裁判決の内容について、関西弁護団の白倉弁護士に分析・解説をしていただきます。
■今回のテーマ■
千葉訴訟(一陣)控訴審判決について
~判決文の分析と解説~
講師:白倉典武弁護士(関西訴訟弁護団)
■日時■
2021年3月20日(土)
14時~15時30分
※この後、関西訴訟原告・弁護士・支援者による情報交流会があります。
学習会だけのご参加も歓迎です。
■Zoom参加ご希望の方■
kansaisapo@gmail.com
上記アドレス宛に、
件名:◆3月20日訴訟学習会参加希望◆
メールアドレス、氏名、所属団体等(あれば)をご記入の上、お申込みください。
折り返し、ZoomミーティングID,パスワードをお知らせします。
【NONUKES voice(ノーヌークスヴォイス)vol.27】「被ばくからの自由」という基本的人権の確立を求めて 東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子

3.11発売のNONUKES voice(ノーヌークスヴォイス)vol.27に、6頁に渡り原発賠償関西訴訟原告団代表・
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子氏が寄稿させて頂きました📝
【3.11避難者の声】
ずっと事実を伝え続ける尊敬する方々とともにあの日から10年経っても #終わっていない福島原発事故 を今日も明日も伝え続ける「場」があること、「本」があることに感謝です。
#言論の自由 #出版の自由 #日本国憲法21条
#被ばくからの自由
ぜひお手に取ってご覧ください。
※できるだけ多くの皆様にお知らせおねがいします。
3.11発売のNONUKES...
森松 明希子さんの投稿 2021年3月10日水曜日
2021年3月17日(水)3.11避難者情報交換・意見交流会Cafe IMONIKAI@大阪市立社会福祉センターのご案内

毎月大阪で、たとえ参加者が少なくても、
必要としている避難者がいる限り、
細く長く必要な形でつづけています。
2012年夏~毎月1回、一日お部屋を開放し、
自由に避難者が集える「場」を参加者みんなで作ります。
過去の交流会の様子はコチラ
サンドリメンバーも、
毎回、一度も欠かさず通っている避難者たちがいます。
とても自由な雰囲気で、
避難者が震災のこと、避難のこと・・・
本当の思いを各々自由に話せる
3.11避難当事者がホッとできる素敵な「場所」です。
初めての方も安心してご参加下さい。
何も話さなくても、聞くだけの方もおられます。
色々な情報も得られますし、また、避難者の思いも、
ご支援の方々に伝えることも出来ますし、
本当にオススメ出来る交流会の一つです。
ご都合のつく方は是非ご参加ください。
【避難者交流会Cafe IMONIKAIのご案内】
日 時:2021年3月17日(水)
10:30~15:00
(途中からの参加、途中退室も可能です)
※飲み物は各自でご用意ください。
お昼をまたぐ方は、昼食も各自でご用意ください。
場 所:大阪市立社会福祉センター
(地下鉄「谷町九丁目」駅、近鉄「大阪上本町」駅11番出口)
参加費:無 料
差し入れ大歓迎♪
参加対象者:3.11避難者&3.11避難者に心をお寄せくださる方ならどなたでも大歓迎☆
お申込み: 特に不要です。
《ご参加の際の注意点とお願い》
(1)当日はご自宅で検温の上、風邪の症状(37.5度以上の発熱、喉の痛み、咳、強い倦怠感)や味覚嗅覚障害などがあれば、参加をお控えください。
(2)入室する際には事前の手洗いや消毒をお願い致します(入口に消毒用のジェルを置いておきますのでお使いください)。
(3)マスク着用をお願い申し上げます。
(4)発声等による飛沫感染防止のため、座席の配置はできるだけ間隔を空けるようにお願い致します。
(5)万が一、感染者が発生した場合に備えて、リストに参加者の皆さまのお名前、及びご連絡先(メールアドレス、お電話番号)をご記入いただきます。
(6)皆さまからの差し入れは本当にありがたく、お心遣いにいつも感謝しております。ただ感染予防のため、今回は大皿での食べ物のシェアを避けたいと思います。差し入れして下さる場合は、個別包装のものをお願いできれば嬉しいです。
今後の予定: 2021年)、4月22日(木)、5月18日(火)、6月15日(火)
お問合せ:sandori2014@gmail.com
サンドリ【3.11避難者交流カフェイモニカイ】係
主 催:東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream (略称:サンドリ)
協 力:大阪市ボランティア・市民活動センター(大阪市社会福祉協議会)
2017年4月から、サンドリが主催を引き継ぐこととなりました。
カフェイモニカイは7年くらい続いていますが、
いまだに芋煮がふるまわれると思われている人々に遭遇しますが・・・
「芋煮」は出てきません(;^_^
3.11東日本大震災および福島原発事故避難者の「居場所」です。
タブー一切なし、何でも話して大丈夫です。
話すこと、会話することで、つながることで、
見えてくること、困りごとの解決への糸口も見つかったりするなど色々・・・
当日お目にかかれる皆さま方、応援くださる皆さま方、
どうぞよろしくお願いしますm(__)m
参加者全員が3.11避難者のために出来るボランティア参加です(^^)
主に、初めて参加の方や避難してきて間もない方へ、
先に避難してきて参考になったことなど、
避難者にとってのお役立ち情報などの提供など、
出来る範囲で背伸びせず、出来る事を担ってただけましたらと思っています。
☆3.11避難者の皆さまへ☆
何かお手伝い出来る事はないかしら?
避難してきた自分に出来ることはないかしら?
支援頂いた約10年間に感謝して今度は自分にできる社会へのご恩返しはないかしら?
とお考えの避難者の皆さん、
是非、お手伝い参加のご協力、お願いいたします。
参加しながら、徐々にお手伝い参加ということも可能です。
(というより、ほぼ、参加者と変わりないような参加の形態ですので、
特別難しいことは何もありません。)
当日は、サンドリメンバーがいますので、
お気軽にお声がけください(^^)


【産経新聞】[自主避難者の10年 東日本大震災] 被曝避け、命守る権利 森松明希子さん(2021.3.14 )

【自主避難者の10年 東日本大震災】
被曝避け、命守る権利 森松明希子さん(47)
目に見えない脅威に突然奪われた日常。
コミュニティーや意見が分断され、感染者や自粛で苦しむ人たちが「自己責任」とバッシングされる。
「私たちが10年前から感じ、経験した構図と同じ。
だからこそ自分自身が持っている権利と、命の守り方を考えてほしい」
大阪市内のホールで1月下旬、新型コロナウイルス感染症と東京電力福島第1原発事故による避難経験を重ね合わせ、聴衆に語りかけた。福島県郡山市から大阪市へ母子避難を続ける当事者として、各地で講演や裁判を通じ、避難の現状や被曝(ひばく)を避ける権利について訴える活動を続けている。
震災から10年。
「毎日が『避難を続ける』という選択と判断の連続。漫然と生きた日はなかった」
郡山市の自宅で3歳の長男、生後5カ月の長女と震度6の地震に遭い、避難所で約60キロの距離にある福島第1原発の事故を知った。
テレビは「直ちに健康に影響はありません」と繰り返し伝えた。
しかし、情報は断片的で不十分だった。
不安と恐怖は募り、外遊びや買い物での外出をためらう息苦しい生活が続いた。
夫と話し合い、平成23年5月、大阪への母子避難を決断した。
「『津波てんでんこ』の言葉があるように、
身が危険にさらされれば逃げる権利や選択が認められると思っていた。
でも、被曝に関してはそうではなかった」
避難指示区域外の自主避難者を「ヒステリック」と非難する声、その声を気にして「隠れ避難」をする人、いじめ…。多くの違和感や理不尽を目の当たりにした。
一方で、「国内避難民」という言葉も知った。
国連の定義では、災害や紛争を避けるため居住地を離れることを余儀なくされた人を指し、
国による保護や避難に関する権利を認める必要性が明確に示されている。
「私たちも国内避難民。子供たち世代のためにも言うべきことを言わねば」
25年9月、国と東電に事故の真相解明や避難の権利の正当性を求める訴えを起こし、
200人超の関西訴訟原告団の代表になった。
さまざまな事情や立場から声を上げられない人の分まで訴え続けなければいけないと思ったからだ。
避難者の会「Thanks&Dream」(通称・サンドリ)代表も務め、講演活動などを続けるなか、
30年3月、転機が訪れた。スイス・ジュネーブの国連人権理事会で避難当事者として行ったスピーチだ。
「放射能から逃れ、健康を享受することは基本的原則です。
しかし、日本政府は市民を守る施策はほとんど実施してこなかった」
得意ではない英語を練習し、原発事故から7年がたっても残る避難の現状を訴えた。
4カ月後には参考人として呼ばれた参議院の復興特別委員会で
「避難の権利」という基本的人権の確立の必要性を語った。
避難を続ける人、避難しなかった人、避難したが戻った人。原発事故の被災者の選択は一様ではなく、意見や考え方も異なる。
しかし。
「誰もが原発事故を含めた災害で同じ立場になる可能性がある中、黙っていては社会は何も変わらない」
柔和な表情の奥に強い信念がにじんだ。
(杉侑里香)
WEB記事はこちら
【自主避難者の10年 東日本大震災】被曝避け、命守る権利 森松明希子さん(47)
https://www.sankei.com/affairs/news/210314/afr2103140003-n1.html
2021年3月13日(土)・3月14日(日)特集上映&避難者トーク企画 「3.11を改めて考える~原発問題を中心に~」@シアターセブン(大阪・十三)

