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「放射能から避難する権利ー原発避難者の10年ー」(森松明希子)@はらっぱ2021年3月号 特集:『東日本大震災10年と子ども』 (発行/子ども情報研究センター)

はらっぱ2021年3月号 特集:『東日本大震災10年と子ども』
(発行/子ども情報研究センター)
https://kojoken.jp/research/harappa/20210322.html
「放射能から避難する権利ー原発避難者の10年ー」
という内容で東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表の森松明希子さんが寄稿しています。
【3.11避難者の声】
子どもに関わっておられる方はもちろんのこと、子ども時代のなかった人間は世の中に一人もいないと思います。
ぜひ、すべての皆さまに共有してほしい、「基本的人権」、命や健康、生きるということに関する「権利」について、
考察してみました。
#東日本大震災10年と子ども
※できるだけ多くの皆さまにこの情報が届きますように。。。

森松明希子さんFacebookより
はらっぱ2021年3月号...
森松 明希子さんの投稿 2021年3月25日木曜日
《福島原発事故》自主避難を「自己責任」と切り捨てられた母子避難者の苦悩と闘い@週刊女性PRIME(2021年3月23日号)

《福島原発事故》自主避難を「自己責任」と切り捨てられた母子避難者の苦悩と闘い@週刊女性PRIME
(2021年3月23日号)
https://www.jprime.jp/articles/-/20283?fbclid=IwAR2pmISmcgaom8DPuMV7XscseLM_9BGbF73nr6rbviWdTWDotZ1bPcq0c4o
【こどけん通信】原発震災から10年 どこにいても 何を選んでも つながる🌸「誰の子どもも被ばくさせない」未来をめざしてー森松 明希子ほか(2021年3月春号)
こどけん通信19号(2021年3月春号)に東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子さんの寄稿が掲載されました!
《原発震災から10年 どこにいても 何を選んでも つながる》というテーマで、どの記事も必読です‼

『こどけん通信』19号 完成しました! これからも、皆さんと一緒にがんばります。鋭意発送中です。定期発送の方には月末までにはお届けできると思います。
ご注文はkodoken2@gmail.comへ。1冊300円、送料140円です。
🐝 🌷 🌼 🌷 🐝 🌷 🌼 🌷
『こどけん通信』19号
原発震災から10年
どこにいても 何を選んでも
つながる
🌸10年の月日の中で
ー渡辺 一枝
🌸「誰の子どもも被ばくさせない」
未来をめざして
ー森松 明希子
🌸「私たち」の記録を綴る
『3.11 みんなのきろく みやぎのきろく』が未来につなぐもの
ー鴫原 敦子
🌸連載7 知りたがりの怒りんぼに笑いながらなろう!
ボロボロの原発とグダグダの東電
ーおしどりマコ
🌸どこで暮らしても 私たちはつながる
「避難者」であり続けることの意味
ー岡田めぐみさん
🌸事実を知り公開する、記録として残す、備える
チェルノブイリから福島へ
測り続けることの意味
ー伏屋弓子さん
🌸測定所より
「ハウスダスト」を測ってみると
ー青木 一政
(こどけん通信 編集責任者・石田伸子さんFacebook記事・写真より引用ここまで)

《原発震災から10年 どこにいても 何を選んでも つながる》というテーマで、どの記事も必読です‼

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『こどけん通信』19号
原発震災から10年
どこにいても 何を選んでも
つながる
🌸10年の月日の中で
ー渡辺 一枝
🌸「誰の子どもも被ばくさせない」
未来をめざして
ー森松 明希子
🌸「私たち」の記録を綴る
『3.11 みんなのきろく みやぎのきろく』が未来につなぐもの
ー鴫原 敦子
🌸連載7 知りたがりの怒りんぼに笑いながらなろう!
ボロボロの原発とグダグダの東電
ーおしどりマコ
🌸どこで暮らしても 私たちはつながる
「避難者」であり続けることの意味
ー岡田めぐみさん
🌸事実を知り公開する、記録として残す、備える
チェルノブイリから福島へ
測り続けることの意味
ー伏屋弓子さん
🌸測定所より
「ハウスダスト」を測ってみると
ー青木 一政
(こどけん通信 編集責任者・石田伸子さんFacebook記事・写真より引用ここまで)

温かい色の春らしい表紙☆いつも熟読しています(^^)
森松 明希子さんの投稿 2021年3月21日日曜日
今回、拙稿を寄稿させていただきました。感謝です♡
できるだけ多くの皆さまに #こどけん通信 は愛読してほしいです❣
#誰の子どもも被ばくさせない
【NONUKES voice(ノーヌークスヴォイス)vol.27】「被ばくからの自由」という基本的人権の確立を求めて 東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子

