東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream (サンドリと呼ばれてます)

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【避難者の感想】映画「小さき声のカノン」・・・「今起きてるのは何なのか」 「私たちになにが出来るのか」母親以外の人にもみてほしい、政治家や行政の人・国会議員さんにもみてほしい映画です。(東京→京都)

映画「小さき声のカノン」の感想が届きました。

【3.11避難者の感想】

原発事故前から、
核・原発・放射能問題の映画を果敢に撮り続けてこられた鎌仲ひとみ監督

原発事故後はあちこちのイベントで、
避難者へのエールを送ってくださっていた鎌仲監督の
事故後はじめての長編映画「小さき声のカノン」。。。
ドキドキしながら観にいきました。

映画を編集中の講演会では、
ご自身のホールボディカウンターの数値が増えてしまった
ことも話され、体調もあまりよくないご様子でしたが、
「絶望的な状況だからこそ希望を描きたいと思ってる」と語られていました。
まさに監督の渾身のドキュメンタリー「小さき声のカノン」は
素晴らしい映画でした!!!

あたたかい眼差しでたくさんのエピソードをつなげながら、避難している人もとどまる
と決めた人も、お母さん達は誰もが登場人物の誰かに共感し自分の映画と思えたことと
思います。

同時に、
「今起きてるのは何なのか」
「私たちになにが出来るのか」

ベラルーシでのていねいな取材をもとに描ききってくれていますので、
母親以外の人にもみてほしいです。
特に放射能のこと・避難者のことを知り、検診や測定や保養に関わってくださっている

政治家や行政の人・国会議員さんにもみてほしい映画と思いました。

  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ベラルーシで避難者の医療にあたられてきた小児科医スモルニコワさんが語る症状は、
私たちが見聞き体験している症状にそのままダブります。

チェルノブイリ原発事故から10年もたちなんの症状もないのに、甲状腺ガンと診断さ
れ、17才で手術し、今ますます体調が悪いという女性の話は、私たちの未来にダブっ
てしまいます。

ベラルーシでは子どもたちの体調がどんどん悪化し、回復させるには保養しかないと気
づいてから保養が始まり、>今でも年間4万5千人の子どもを国内保養に、
年間5万人もの子どもを海外保養に送り出せているそうです。

しかも国内の保養施設…サナトリウム…では、勉強をしながら、安心な食事を食べ、検
診を受け、マッサージや様々な健康法を受けて、体調回復をはかることができるそうで
…描かれている子どもたちは幸せそう、楽しそうでした。

子どものことをこんなに大切にしているベラルーシ…本当に本当にうらやましいです。

でも日本にもなんとか子どもたちを元気にしようと保養してくださっている方達がいる
ことを映画は描いてくれてます。「チェルノブイリへのかけはし」さんです。

心をこめて、細心の注意を払って、つくりあげてる食事を食べ、ひと夏北海道で元気に
遊んで過ごした子どもたちは
尿のセシウムも確実に減っていることも描かれています。
(セシウムをはかろうとこどもの尿をとるのって本当に大変で、そんな様子もさりげな
く描かれていて、そんなところにもいちいち感情移入してみてしまいました)

映画の最後はスモルニコワさんの言葉でした。
「日本には私たちのシナリオは完全にはあてはまりません。まず政府に対話を要求して
ください。日本の人々らしいやり方でやんわりだとしても要求はしなくてはなりません
。とにかくなんでもいいから行動することですよ。」

ベラルーシもまだ苦難の中にいるというのに
日本の私たちへの愛に満ちたメッセージは、たまった疲れを流してくれ、
また頑張る力がわいてきそうと思えました。

東京のお母さんの苦しさまで描いてくれて、監督バッシング受けないかなあなどと心配
になるのは、
東京の汚染がマスコミでもタブーとされる中、屈折してしまったのかなあと振り返りも
しました。

つながることのむずかしさを四年間で知ってしまった私たちも、
勇気と愛を持って作ってくれたこの映画をみたら、もう一回つながりなおしていけるか
もしれないと感じました。

鎌仲監督ありがとうございました!!!

東京から京都への避難者


(2015.6.26)

☆3.11避難者のみなさまへ

東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream (略称:サンドリ)は
映画「小さき声のカノン」を勝手にすすめています。
映画を観られた避難者の皆さん、
是非ご感想をお寄せ下さい。

sandori2014@gmail.com

※タイトルに【避難者の感想】とし、
映画「小さき声のカノン」をご覧になったご感想、
避難を余儀なくされた皆さんの思いをなど、
一言でも何文字でも文字数制限はありません。
【映画「小さき声のカノン」をすすめ隊】係までお寄せ下さい。

頂いた感想は、ブログにアップしたり、展示会、チラシなどに掲載し、
広く世間に原子力災害の避難者の「声」を届けさせていただきます。
(掲載して良いかたちでお送りください。)
思いのある方、どうぞご協力、よろしくお願い致します。

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