シアターセブンHPより
特集上映&避難者トーク企画
「3.11を改めて考える~原発問題を中心に~」
開催日
2021年3月13日(土)・14(日)
イベント内容
2011年3月11日に発生した東日本大震災より10年が経ちます。
ここ関西でも、多くの避難者を受け入れ、被災地支援・避難者支援・脱原発など、様々な活動が展開されてきましたが、いまだ明らかにならない問題も多いまま、原発問題・避難者への対策・被ばく対策など、不十分なまま、風化が進んでいます。
3.11関連の映画・映像作品も数多くとられましたが、十分に観る機会がないままの作品も多い状況です。
10年という節目に原点に立ち返り、被災者・避難者の声に耳を傾けながら、作品をみて考える特集上映を一年かけて行っていきます。
各回上映後には、監督や出演者をはじめゲストをお迎えしてのトークも、リモートを活用しながら開催予定です。
<協力:東日本大震災避難者の会 Thanks &Dream (代表:森松明希子)、関西平和映画祭実行委員会>
上映作品
福島原発の歴史を学ぶ
『「知事抹殺」の真実』
事故発生当時を振り返る
『東電テレビ会議 49時間の記録』
声をあげる人達の声を聴く
『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』(2012年の様々な活動)
『終の住処を奪われて』(2013年に提訴された国と東電の責任を問う裁判を描く)
上映スケジュール
3/13(土) 11:00 『終の住処を奪われて~福島原発被害東京訴訟~』
上映後リモートトーク
ゲスト:遠藤大輔監督、鴨下祐也さん(福島原発被害東京訴訟・原告団長、工学博士)
槙奈緒美さん(原発賠償ひょうご訴訟原告、福島県富岡町から避難)、
小林雅子さん(原発賠償京都訴訟原告、福島県福島市から避難)
13:40 『東電テレビ会議 49時間の記録』
上映後リモートトーク
ゲスト:添田孝史さん(科学ジャーナリスト)
3/14(日) 10:30 『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』
上映後トーク
テーマ「2021年から2012年を振り返る」
ゲスト:高垣博也監督、長谷川羽衣子さん(グリーン・ニューディール政策研究会事務局長、元緑の党共同代表)他
13:30 『「知事抹殺」の真実』
上映後リモートトーク
ゲスト:安孫子亘監督
司会:森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団長)
16:00 『終の住処を奪われて~福島原発被害東京訴訟~』
上映後リモートトーク
テーマ「世界とつながり、未来を拓くには」
ゲスト:上前昌子さん(台湾への避難者)、鴨下全生さん(本作出演の鴨下家長男)とご家族
司会:森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団長)
料金
一律:1,500円
特集内・2作目以降割引:1,300円
会員:1,200円
※『東電テレビ会議』のみ
一律:1,800円
特集内・2作目以降割引:1,600円
会員:1,500円
※チケットは両日程とも、3/6(土)より販売開始。
詳細は シアターセブンのHPをご確認くださいm(__)m
2021年3月13日(土)・3月14日(日)特集上映&避難者トーク企画 「3.11を改めて考える~原発問題を中心に~」@シアターセブン(大阪・十三)

シアターセブンHPより
特集上映&避難者トーク企画
「3.11を改めて考える~原発問題を中心に~」
開催日
2021年3月13日(土)・14(日)
イベント内容
2011年3月11日に発生した東日本大震災より10年が経ちます。
ここ関西でも、多くの避難者を受け入れ、被災地支援・避難者支援・脱原発など、様々な活動が展開されてきましたが、いまだ明らかにならない問題も多いまま、原発問題・避難者への対策・被ばく対策など、不十分なまま、風化が進んでいます。
3.11関連の映画・映像作品も数多くとられましたが、十分に観る機会がないままの作品も多い状況です。
10年という節目に原点に立ち返り、被災者・避難者の声に耳を傾けながら、作品をみて考える特集上映を一年かけて行っていきます。
各回上映後には、監督や出演者をはじめゲストをお迎えしてのトークも、リモートを活用しながら開催予定です。
<協力:東日本大震災避難者の会 Thanks &Dream (代表:森松明希子)、関西平和映画祭実行委員会>
上映作品
福島原発の歴史を学ぶ
『「知事抹殺」の真実』
事故発生当時を振り返る
『東電テレビ会議 49時間の記録』
声をあげる人達の声を聴く
『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』(2012年の様々な活動)
『終の住処を奪われて』(2013年に提訴された国と東電の責任を問う裁判を描く)
上映スケジュール
3/13(土) 11:00 『終の住処を奪われて~福島原発被害東京訴訟~』
上映後リモートトーク
ゲスト:遠藤大輔監督、鴨下祐也さん(福島原発被害東京訴訟・原告団長、工学博士)
槙奈緒美さん(原発賠償ひょうご訴訟原告、福島県富岡町から避難)、
小林雅子さん(原発賠償京都訴訟原告、福島県福島市から避難)
13:40 『東電テレビ会議 49時間の記録』
上映後リモートトーク
ゲスト:添田孝史さん(科学ジャーナリスト)
3/14(日) 10:30 『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』
上映後トーク
テーマ「2021年から2012年を振り返る」
ゲスト:高垣博也監督、長谷川羽衣子さん(グリーン・ニューディール政策研究会事務局長、元緑の党共同代表)他
13:30 『「知事抹殺」の真実』
上映後リモートトーク
ゲスト:安孫子亘監督
司会:森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団長)
16:00 『終の住処を奪われて~福島原発被害東京訴訟~』
上映後リモートトーク
テーマ「世界とつながり、未来を拓くには」
ゲスト:上前昌子さん(台湾への避難者)、鴨下全生さん(本作出演の鴨下家長男)とご家族
司会:森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団長)
料金
一律:1,500円
特集内・2作目以降割引:1,300円
会員:1,200円
※『東電テレビ会議』のみ
一律:1,800円
特集内・2作目以降割引:1,600円
会員:1,500円
※チケットは両日程とも、3/6(土)より販売開始。
詳細は シアターセブンのHPをご確認くださいm(__)m
2021年3月13日(土)13時30分~16時 オンラインシンポジウム「3.11 から10年 東日本大震災と福島第一原発事故から私たちは何を学ぶのか」@大阪弁護士会(参加無料・要申込み)

大阪弁護士会災害復興支援委員会(共催;近弁連災害復興支援協議会)では、
3月13日(土曜日) 13時30分から16時(すぎまで)の予定で、
シンポジウム
「3.11から10年 東日本大震災と福島第一原発事故から私たちは何を学ぶのか」
を開催します。
ZOOMでのウェビナーでの開催です。参加費は無料。
まだ10年ですが、それでも10年。
ここまでを改めて振り返り、被災と避難の実情と課題をしっかり受け止め、自分ごととして考えるために、関西・大阪から、発信します。
第一部講演
「被災者支援法制―東日本大震災後の10年と今後の課題」
講師 関西大学社会安全学部教授 山崎 栄一 氏
第二部 座談会
「福島第一原発事故から関西に避難して~災害から命と暮らしをどう守るのか」
コーディネーター 兵庫県弁護士会会員 津久井 進 弁護士
<被災者>
森松明希子 氏(中通り:郡山市からの避難者)
井上美和子 氏(浜通り:南相馬市からの避難者)
<支援者>
久一千春 氏(KANSAIサポーターズ)
<弁護士>
白倉典武 氏(災害復興支援委員会次期委員長、福島第一原発賠償訴訟関西弁護団事務局長)
<助言者>
山崎 栄一 氏(関西大学社会安全学部教授)
第一部は、憲法と被災者法制の専門家で、被災者総合支援法を提唱されている関西大学の山崎栄一教授の講演。
第二部は、福島原発事故と被曝からのがれる権利を議論する関西のオールスターキャストが、
津久井進弁護士の掌の上で、縦横に語り合います。
あまりに面白くて終わらないのではないかということだけを心配しています。
3.11から様々に関わってきた方、あのときはまだ何もできなかったけれど大切にしたいという方、
この区切りに再度考えようという方などなど、是非ご参加ください。
お申し込みは、事前にこちらからお願いします。
http://www.osakaben.or.jp/event/2021/2021_0313.php?fbclid=IwAR3rhAhkHB_FBR-MDoSwzjssGdDvkwY0eX1RjfKxyOOOASbrrjxZ0L-ITX4
3.11避難者のおはなしは森松明希子さんと井上美和子さん
■森松明希子(もりまつ・あきこ)さん
2011年3月11日、福島県郡山市在住中に
東日本大震災に被災、0歳と3歳の2児を連れて同年5月に大阪市へ母子避難。
原発賠償関西訴訟原告団代表・原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表を務める。
また、東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰、
国連や国会などで 精力的に避難者の声を発し続けている。
2018年3月19日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ(http://goo.gl/Y7z72s)
帰国後、7月11日、参議院東日本大震災復興特別委員会にて参考人として陳述。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/196/0152/19607110152006.pdf
2018年3月ジュネーブで開かれた国連人権理事会にてスピーチ
2019年10月31日「黒田裕子賞」受賞
著書:「災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー」
<https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-21793-2.jsp>(2021年・文芸社)
「母子避難、心の軌跡 」
<http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ha/0676.html>(2013年・かもがわ出版)
共著:「3.11避難者の声〜当事者自身がアーカイブ〜」、
『red kimono 福島原子力発電所事故からの避難者たちによるスピーチ、手紙、そして避難手記 ・
A speech,letters and memoirsby evacuees from Fukushima 』
発言:「知って被ばくすることと何も知らされずに被ばくさせられることは
全然意味が違うのです」
「被ばくを避け健康を享受することは基本的人権です」
「放射能は県境では止まらない」
「『避難の権利』は『平和のうちに生きる権利』なのです」
「被ばくからまぬがれいのちと健康が守られる権利の大切さを世界のみなさんに伝えたい」
「『避難』は『保養』の最たるものです」
「自主避難ではなく『自力避難』ではないですか?」
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・
原発賠償関西訴訟原告団代表・
原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表
(福島→大阪・2児を連れて母子避難中)