3.11発売のNONUKES voice(ノーヌークスヴォイス)vol.27に、6頁に渡り原発賠償関西訴訟原告団代表・
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子氏が寄稿させて頂きました📝
【3.11避難者の声】
ずっと事実を伝え続ける尊敬する方々とともにあの日から10年経っても #終わっていない福島原発事故 を今日も明日も伝え続ける「場」があること、「本」があることに感謝です。
#言論の自由 #出版の自由 #日本国憲法21条
#被ばくからの自由
ぜひお手に取ってご覧ください。
※できるだけ多くの皆様にお知らせおねがいします。
3.11発売のNONUKES...
森松 明希子さんの投稿 2021年3月10日水曜日
【産経新聞】[自主避難者の10年 東日本大震災] 被曝避け、命守る権利 森松明希子さん(2021.3.14 )

【自主避難者の10年 東日本大震災】
被曝避け、命守る権利 森松明希子さん(47)
目に見えない脅威に突然奪われた日常。
コミュニティーや意見が分断され、感染者や自粛で苦しむ人たちが「自己責任」とバッシングされる。
「私たちが10年前から感じ、経験した構図と同じ。
だからこそ自分自身が持っている権利と、命の守り方を考えてほしい」
大阪市内のホールで1月下旬、新型コロナウイルス感染症と東京電力福島第1原発事故による避難経験を重ね合わせ、聴衆に語りかけた。福島県郡山市から大阪市へ母子避難を続ける当事者として、各地で講演や裁判を通じ、避難の現状や被曝(ひばく)を避ける権利について訴える活動を続けている。
震災から10年。
「毎日が『避難を続ける』という選択と判断の連続。漫然と生きた日はなかった」
郡山市の自宅で3歳の長男、生後5カ月の長女と震度6の地震に遭い、避難所で約60キロの距離にある福島第1原発の事故を知った。
テレビは「直ちに健康に影響はありません」と繰り返し伝えた。
しかし、情報は断片的で不十分だった。
不安と恐怖は募り、外遊びや買い物での外出をためらう息苦しい生活が続いた。
夫と話し合い、平成23年5月、大阪への母子避難を決断した。
「『津波てんでんこ』の言葉があるように、
身が危険にさらされれば逃げる権利や選択が認められると思っていた。
でも、被曝に関してはそうではなかった」
避難指示区域外の自主避難者を「ヒステリック」と非難する声、その声を気にして「隠れ避難」をする人、いじめ…。多くの違和感や理不尽を目の当たりにした。
一方で、「国内避難民」という言葉も知った。
国連の定義では、災害や紛争を避けるため居住地を離れることを余儀なくされた人を指し、
国による保護や避難に関する権利を認める必要性が明確に示されている。
「私たちも国内避難民。子供たち世代のためにも言うべきことを言わねば」
25年9月、国と東電に事故の真相解明や避難の権利の正当性を求める訴えを起こし、
200人超の関西訴訟原告団の代表になった。
さまざまな事情や立場から声を上げられない人の分まで訴え続けなければいけないと思ったからだ。
避難者の会「Thanks&Dream」(通称・サンドリ)代表も務め、講演活動などを続けるなか、
30年3月、転機が訪れた。スイス・ジュネーブの国連人権理事会で避難当事者として行ったスピーチだ。
「放射能から逃れ、健康を享受することは基本的原則です。
しかし、日本政府は市民を守る施策はほとんど実施してこなかった」
得意ではない英語を練習し、原発事故から7年がたっても残る避難の現状を訴えた。
4カ月後には参考人として呼ばれた参議院の復興特別委員会で
「避難の権利」という基本的人権の確立の必要性を語った。
避難を続ける人、避難しなかった人、避難したが戻った人。原発事故の被災者の選択は一様ではなく、意見や考え方も異なる。
しかし。
「誰もが原発事故を含めた災害で同じ立場になる可能性がある中、黙っていては社会は何も変わらない」
柔和な表情の奥に強い信念がにじんだ。
(杉侑里香)
WEB記事はこちら
【自主避難者の10年 東日本大震災】被曝避け、命守る権利 森松明希子さん(47)
https://www.sankei.com/affairs/news/210314/afr2103140003-n1.html
2021年3月13日(土)・3月14日(日)特集上映&避難者トーク企画 「3.11を改めて考える~原発問題を中心に~」@シアターセブン(大阪・十三)