【おはなし隊】は、
3.11避難者・被災者のお話し・講演情報を随時掲載しております。
情報をお寄せ下さい。
また、お話しの機会をご支援・ご提供くださいm(__)m
↓
メール sandori2014@gmail.com
【毎日新聞】東日本大震災・原発事故問題「映像で考える3.11」大阪・十三上映とトーク@2021年3月13・14日シアターセブン

告知記事が毎日新聞(2021.3.12朝刊)に掲載されました!
3.11避難者の名前もズラリ!
映画館、映画監督さんと映像の力をお借りして、映像で3.11から10年をふりかえりともに考える企画です。
皆さまのご参加とご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)一同

シアターセブンHPより
特集上映&避難者トーク企画
「3.11を改めて考える~原発問題を中心に~」
開催日
2021年3月13日(土)・14(日)
イベント内容
2011年3月11日に発生した東日本大震災より10年が経ちます。
ここ関西でも、多くの避難者を受け入れ、被災地支援・避難者支援・脱原発など、様々な活動が展開されてきましたが、いまだ明らかにならない問題も多いまま、原発問題・避難者への対策・被ばく対策など、不十分なまま、風化が進んでいます。
3.11関連の映画・映像作品も数多くとられましたが、十分に観る機会がないままの作品も多い状況です。
10年という節目に原点に立ち返り、被災者・避難者の声に耳を傾けながら、作品をみて考える特集上映を一年かけて行っていきます。
各回上映後には、監督や出演者をはじめゲストをお迎えしてのトークも、リモートを活用しながら開催予定です。
<協力:東日本大震災避難者の会 Thanks &Dream (代表:森松明希子)、関西平和映画祭実行委員会>
上映作品
福島原発の歴史を学ぶ
『「知事抹殺」の真実』
事故発生当時を振り返る
『東電テレビ会議 49時間の記録』
声をあげる人達の声を聴く
『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』(2012年の様々な活動)
『終の住処を奪われて』(2013年に提訴された国と東電の責任を問う裁判を描く)
上映スケジュール
3/13(土) 11:00 『終の住処を奪われて~福島原発被害東京訴訟~』
上映後リモートトーク
ゲスト:遠藤大輔監督、鴨下祐也さん(福島原発被害東京訴訟・原告団長、工学博士)
槙奈緒美さん(原発賠償ひょうご訴訟原告、福島県富岡町から避難)、
小林雅子さん(原発賠償京都訴訟原告、福島県福島市から避難)
13:40 『東電テレビ会議 49時間の記録』
上映後リモートトーク
ゲスト:添田孝史さん(科学ジャーナリスト)
3/14(日) 10:30 『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』
上映後トーク
テーマ「2021年から2012年を振り返る」
ゲスト:高垣博也監督、長谷川羽衣子さん(グリーン・ニューディール政策研究会事務局長、元緑の党共同代表)他
13:30 『「知事抹殺」の真実』
上映後リモートトーク
ゲスト:安孫子亘監督
司会:森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団長)
16:00 『終の住処を奪われて~福島原発被害東京訴訟~』
上映後リモートトーク
テーマ「世界とつながり、未来を拓くには」
ゲスト:上前昌子さん(台湾への避難者)、鴨下全生さん(本作出演の鴨下家長男)とご家族
司会:森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団長)
料金
一律:1,500円
特集内・2作目以降割引:1,300円
会員:1,200円
※『東電テレビ会議』のみ
一律:1,800円
特集内・2作目以降割引:1,600円
会員:1,500円
※チケットは両日程とも、3/6(土)より販売開始。
詳細は シアターセブンのHPをご確認くださいm(__)m
【MBS NEWS】終わらない“自主避難” 大阪で10年の避難生活を過ごす母子...福島に残る夫(MBSニュース)

終わらない“自主避難” 大阪で10年の避難生活を過ごす母子...福島に残る夫(MBSニュース)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/29f11013b4bee83d20501b3d343ef629978b0ddf
震災に伴って起きた東京電力福島第一原発の事故。福島県の調べでは避難者は今も3万人以上いて、森松明希子さん(47)もその1人です。
森松さんは福島県の「中通り」という地域にある福島県郡山市で被災しましたが、原発事故で避難指示は出されませんでした。しかし放射線量が高くやむなく避難した人たちは、いわゆる『自主避難者』とされ、補償などの面で大きなハンデを負っています。ふるさとに帰れず大阪で避難生活を続けている森松さんを取材しました。
大阪市に住む森松明希子さん。10年前、福島県郡山市から2人の子どもと共に自主避難してきました。
(森松明希子さん)
「毎日が避難を続けることの連続であって、10年の節目ってよく言われるんですけれど、たぶん被災している人や避難している人にとっては節目ってあまりないと思うんですね。」
森松さんは、放射線の被ばくが子どもの健康に与える影響を考え、夫を福島県に残して、親戚がいる大阪市に避難しました。
(森松明希子さん 2013年取材時)
「目の前の子どもたちの健康を守るために避難しているから、目の前に子どもがいるから我慢もできるんですけれど。夫は避難生活を続けさせるために働いて、その守るべき子どもは目の前には普段いないわけですから、どうやって精神状態を保ってるのかなと思う。」
2013年に取材したこの日は、月に一度、家族に会うために大阪にやってくる夫・暁史さんと一緒に、放射線の内部被ばくを調べるホールボディーカウンターの検査を受けました。
検査からの帰り、途中の駅で夫は電車を降り、福島県に戻ります。
(森松明希子さん)
「一時、本当に悩んだ時があったんです。お父さんが福島に帰るたびに泣かれると、何か悪いことしているような気持ちにもなるんですよね。」
(夫・暁史さん)
「(奥さんの方はどうだったと?)たぶん、大変だったと思いますよ。子ども2人抱えて、ちっちゃいのを。(大阪と福島の二重生活については?)まあもう向こうに生活基盤できちゃったら帰って来ないよねっていう形ですよね。今さら転校なんてできないですよね言葉も違うし。」
森松さんは“放射線の被ばくを避けて健康に暮らす権利を認めてほしい”と、国と東京電力を相手に損害賠償を求める集団訴訟の原告になり闘っています。
(森松明希子さん)
「被ばくを避ける権利というのは誰にでもあるからですよ、というのを常にメッセージを送るようにしていれば、だんだん言っていることが、避難するべきだって言っている発言ではないということに気づいてもらえる。たまたま(私は)避難できただけで、避難したくてもできなかった人の問題が浮上してくる。」
原発事故から10年が経った福島県内では、放射線量の数値も下がり、元の暮らしが戻ったように見えます。しかし山林の除染は手つかずのままで、まだ放射線量の高い『ホットスポット』も見受けられます。
今年2月に福島県郡山市内で行われていた民間団体による甲状腺検査の様子。原発事故が起きた当初、県民がどれだけ放射線に被ばくしたかの詳細はわかっておらず、子どもが甲状腺がんを発症する不安が常につきまといます。民間団体が提供している甲状腺のエコー検査には今でも福島県内に住む親子が何組も訪れます。
(森松明希子さん)
「自主避難と言われているけれども、やっぱりウチは避難を続けるという選択をずっと重ねている10年であったし、この先も向こう10年は子どもたちが成人するまでは避難を続けるかなという。」
森松さんの自主避難10年と今の福島の様々な問題を描いた「映像’21:終わらない“自主避難”~福島県中通りの家族たち~」は3月28日深夜0時50分から放送です。
【ハンギョレ新聞@韓国】 東日本大震災から10年…「放射能の中に戻るわけにはいかない」(2021年3月10日)

【ハンギョレ新聞@韓国】
東日本大震災から10年…「放射能の中に戻るわけにはいかない」(2021年3月10日)
[東日本大震災から10年]
夫は職場のある福島に…妻と子どもたちは大阪へ
「原発離散家族」森松家を通じて見た東日本大震災
「原発からの避難を選択した瞬間『社会的マイノリティ』になった」
(写真)森松明希子さんは東日本大震災から2カ月後の2011年5月、生後5カ月の娘と3.11歳の息子を連れて福島から約600キロ離れた大阪に避難し、10年間生活している。写真は2013年夏頃、森松さんが息子(5歳、一番右)、娘(2歳)と共に撮ったもの=森松さん提供//ハンギョレ新聞社
「放射能から子どもたちを守る代わりに、家族が共に暮らす普通の暮らしを奪われた」
福島県郡山市の住民だった森松明希子さん(47)は「母子避難」移住者だ。2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、福島で働く夫だけを残し、子どもたちを連れて大阪に移り住んだ。今年10歳になった娘の年齢がこの家族の避難期間と同じだ。震災当時3歳だった息子は中学生になった。
森松さんは最近、ハンギョレとの書面インタビューで、「自ら避難することを選んだ瞬間、『社会的マイノリティ』になった」と語った。「マイノリティになったことで、人権侵害に気づくようになり、声を出さなければなかったことになるかもしれないと思って」日本と国際社会に向かって原発被害者として発信し続けている。
大震災後、復興庁の集計によると、福島を離れた避難者は今年2月基準で4万1241人という。避難者とは大震災で住居を移したが、福島に戻る意思がある人を指す。社会的差別や偏見のため避難事実を隠し、政府が実態をきちんと把握できない事例も多く、実際の避難者数はさらに多いものとみられる。ハンギョレは森松家を通じて、東日本大震災後10年間の「原発災害」の被災者たちの苦しみと日本社会の姿を振り返ってみる。
「あの日」の午後2時46分、東北地方宮城県沖の深さ24キロでマグニチュード9.0の大地震が発生した。日本で地震観測が始まって以来最大規模だった。高さ10メートルを超える津波が押し寄せ、福島や宮城、岩手など太平洋沿岸の町を飲み込んでいった。福島第1原発も津波に襲われ、原子炉内核燃料棒が溶け出すメルトダウン(1~3号機)と爆発が起きた。放射性物質が大気や海に大量に流出した。1986年の旧ソ連のチェルノブイリ事故以来、最悪の原発事故だった。昨年12月時点で、死者1万5899人、行方不明者2527人、災害後に健康が悪化したり自殺した「災害関連死者」3767人を合わせると、犠牲者は2万2193人にのぼる大惨事だった。
当時、森松明希子さんは福島県郡山市のマンション8階で生後5カ月の娘と平凡な1日を過ごしていた。夫は出勤し、3歳の息子は幼稚園に通っていた。「揺れが始まり、地震だと直感しました。揺れが激しくなり、家具が倒れ、食器や電化製品がまるで飛んでいるように見えた」。命の危険を感じた森松さんは娘の頭を抱え、食卓の下に身を隠した。配水管が破裂したのか、リビングと部屋に水が流れ始めた。ためらう暇もなく、娘をおんぶして8階の階段を駆け下りた。4人家族の生活の場が廃墟となってしまった。
(写真)//ハンギョレ新聞社
自宅近くに臨時で部屋を探して生活していた森松家は、事故から2カ月後、子どもたちの故郷である郡山市からの移住(避難)を決めた。「2人の子どもにとっては事実上の監禁生活でした。虐待かもしれないと思いましたが、放射能に露出させるわけには行けませんでした」。外遊びがしたいとせがむ息子を連れて、たまに車で2~3時間離れた公園に行くのが精いっぱいだった。
その頃、町では外から帰ってきた子供たちが鼻血を出したという話が聞こえた。水道水が汚染され、福島だけでなく、遠く離れた関東地方の茨城、千葉、東京でも母乳から放射性物質が出たというニュースが相次いだ。「ニュースを見た瞬間、鳥肌が立ちました。震災の後も汚染水を飲み続け、娘に授乳もしていたのに、何の情報もありませんでしたから」。森松さんは「子どもに申し訳なく、涙が止まらなかった」と話した。
郡山市は福島第1原発から内陸へ60キロ離れている。政府の基準によると、必ずしも避難しなければならない地域ではない。事故当時、日本政府は原発から20キロ以内、放射線量の高い地域には40キロほどまで避難指示を出した。危険の兆しがいたるところに現れており、政府が順次避難を支援してくれると信じていたが、実際は違っていた。政府はむしろ「復興」「頑張ろう」というスローガンを強調した。「ますます避難を言い出せない空気になっていきました。もう我慢できないと思いました」。悩んだ末、会社勤めの夫を一人残し、3歳の息子と5カ月の娘を連れて大阪に引っ越した。夫が子どもたちに会いに来るには、交通の便の良い大都市がいいと思ったからだ。
夫は子どもたちと月に一度くらい会う。福島で仕事を終え、金曜日の夜に夜行バスに乗って土曜日の朝、大阪に到着する。子どもたちが5~6歳までは父親と離れるたびに泣いていた。子どもたちに、なぜ家族が離れて暮らさなければならないのかを十分に説明する必要があった。父親と一緒にいる時間は短いが、外で何の心配もなく走り回っている子どもたちを見ると、避難してよかったと思っている。
10年が経ったが、森松さんは「まだ福島には戻れない」と話す。「(放射能の被ばくを)恐れることなく、健康に生きたいと願うのは人間の基本的権利」なのに、「被ばくから子どもたちを守るためには、事故地点から離れるしかない」と、森松さんは語る。
最初は「原発避難者」という状況を人々に繰り返し説明するのが苦痛に思えた。政府が指定した避難指示区域外に住んでいた彼女は、「避難する必要もないのに、大げさに騒ぐのではないか」、「政府支援など他の目的があるのではないか」という視線を感じていた。口には出さないが、そういう空気はすぐに読み取れた。「私は放射能ノイローゼの人ではありません。政府は放射能汚染をよく見ず、一方的に“線引き”をしました」。森松さんはそのような状況から逃げなかった。避難してきた自分の家族ではなく、政府が過ちを犯したと堂々と話した。
日本政府は、「強制避難」といわゆる「自主避難」(避難指示区域ではないのに危険を感じて自発的に避難した人)にそれぞれ異なる支援をするなど差別した。お金が絡んだことで、避難者の間にも軋轢が生じた。自主避難者の中には、自分が福島から来たことを隠す人が増え、支援を受けられず、生活がさらに苦しくなる“悪循環”に陥る人も多くなった。「原発で事故が起きると空気や土地、山、海など放射性物質がいたるところに広がります。放射線被ばくは夥しく(おびただしく)広範囲の被害です。責任を負わなければならない政府が線引きをしたことで、被害は縮小(矮小化)されました」
森松さんは「10年間、日本政府は全く変わっていない」と話す。「今も自分たちの過ちを隠し、『復興』と『福島への帰還』を強調している」というのだ。実際、日本政府は、平成26年4月の田村市都路地区を皮切りに、放射線量が高く人が住めない「帰還困難区域」を除き、多くの場合、避難指示区域を解除した。しかし、NHKの報道によると、今年1月時点で、避難を解除された11市町村に住民票を登録した住民のうち、実際の居住者は31.6%にとどまっている。70%ほどが帰還をためらっていることを意味する。日本政府は、避難解除地域の住民が帰還しなければ「強制避難」ではなく「自主避難」とみなし、支援を減らしたり廃止した。
森松さんは避難に止まらず、行動に出ることにした。2013年9月、彼女は別の避難者たちと共に関西地域の弁護士らの支援を受け、政府や東京電力を相手に損害賠償訴訟を起こした。彼らは当時記者会見で「福島原発事故の被害を受けたすべての人々は事故前の『普通の暮らし』を取り戻すため、国と東京電力の責任を明確にし、個人の尊厳を回復する」と宣言した。関西のみならず、現在、全国で約30件の損害賠償訴訟が行われている。東京電力の元経営陣に対する刑事処罰は、2019年に一審で無罪が言い渡され、現在二審が行われている。
森松さんは2014年9月に「サンクス・アンド・ドリーム」(Thanks & Dream、通称サンドリ)という東日本大震災避難者の会を立ち上げた。母子避難という言葉が流行るほど数が多く、同じ境遇の母親同士がたびたび会っていたのが集まりになった。災害から3年が経ち、避難者の間にも様々な変化が生じた。福島に戻ったり、福島を離れて避難を続けたり、離婚する夫婦もいた。「避難者の今を知らせたかっただけです。私達の声が集まって、必要な政策が作られればと思いました」。同会は今も運営されており、避難者のニーズと実態、困難を分かち合うプラットフォームとなった。
2018年8月、森松さんはスイスのジュネーブの国連人権委員会で英語で演説した。彼女は国際社会に対し、福島や東日本の人々、特に子どもたちを放射線被ばくから守ってほしいと訴えた。彼女は今も福島の被ばく問題を知らせることができるなら、どこにでも駆けつける。街角や学校、討論会で自分の経験を語り、マスコミのインタビューにも応じている。今年1月には著書『災害からの命の守り方-私が避難できたわけ』も出版した。機会があれば、原発問題で悩む韓国人とも話し合ってみたいと、彼女は語る。日本にはない韓国の「国家人権委員会」に対しても関心を持っている。平凡な主婦だった森松さんにとっては驚くべき変化だ。
「私は避難者の権利だけを主張しようとしているわけではありません。原発は世界のいたるところにあります。『放射線被ばくからの自由』ということが世界に知れ渡り、基本的人権として確立してほしいですね。それでこそ、『放射能災害(核災害)』から人々を守ることができると思います」。「原発避難者」の森松さんが、今日もたくましく避難生活に耐えている理由だ。
キム・ソヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/986104.html
韓国語原文入力:2021-03-100 2:45
訳H.J
(記事引用ここまで) ※下線文はサンドリ加筆。
※出来るだけ多くの人に広めてくださいm(__)m
韓国語:http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/986104.html
日本語:http://japan.hani.co.kr/arti/international/39369.html?fbclid=IwAR2_vf-x8SO9CcOwhvBAgiMTI9df3odRu8mXAbXq_yhSTg38p3A2m6sItAc
【京郷(キョンヒャン)新聞@韓国】2021年3月9日 「福島の避難10年は、離れても地獄、とどまっても地獄です」福島の避難民関西訴訟団代表の森松明子インタビュー