シアターセブンHPより
特集上映&避難者トーク企画
「3.11を改めて考える~原発問題を中心に~」
開催日
2021年3月13日(土)・14(日)
イベント内容
2011年3月11日に発生した東日本大震災より10年が経ちます。
ここ関西でも、多くの避難者を受け入れ、被災地支援・避難者支援・脱原発など、様々な活動が展開されてきましたが、いまだ明らかにならない問題も多いまま、原発問題・避難者への対策・被ばく対策など、不十分なまま、風化が進んでいます。
3.11関連の映画・映像作品も数多くとられましたが、十分に観る機会がないままの作品も多い状況です。
10年という節目に原点に立ち返り、被災者・避難者の声に耳を傾けながら、作品をみて考える特集上映を一年かけて行っていきます。
各回上映後には、監督や出演者をはじめゲストをお迎えしてのトークも、リモートを活用しながら開催予定です。
<協力:東日本大震災避難者の会 Thanks &Dream (代表:森松明希子)、関西平和映画祭実行委員会>
上映作品
福島原発の歴史を学ぶ
『「知事抹殺」の真実』
事故発生当時を振り返る
『東電テレビ会議 49時間の記録』
声をあげる人達の声を聴く
『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』(2012年の様々な活動)
『終の住処を奪われて』(2013年に提訴された国と東電の責任を問う裁判を描く)
上映スケジュール
3/13(土) 11:00 『終の住処を奪われて~福島原発被害東京訴訟~』
上映後リモートトーク
ゲスト:遠藤大輔監督、鴨下祐也さん(福島原発被害東京訴訟・原告団長、工学博士)
槙奈緒美さん(原発賠償ひょうご訴訟原告、福島県富岡町から避難)、
小林雅子さん(原発賠償京都訴訟原告、福島県福島市から避難)
13:40 『東電テレビ会議 49時間の記録』
上映後リモートトーク
ゲスト:添田孝史さん(科学ジャーナリスト)
3/14(日) 10:30 『ソドムの嘘 ゴモラの呪縛』
上映後トーク
テーマ「2021年から2012年を振り返る」
ゲスト:高垣博也監督、長谷川羽衣子さん(グリーン・ニューディール政策研究会事務局長、元緑の党共同代表)他
13:30 『「知事抹殺」の真実』
上映後リモートトーク
ゲスト:安孫子亘監督
司会:森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団長)
16:00 『終の住処を奪われて~福島原発被害東京訴訟~』
上映後リモートトーク
テーマ「世界とつながり、未来を拓くには」
ゲスト:上前昌子さん(台湾への避難者)、鴨下全生さん(本作出演の鴨下家長男)とご家族
司会:森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団長)
料金
一律:1,500円
特集内・2作目以降割引:1,300円
会員:1,200円
※『東電テレビ会議』のみ
一律:1,800円
特集内・2作目以降割引:1,600円
会員:1,500円
※チケットは両日程とも、3/6(土)より販売開始。
詳細は シアターセブンのHPをご確認くださいm(__)m
【MBS NEWS】終わらない“自主避難” 大阪で10年の避難生活を過ごす母子...福島に残る夫(MBSニュース)

終わらない“自主避難” 大阪で10年の避難生活を過ごす母子...福島に残る夫(MBSニュース)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/29f11013b4bee83d20501b3d343ef629978b0ddf
震災に伴って起きた東京電力福島第一原発の事故。福島県の調べでは避難者は今も3万人以上いて、森松明希子さん(47)もその1人です。
森松さんは福島県の「中通り」という地域にある福島県郡山市で被災しましたが、原発事故で避難指示は出されませんでした。しかし放射線量が高くやむなく避難した人たちは、いわゆる『自主避難者』とされ、補償などの面で大きなハンデを負っています。ふるさとに帰れず大阪で避難生活を続けている森松さんを取材しました。
大阪市に住む森松明希子さん。10年前、福島県郡山市から2人の子どもと共に自主避難してきました。
(森松明希子さん)
「毎日が避難を続けることの連続であって、10年の節目ってよく言われるんですけれど、たぶん被災している人や避難している人にとっては節目ってあまりないと思うんですね。」
森松さんは、放射線の被ばくが子どもの健康に与える影響を考え、夫を福島県に残して、親戚がいる大阪市に避難しました。
(森松明希子さん 2013年取材時)
「目の前の子どもたちの健康を守るために避難しているから、目の前に子どもがいるから我慢もできるんですけれど。夫は避難生活を続けさせるために働いて、その守るべき子どもは目の前には普段いないわけですから、どうやって精神状態を保ってるのかなと思う。」
2013年に取材したこの日は、月に一度、家族に会うために大阪にやってくる夫・暁史さんと一緒に、放射線の内部被ばくを調べるホールボディーカウンターの検査を受けました。
検査からの帰り、途中の駅で夫は電車を降り、福島県に戻ります。
(森松明希子さん)
「一時、本当に悩んだ時があったんです。お父さんが福島に帰るたびに泣かれると、何か悪いことしているような気持ちにもなるんですよね。」
(夫・暁史さん)
「(奥さんの方はどうだったと?)たぶん、大変だったと思いますよ。子ども2人抱えて、ちっちゃいのを。(大阪と福島の二重生活については?)まあもう向こうに生活基盤できちゃったら帰って来ないよねっていう形ですよね。今さら転校なんてできないですよね言葉も違うし。」
森松さんは“放射線の被ばくを避けて健康に暮らす権利を認めてほしい”と、国と東京電力を相手に損害賠償を求める集団訴訟の原告になり闘っています。
(森松明希子さん)
「被ばくを避ける権利というのは誰にでもあるからですよ、というのを常にメッセージを送るようにしていれば、だんだん言っていることが、避難するべきだって言っている発言ではないということに気づいてもらえる。たまたま(私は)避難できただけで、避難したくてもできなかった人の問題が浮上してくる。」
原発事故から10年が経った福島県内では、放射線量の数値も下がり、元の暮らしが戻ったように見えます。しかし山林の除染は手つかずのままで、まだ放射線量の高い『ホットスポット』も見受けられます。
今年2月に福島県郡山市内で行われていた民間団体による甲状腺検査の様子。原発事故が起きた当初、県民がどれだけ放射線に被ばくしたかの詳細はわかっておらず、子どもが甲状腺がんを発症する不安が常につきまといます。民間団体が提供している甲状腺のエコー検査には今でも福島県内に住む親子が何組も訪れます。
(森松明希子さん)
「自主避難と言われているけれども、やっぱりウチは避難を続けるという選択をずっと重ねている10年であったし、この先も向こう10年は子どもたちが成人するまでは避難を続けるかなという。」
森松さんの自主避難10年と今の福島の様々な問題を描いた「映像’21:終わらない“自主避難”~福島県中通りの家族たち~」は3月28日深夜0時50分から放送です。
【大阪日日新聞】2021年3月4日(木)「家族一緒」今も奪われー母子で大阪避難が続く森松さんー東日本大震災10年