https://m.khan.co.kr/view.html?art_id=202103091652001&code=970203&fbclid=IwAR1Onr9Wb92L4DT5j8c8z6UuGnDWXi8C2le7I6Oe7Hp9bTcdPgZ88TYNQzw
「福島の避難10年には、離れても地獄、とどまっても地獄です」
ギムユンナヨン記者
2021.03.09 16:52
福島の避難民 原発賠償関西訴訟原告団代表の森松明希子インタビュー
(写真)福島の2011年3月11日の大地震の後の避難民となった森松明希子と子ども。
森松明希子(森松明希子・47)は、2011年の東日本大震災当時、福島県郡山(郡山)の際に住んでいた。10年前の大地震が彼の人生を丸ごと変えた。家を失う離散家族になった。地震発生2カ月ぶりに3歳、5ヶ月の子供を連れて大阪(大阪)に避難した。内科医である夫は、まだ福島で働いて、彼女は脱核活動家になった。
森松は、地震が起きた2011年3月11日を生々しく覚えている。その日の朝、息子を幼稚園に送り、8階建ての家で、生後5ヶ月の娘と一緒にいた。地面が大きく揺れながら家が崩れ始めた。水道管が破裂し、錆びた小麦色の水が部屋にあふれ入った。四方から食器や電子製品が飛んできた。このままでは死ぬかもしれないと、ただ思った。娘を背負って必死に外に出た。
夕方になってようやくたどり着い4人家族が集まった。家族みんな無事だったが、街並みは凄惨だった。建物が崩れ、道路が陥没した。塀崩れ割れた窓ガラスの破片が距離にノルブロた。避難する車にガソリンスタンドが長蛇の列を成した。人々が去っていた。津波が見えた福島原発から放射能が漏れたというニュースは、後でニュースを見て分かった。
一ヶ月程度は夫が働いていた病院で宿泊しました。距離についた部屋には、「がんばろう」、「復興」のような言葉が書かれていた。皮肉だと思った。放射能は目に見えない。水と地が汚染されたはずなのに、水道水で放射能が検出されたという報道を見ても、その水を飲むしかなかった。生後5ヶ月の娘に母乳を与える痛みを伴う決断を下した。
2011年5月に大阪に避難した後も痛みは続いた。地震当時原子炉4基が破損されたし、その中の2基爆発した。政府は、事故直後、原発の半径20㎞地域11市町村(市町村)8万8000人に避難指示を出した。過去10年間、そのうちの4つの地域の避難指示を解除して避難民5万2000人余りを返し送り、「復興拠点」まで指定来年春から追加で避難民を返送する計画を立てた。再び福島に戻りたくない避難民にはきれいでない視線があふれた。
彼女は原子力発電所は、清潔で安全だと思っていた。コンピュータで完全に制御できるものと思っていた。
しかし、福島の惨事後に考えが変わった。原子力は「夢のエネルギーではなく、失策」であった。
彼女は「福島原発事故の被害の本質は、被ばくの問題」とした。
「被ばくから逃れる権利」のためにたたかい始めたのもこのためだ。彼女は地震の影響を受ける浜に発電所54個を立てた日本では、「いつでも、福島の惨禍が繰り返されることができる」と述べた。
原発事故の被害者は、2013年9月、日本政府と東京電力を相手に損害賠償請求訴訟を起こした。彼女は「日本政府は、真実を究明して、被害者を救済し、責任を負わなければならない」と述べた。彼女は関西(關西)地方に避難した原告240人を代表している。避難民は、政府に真実究明と被害者救済・補償を要求しているが、訴訟は7年以上、大阪地方裁判所に係属している。
森松は、過去10年間、日本政府が福島の教訓を実現できなかったと述べた。彼女は「政府は汚染地域への帰還政策のみ注力している」とし「汚染水を処理することができ、汚染土壌を除去土壌、放射能被害を噂の被害(虚偽の情報による被害)と呼び、世論を制御した」と批判した。また、汚染水放流は「恥ずかしい行為」と「恥知らず日本政府に代わって世界の人々に謝罪したい」と語った。
日本は東日本大震災10年の今年7月に開かれる予定の東京オリンピックを「復興五輪」にする構想をしている。しかし、彼は安倍晋三(安倍晋三)元首相が五輪を誘致し、福島の事故現場を置いて「アンダーコントロール(統制された)」としたことについて、「制御されているのは、原発ではなく、世論とメディア」と述べた。森松を4日から9日までeメールでインタビューした。
(写真)森松明希子が昨年2月21日、大阪地裁で開かれた日本政府と東京電力を相手にした損害賠償請求訴訟の裁判期日に出席した後、訴訟団を相手に説明会を開いて、裁判の経過を説明している。 大阪|森松明希子提供
■「避難しても地獄、とどまっても地獄」
-福島大惨事後、10年間どのように過ごしたか。
「被爆からの自由、避難する権利を訴える日々だった。 福島の住民は、「避難しても地獄、とどまっても地獄だ。 避難しても何の保障も保護もないので苦しかった。 避難民はいじめられるか,差別されている。とどまった人々も目に見えない放射能と引き続き向き合わなければならない。 被ばく防護対策や制度もないのに、低線量放射能にさらされ続ける」。
-日本政府の避難民支援策はどうだったか。
「政府は"強制避難民"と"自主避難民"を分けて差別支援した。 少数の「強制避難民」にだけ賠償金を支給し、人々の間に分裂が生じた。 汚染とは関係なく政府が任意で強制避難区域を線引き、それ以外は自発的避難と名付けて人々に「避難しなくてもいいのに、わざわざ避難した」印象を与えた。 私の周辺には甲状腺癌にかかった人もいるが、因果関係を証明できなくて苦労している。」
-福島出身の避難民はどのように差別を受けているか。
「避難したという事実を隠して生きていかなければならないような社会的雰囲気がある。 「復興」「頑張ろう東北」「日本は一つ」といったスローガンで全体主義を強要する。 避難事実を隠す人が増え、「隠れた避難者」という言葉も生まれた。 経済的に困窮している人、トラウマに悩まされる人が続出している。 トラウマを言おうとしても非難されるに決まっていて、まともに言えない。 この悪循環が一番つらかった。 被ばくを避けようとして、自らや子どもたちの健康を守るために避難したのに、その理由を一つ一つ説明しなければならないのも苦しかった」。
森松が住んでいた郡山市は福島原発から60キロ離れて強制避難区域に指定されなかった。 家を失い被ばくを避けて離れたが、政府の支援は受けられなかった。 彼女は「地震·津波による自然災害、原子力災害という人災による避難民は国内避難民(Internally Displaced Persons)に該当する」と述べた。 国内避難民とは「自宅又は日常的居住地から強制的又は義務的に逃避し、又は去ることとなった人々」である。 国連の国内避難に関する指導原則では武装紛争、暴力状況、人権蹂躙だけでなく自然災害や人工災害の被害で失郷した人も国内避難民と見ている。
-なぜ、政府を相手に集団訴訟を起こしたのか。
「福島原発事故被害の本質は被ばくの問題だ。 私たちは望まない被ばくを避ける権利がある。 避難した人だけの権利を主張するのではない。 世界のすべての人々に通じる生命権と健康権という基本的人権を言うのだ。 日本国憲法は「平和のうちに生存する権利」を保障する。 しかし、日本政府はこの10年間、市民を被ばくから守ろうとする政策をほとんど行っていない。 真実を究明し、被害者を救済し、政府が責任を負わなければならない。
(写真)菅義偉日本の首相が昨年9月26日、2011年3月の東日本大震災当時、爆発事故が出た福島第1原発を訪問し、作業が進行中の現場を見学している。福島|教徒連合ニュース
■汚染水·除去土壌·うわさ被害…巧妙な世論統制
-福島に先月13日、マグニチュード(M)7.3の地震がまた起きた。
「日本は地震列島だ。 海に囲まれているため地震後津波が来る。 日本国内にある54の原発はすべて海辺に建てられている。 いつでもどこでも福島の惨禍を繰り返すことになる。 人々は原発が爆発しても簡単に逃げられるとあまりにも信じている。 実際には、逃げられない。 人々は被ばくの危機感があまりにもないようだ。同じ過ちを繰り返し、環境を汚染し続ける判断を恥ずかしく思う」。
-日本が最近、福島原発の汚染水を海に放流しようとしているが。
「平然と地球環境を汚染させる厚かましい政府に代わって世界の人々に申し訳ないと謝罪したい。東京電力や政府は、希釈して放流するとしたが、それは本当に恥ずかしいです。世界の皆さんに申し訳ないと謝罪したい。」
-日本政府は「汚染水」ではなく「処理水」と呼ぶ。
「まるで処理が終わって放射能のないきれいな水になったと誤解させる表現だ。 日本メディアは「汚染土壌」も「除去土壌」と言い換える。 福島原発近くに住んでいた住民の被害も、「噂の被害(風評被害、風評被害)」という。 被害者の訴えを「根拠のないデマ」と暗示するのだ。 客観的な汚染の根拠がデータで現れても、うわさで片付ける魔法の単語を使い、放射能汚染事実、住民の被ばく事実をタブー視する。 言論を封鎖して人々の口をふさいでいる. 安倍晋三元首相が東京オリンピックを誘致する際、福島原発について'アンダーコントロール'という言葉を使ったが、本当に制御(アンダーコントロール)されているのは、世論であり、国民の言論だ。」
- 日本で再び原発を増やそうという動きがある。
「同じ過ちを繰り返して、核災害による被害者が再び生じる間違った選択だと思う。実際に被害があり、なかったことにすることはできない。」
【関連記事】菅首相、福島原発の汚染水を手にし「飲んでもいいですか?」
(写真)福島県二本松市の道路が先月14日、土砂崩れで倒壊した土に覆われている。気象庁は、前日福島県沖で規模7.3の強い地震が発生したと発表した。二本松| AP連合ニュース
■「被ばくからの自由」は基本権
-韓国にも原発が多い。
「原発事故が起きれば周辺境界、国境を越えて無差別に放射能が広がる。 政府は、原発が健康に及ぼす影響は科学論争で押し付け、因果関係が証明されるまで責任を負わないという態度を取る。 福島事故の責任を問われている国と東京電力の態度がこれを如実に表している」。
-原発で「安い電気」を作ることができるという主張がある。
「原発は一度事故を起こせば賠償や環境汚染対策で費用が大きくなる。 日本政府が被害地域と被害者を矮小化したことで、賠償を渋っているだけだ。 被害者救済の費用を切り捨てながら、『安い』と主張するのは不誠実で詐欺的だ」。
--今後の活動計画は…。
「目標は被ばくからの自由という基本権を確立することだ。 そうしてこそ今後起こり得る核発電、核兵器、核実験のようなすべての核災害から人々が「平和のうちに生存する権利」を守ることができる。 私はこの権利が確立するまで、世界中の皆さんと連帯したい。 どうか福島原発被害の実情を知り、私たちが持つ健康を享受する権利を放棄せず、あきらめずに一緒に歩いてください」。
(記事の引用はココまで)
☆翻訳は3.11同じく福島県郡山から台湾へ避難した経験のある上前昌子さんのご協力によります☆ありがとう☆
※韓国、そして世界の皆様に届きますよう、できるだけ多くの方にお知らせくださいm(__)m
※語学の得意な方は、どうかあなたの得意な言語に翻訳してできるだけ多くの皆さまに被害の実相を知らせてください。
福島原子力惨禍における国内避難民からの10年後の心からのお願いですm(__)m
【ラジオ聞き逃し配信】2021年3月8日(月)『コロナ禍で迎える東日本大震災10年~2時間スペシャル』原発賠償関西訴訟原告団代 森松明希子さん@ニュースなラヂオ(MBSラジオ)
2021年3月8日(月)19時〜21時 ニュースなラヂオ「コロナ禍で迎える東日本大震災10年~2時間スペシャル」@MBSラジオ

(ニュースなラヂオHPより)
2021年3月8日(月)19時〜21時 ニュースなラヂオ@MBSラジオ
に20時半〜のテーマ「原発事故」のところで、
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子氏が出演します!
https://www.mbs1179.com/ima/
【コロナ禍で迎える東日本大震災10年~2時間スペシャル】
東日本大震災と福島原発事故から10年。
新型コロナウイルスの感染拡大という
新たな困難に直面する今、
3・11を考える2時間の枠大放送です。
7時台は「コロナ」と「災害避難」がテーマ。
矢野宏キャスターの家族が
新型コロナに感染した体験談や、
緊急事態宣言解除、変異株、ワクチン、五輪など、
気になる諸問題について、
関西福祉大学教授の勝田吉彰さんとともに考えます。
福本晋悟アナウンサーは、津波から命を守るカギとなる
防災無線について取材・報告します。
8時台は「原発事故」がテーマ。
原発作業員の取材を続けてきた上田崇順アナウンサーの報告と、
福島県から大阪に母子避難を続けている
森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表)の出演です。
番組への質問、震災10年の思いなど、
リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。
(番組HPより引用)
☆リスナーの皆さんからのメールをお待ちしています、とのこと。
ぜひぜひ皆さまのご意見、送ってくださいませm(__)m
※できるだけ多くの皆さまにお知らせください。
#原発賠償関西訴訟 #原発避難 #母子避難 #原発事故
3.11避難者のおはなしは森松明希子さん
■森松明希子(もりまつ・あきこ)さん
2011年3月11日、福島県郡山市在住中に
東日本大震災に被災、0歳と3歳の2児を連れて同年5月に大阪市へ母子避難。
原発賠償関西訴訟原告団代表・原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表を務める。
また、東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰、
国連や国会などで 精力的に避難者の声を発し続けている。
2018年3月19日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ(http://goo.gl/Y7z72s)
帰国後、7月11日、参議院東日本大震災復興特別委員会にて参考人として陳述。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/196/0152/19607110152006.pdf
2018年3月ジュネーブで開かれた国連人権理事会にてスピーチ
2019年10月31日「黒田裕子賞」受賞
著書:「災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー」
<https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-21793-2.jsp>(2021年・文芸社)
「母子避難、心の軌跡 」
<http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ha/0676.html>(2013年・かもがわ出版)
共著:「3.11避難者の声〜当事者自身がアーカイブ〜」、
『red kimono 福島原子力発電所事故からの避難者たちによるスピーチ、手紙、そして避難手記 ・
A speech,letters and memoirsby evacuees from Fukushima 』
発言:「知って被ばくすることと何も知らされずに被ばくさせられることは
全然意味が違うのです」
「被ばくを避け健康を享受することは基本的人権です」
「放射能は県境では止まらない」
「『避難の権利』は『平和のうちに生きる権利』なのです」
「被ばくからまぬがれいのちと健康が守られる権利の大切さを世界のみなさんに伝えたい」
「『避難』は『保養』の最たるものです」
「自主避難ではなく『自力避難』ではないですか?」
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・
原発賠償関西訴訟原告団代表・
原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表
(福島→大阪・2児を連れて母子避難中)

【おはなし隊】は、
3.11避難者・被災者のお話し・講演・登壇情報を随時掲載しております。
情報をお寄せ下さい。
また、お話しの機会をご支援・ご提供くださいm(__)m
↓
メール sandori2014@gmail.com
2021年3月7日(日)オンライントークイベント「避難者が語る福島原発事故 今とこれから」3.11避難者登壇@東京・教文館


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
オンライントークイベント 共催:きらきら星ネット
「避難者が語る福島原発事故 今とこれから」 無料配信
2021年3月7日(日)15:00-17:00
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
◆出演◆
鴨下 全生
森松 明希子/原発賠償関西訴訟原告代表※
英 隆一朗 神父/カトリック麴町教会主任司祭
信木 美穂(司会)
※鴨下 全生 かもした・まつき
福島県いわき市出身の18才。原発事故のため8才で東京へ避難を余儀なくされる。2019年3月ヴァチカンへ招かれフランシスコ教皇に謁見、以来実名で避難者としての体験を語る活動をしている。同年11月の教皇訪日の折には〈被災者との集い〉でスピーチし、教皇と再会を果たした。『ひまわりの丘』の詩「パパ」のモデル。
※森松 明希子 もりまつ・あきこ
2011年、福島県郡山市から二人の子どもを連れて関西に母子避難。以来、原発賠償関西訴訟原告代表としての裁判活動や「避難の権利」などの問題を訴える講演活動を全国各地で続けている。2021年1月『災害からの命の守り方 私が避難できたわけ』を上梓。
※英 隆一朗 はなふさ・りゅういちろう
カトリック麹町教会主任司祭(イエズス会神父)。2011年以降カトリック教会による宮城県釜石市などの被災地支援に携わる。福島原発避難者支援活動を行う〈きらきら星ネット〉顧問、〈認定特定非営利活動法人カリタス釜石〉理事。
♡出来るだけ多くの皆様にお知らせ下さい。
オンライントークインベントそのものURLはないそうです。ご視聴は下記の通り👀
↓
当日、きらきら星ネットのFBページとミホプロジェクトTOPページで流します。
https://www.facebook.com/kirakiraboshinetjapan/
ミホプロジェクト
https://mihoproject.wordpress.com
3.11避難者のおはなしは森松明希子さんと鴨下全生さん
■森松明希子(もりまつ・あきこ)さん
2011年3月11日、福島県郡山市在住中に
東日本大震災に被災、0歳と3歳の2児を連れて同年5月に大阪市へ母子避難。
原発賠償関西訴訟原告団代表・原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表を務める。
また、東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰、
国連や国会などで 精力的に避難者の声を発し続けている。
2018年3月19日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ(http://goo.gl/Y7z72s)
帰国後、7月11日、参議院東日本大震災復興特別委員会にて参考人として陳述。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/196/0152/19607110152006.pdf
2018年3月ジュネーブで開かれた国連人権理事会にてスピーチ
2019年10月31日「黒田裕子賞」受賞
著書:「災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー」
<https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-21793-2.jsp>(2021年・文芸社)
「母子避難、心の軌跡 」
<http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ha/0676.html>(2013年・かもがわ出版)
共著:「3.11避難者の声〜当事者自身がアーカイブ〜」、
『red kimono 福島原子力発電所事故からの避難者たちによるスピーチ、手紙、そして避難手記 ・
A speech,letters and memoirsby evacuees from Fukushima 』
発言:「知って被ばくすることと何も知らされずに被ばくさせられることは
全然意味が違うのです」
「被ばくを避け健康を享受することは基本的人権です」
「放射能は県境では止まらない」
「『避難の権利』は『平和のうちに生きる権利』なのです」
「被ばくからまぬがれいのちと健康が守られる権利の大切さを世界のみなさんに伝えたい」
「『避難』は『保養』の最たるものです」
「自主避難ではなく『自力避難』ではないですか?」
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・
原発賠償関西訴訟原告団代表・
原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表
(福島→大阪・2児を連れて母子避難中)

【おはなし隊】は、
3.11避難者・被災者のお話し・講演情報を随時掲載しております。
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2021年3月6日 仏クリラッド主催のシンポジウムに3.11避難当事者が登壇しました
2021年3月6日(土)19:00〜21:00【ゲストトークあり】原発メルトダウン事故のドキュメンタリー『変身ーMetamorphosis』オンライン上映&ダイアログにて3.11避難者トーク

2021年3月6日(土)19:00〜21:00
下記のオンライン上映&ダイアログで
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表の森松明希子氏が
お話をさせていただけることになりました。
2018年3月、国連人権理事会に同行してくださった
グリーンピース・ジャパンの鈴木かずえさんとトークでご一緒に登壇です(^^)
皆さまも、よろしければご一緒しませんか?
▼タイムスケジュール
19:00 イントロダクション
19:05 『変身 - Metamorphosis』オンライン上映
20:10 トークセッション 鈴木かずえさん
20:30 ダイアログ
20:45 避難者のメッセージ 森松明希子さん
21:00 終了
〜〜〜終了後【出入り自由】フリートークあり〜〜〜
※ 領収書はPeaitxでの申込後の「お申込み詳細」のメールの本文中の「領収データ」をクリックすると領収書が表示されます。
※ コンビニATM支払いは受け付けておりません。
※ お客様都合による当日キャンセルは受付けておりません。
▼トークゲスト
鈴木かずえ
グリーンピース・ジャパン
森松明希子
東日本大震災避難者の会Thanks&Dream主宰
浦野真理
URL(ユニバーサルリサーチラボ)代表
【ゲストトークあり】原発メルトダウン事故のドキュメンタリー『変身ーMetamorphosis』オンライン上映&ダイアログ https://url-2021-0306.peatix.com/ @PeatixJPより
3.11避難者のおはなしは森松明希子さん
■森松明希子(もりまつ・あきこ)さん
2011年3月11日、福島県郡山市在住中に
東日本大震災に被災、0歳と3歳の2児を連れて同年5月に大阪市へ母子避難。
原発賠償関西訴訟原告団代表・原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表を務める。
また、東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰、
国連や国会などで 精力的に避難者の声を発し続けている。
2018年3月19日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ(http://goo.gl/Y7z72s)
帰国後、7月11日、参議院東日本大震災復興特別委員会にて参考人として陳述。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/196/0152/19607110152006.pdf
2018年3月ジュネーブで開かれた国連人権理事会にてスピーチ
2019年10月31日「黒田裕子賞」受賞
著書:「災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー」
<https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-21793-2.jsp>(2021年・文芸社)
「母子避難、心の軌跡 」
<http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ha/0676.html>(2013年・かもがわ出版)
共著:「3.11避難者の声〜当事者自身がアーカイブ〜」、
『red kimono 福島原子力発電所事故からの避難者たちによるスピーチ、手紙、そして避難手記 ・
A speech,letters and memoirsby evacuees from Fukushima 』
発言:「知って被ばくすることと何も知らされずに被ばくさせられることは
全然意味が違うのです」
「被ばくを避け健康を享受することは基本的人権です」
「放射能は県境では止まらない」
「『避難の権利』は『平和のうちに生きる権利』なのです」
「被ばくからまぬがれいのちと健康が守られる権利の大切さを世界のみなさんに伝えたい」
「『避難』は『保養』の最たるものです」
「自主避難ではなく『自力避難』ではないですか?」
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・
原発賠償関西訴訟原告団代表・
原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表
(福島→大阪・2児を連れて母子避難中)

【おはなし隊】は、
3.11避難者・被災者のお話し・講演情報を随時掲載しております。
情報をお寄せ下さい。
また、お話しの機会をご支援・ご提供くださいm(__)m
↓
メール sandori2014@gmail.com
2021年3月6日(土)19:00〜21:00【ゲストトークあり】原発メルトダウン事故のドキュメンタリー『変身ーMetamorphosis』オンライン上映&ダイアログにて3.11避難者トーク

2021年3月6日(土)19:00〜21:00
下記のオンライン上映&ダイアログで
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表の森松明希子氏が
お話をさせていただけることになりました。
2018年3月、国連人権理事会に同行してくださった
グリーンピース・ジャパンの鈴木かずえさんとトークでご一緒に登壇です(^^)
皆さまも、よろしければご一緒しませんか?
▼タイムスケジュール
19:00 イントロダクション
19:05 『変身 - Metamorphosis』オンライン上映
20:10 トークセッション 鈴木かずえさん
20:30 ダイアログ
20:45 避難者のメッセージ 森松明希子さん
21:00 終了
〜〜〜終了後【出入り自由】フリートークあり〜〜〜
※ 領収書はPeaitxでの申込後の「お申込み詳細」のメールの本文中の「領収データ」をクリックすると領収書が表示されます。
※ コンビニATM支払いは受け付けておりません。
※ お客様都合による当日キャンセルは受付けておりません。
▼トークゲスト
鈴木かずえ
グリーンピース・ジャパン
森松明希子
東日本大震災避難者の会Thanks&Dream主宰
浦野真理
URL(ユニバーサルリサーチラボ)代表
【ゲストトークあり】原発メルトダウン事故のドキュメンタリー『変身ーMetamorphosis』オンライン上映&ダイアログ https://url-2021-0306.peatix.com/ @PeatixJPより
2021年3月6日(土)14時〜16時30分 社会を変えるのは私だ@大阪グリーン会館で原発賠償関西訴訟の森松明希子氏も登壇(YouTube配信あり)

https://kakusinkon.com/archives/2735より
2021年3月6日(土)14時〜16時30分
社会を変えるのは私だ@大阪グリーン会館で
原発賠償関西訴訟原告団代表で
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表の森松明希子さん登壇
YouTubeライブ配信もあるそうです!
配信チャンネルはこちら→https://youtu.be/WIRO1HCG4JI
詳細はこちら
3.11避難者のおはなしは森松明希子さん
■森松明希子(もりまつ・あきこ)さん
2011年3月11日、福島県郡山市在住中に
東日本大震災に被災、0歳と3歳の2児を連れて同年5月に大阪市へ母子避難。
原発賠償関西訴訟原告団代表・原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表を務める。
また、東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰、
国連や国会などで 精力的に避難者の声を発し続けている。
2018年3月19日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ(http://goo.gl/Y7z72s)
帰国後、7月11日、参議院東日本大震災復興特別委員会にて参考人として陳述。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/196/0152/19607110152006.pdf
2018年3月ジュネーブで開かれた国連人権理事会にてスピーチ
2019年10月31日「黒田裕子賞」受賞
著書:「災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー」
<https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-21793-2.jsp>(2021年・文芸社)
「母子避難、心の軌跡 」
<http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ha/0676.html>(2013年・かもがわ出版)
共著:「3.11避難者の声〜当事者自身がアーカイブ〜」、
『red kimono 福島原子力発電所事故からの避難者たちによるスピーチ、手紙、そして避難手記 ・
A speech,letters and memoirsby evacuees from Fukushima 』
発言:「知って被ばくすることと何も知らされずに被ばくさせられることは
全然意味が違うのです」
「被ばくを避け健康を享受することは基本的人権です」
「放射能は県境では止まらない」
「『避難の権利』は『平和のうちに生きる権利』なのです」
「被ばくからまぬがれいのちと健康が守られる権利の大切さを世界のみなさんに伝えたい」
「『避難』は『保養』の最たるものです」
「自主避難ではなく『自力避難』ではないですか?」
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・
原発賠償関西訴訟原告団代表・
原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表
(福島→大阪・2児を連れて母子避難中)

【おはなし隊】は、
3.11避難者・被災者のお話し・講演情報を随時掲載しております。
情報をお寄せ下さい。
また、お話しの機会をご支援・ご提供くださいm(__)m
↓
メール sandori2014@gmail.com
福島の記録 − 写真と証言で綴る福島 12人の10年 @Greenpeace
https://fukushimatestimony.jp/
福島の記録 ー 福島県郡山市 森松 明希子さん
https://fukushimatestimony.jp/live/5.html
※東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表の森松明希子さんも取り上げられています。
12人の証言、ぜひ、お読みください。
【大阪日日新聞】2021年3月4日(木)「家族一緒」今も奪われー母子で大阪避難が続く森松さんー東日本大震災10年

大阪日日新聞2021年3月4日(木)朝刊
↓↓
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/210304/20210304034.html
https://viewer-data.nnn.co.jp/hv/index_viewer.html?pkg=jp.co.nnn.dainichi.viewer.pc&mcd=H005&npd=20210304&uid=-1&tkn=unknow&pn=2
◆東日本大震災10年◆
「家族一緒」今も奪われ
ー母子で大阪避難が続く森松さんー
東日本大震災で被災し、 福島県から当時3歳の長男 と0歳の長女を連れ、森松明希子さん(47)は大阪市に 避難した。
同県で医師をする夫(50)と離れ、本来ある はずだった家族一緒の時間 は今も奪われている。
放射能汚染がなくなれば帰りたい。
そう願って間もなく10 年。
家族が集うべき「家」 は今も福島にある。(山本圭介)
2011年3月11日、最大震度7の地震が襲った。
森松さんは、福島第1原発から約 60離れた郡山市内の自宅マ ンションで、当時生後5カ月の長女と穏やかな「日常」を過ごしていた。
突然の立って いられないほどの激しい揺れ。
とっさに娘の頭を守るように抱きかかえた。
死を覚悟 したが、幸い2人とも無事。
その日のうちに家族4人で再会した。
■命の水が汚染
避難所での生活が始まって 10日ほどしたころ。ニュースで市内全ての浄水場から、放射性物質が検出されたと耳にした。
「命の水」だと思って飲んでいた水が、汚染されていたと知らされた。
役所から各家庭にペットボ トルの水が配られるわけでもなく、ほかに飲み水はなかった。
その水を飲み、出た母乳を長女に与え、長男の喉が渇けばコップに注いだ。
すぐに 健康に影響は出なくても、 "毒"だと分かって子どもに 与える地獄のような状況だった。
罪悪感のほか、重なるスト レスで精神的に追い詰められた。
それでも福島での生活再建を目指したが、夫が放射性物質の蓄積を心配し、子どもを連れて関西に避難するよう言った。
地震発生の2カ月後、一時的な避難のつもりで京都の妹の家に身を寄せた。
そこで福島第1原発事故の被害の深刻 さをニュースで知り、夫と離れて避難を続ける道を選択した。
今は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、夫とは思 うように会えない。
それまでは夫が月に一度、夜行バスに 乗って大阪に会いに来てくれていたが、森松さんは子どもから夫を引き離して良かった のかと何度も悩んだという。
■健康に生きる
また、国の避難者に対する 施策の不十分さに「声を上げないと、なかったことにされてしまう」と意を決して、 2013年に原発賠償関西訴訟原告団の代表に就いた。
18年にはスイス・シュネー ブの国連人権理事会で、
「私たちに情報は開示されず、無用な被ばくを重ねた。放射能 から逃れ、健康を享受するこ とは、基本的原則です」
とス ピーチ。
放射線被ばくを逃れて健康に生きる権利を「被ばくからの自由」と呼び、侵害されてはならないと強く訴える。
新型コロナの緊急事態宣言が大阪はじめ6府県で解除されたが、11年3月11日に発令された「原子力緊急事態宣言」 は今も解除されていない。
「原発事故さえなければ ⋯」。何度そう思ったか分からない。
「私たち家族にとっては10年間、毎日、避難を続けている状態です。 原発事故 がなければ、福島の暮らしが あった。私は『福島県民』なんです」。
まなざしの先に家 族4人が暮らした大切な福島の姿がある。
【名前のない新聞 2021年3・4月号】『災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー』(森松明希子/著・文芸社)

20210303名前のない新聞3・4月号
名前のない新聞NO.222/2021年3・4月号で、
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子氏の
『災害からの命の守り方ー私が避難出来たわけー』(文芸社)が紹介されました。
名前のない新聞2021年3・4月号で拙著をご紹介いただきました。同紙面には福島原発告訴団の武藤類子団長の素晴らしい4ページにわたる記事も掲載されています✨昨年9月に郡山駅前でご一緒した関久雄さんらの記事も✨内容盛り沢山で読み応えがあります📰
森松 明希子さんの投稿 2021年3月2日火曜日
#名前のない新聞 掲載に感謝です💖
【名前のない新聞 2021年3・4月号】『災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー』(森松明希子/著・文芸社)

20210303名前のない新聞3・4月号
名前のない新聞NO.222/2021年3・4月号で、
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子氏の
『災害からの命の守り方ー私が避難出来たわけー』(文芸社)が紹介されました。
名前のない新聞2021年3・4月号で拙著をご紹介いただきました。同紙面には福島原発告訴団の武藤類子団長の素晴らしい4ページにわたる記事も掲載されています✨昨年9月に郡山駅前でご一緒した関久雄さんらの記事も✨内容盛り沢山で読み応えがあります📰
森松 明希子さんの投稿 2021年3月2日火曜日
#名前のない新聞 掲載に感謝です💖
【サンドリ文庫】私が原発を止めた理由/樋口英明・著/旬報社・刊(2021年3月)

【3.11避難者の声】
『追伸「災害からの命の守り方」読ませていただきました。
経験に基づく法律家から見ても正確な人権論は心を撃つものがありました』
私は裁判所に #被ばくからの自由 (#絶対的被ばく拒否権 #選択的被ばく回避権 #被ばく情報コントロール権 )の権利侵害を訴えているのですが、裁判官経験者の樋口さんからいただいたこのメッセージほど力をいただけるものはないくらいに嬉しいです☆勇気をもって、#10年 で終わりにされない、#基本的人権 の侵害をきっちり訴えていきたいと思います。
#手放してはいけない私たちの人権
#災害からの命の守り方
樋口英明元福井地裁裁判長のこの言葉、大切にします。
このお手紙は、家宝にしようと思います。
今、この本を読んでいます。
#私が原発を止めた理由 #樋口英明
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子Facebookより
『追伸「災害からの命の守り方」読ませていただきました。
森松 明希子さんの投稿 2021年3月5日金曜日
経験に基づく法律家から見ても正確な人権論は心を撃つものがありました』
私は裁判所に #被ばくからの自由 (#絶対的被ばく拒否権 #選択的被ばく回避権 #被ばく情報コントロール権 )の...