大阪日日新聞2021年3月4日(木)朝刊
↓↓
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/210304/20210304034.html
https://viewer-data.nnn.co.jp/hv/index_viewer.html?pkg=jp.co.nnn.dainichi.viewer.pc&mcd=H005&npd=20210304&uid=-1&tkn=unknow&pn=2
◆東日本大震災10年◆
「家族一緒」今も奪われ
ー母子で大阪避難が続く森松さんー
東日本大震災で被災し、 福島県から当時3歳の長男 と0歳の長女を連れ、森松明希子さん(47)は大阪市に 避難した。
同県で医師をする夫(50)と離れ、本来ある はずだった家族一緒の時間 は今も奪われている。
放射能汚染がなくなれば帰りたい。
そう願って間もなく10 年。
家族が集うべき「家」 は今も福島にある。(山本圭介)
2011年3月11日、最大震度7の地震が襲った。
森松さんは、福島第1原発から約 60離れた郡山市内の自宅マ ンションで、当時生後5カ月の長女と穏やかな「日常」を過ごしていた。
突然の立って いられないほどの激しい揺れ。
とっさに娘の頭を守るように抱きかかえた。
死を覚悟 したが、幸い2人とも無事。
その日のうちに家族4人で再会した。
■命の水が汚染
避難所での生活が始まって 10日ほどしたころ。ニュースで市内全ての浄水場から、放射性物質が検出されたと耳にした。
「命の水」だと思って飲んでいた水が、汚染されていたと知らされた。
役所から各家庭にペットボ トルの水が配られるわけでもなく、ほかに飲み水はなかった。
その水を飲み、出た母乳を長女に与え、長男の喉が渇けばコップに注いだ。
すぐに 健康に影響は出なくても、 "毒"だと分かって子どもに 与える地獄のような状況だった。
罪悪感のほか、重なるスト レスで精神的に追い詰められた。
それでも福島での生活再建を目指したが、夫が放射性物質の蓄積を心配し、子どもを連れて関西に避難するよう言った。
地震発生の2カ月後、一時的な避難のつもりで京都の妹の家に身を寄せた。
そこで福島第1原発事故の被害の深刻 さをニュースで知り、夫と離れて避難を続ける道を選択した。
今は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、夫とは思 うように会えない。
それまでは夫が月に一度、夜行バスに 乗って大阪に会いに来てくれていたが、森松さんは子どもから夫を引き離して良かった のかと何度も悩んだという。
■健康に生きる
また、国の避難者に対する 施策の不十分さに「声を上げないと、なかったことにされてしまう」と意を決して、 2013年に原発賠償関西訴訟原告団の代表に就いた。
18年にはスイス・シュネー ブの国連人権理事会で、
「私たちに情報は開示されず、無用な被ばくを重ねた。放射能 から逃れ、健康を享受するこ とは、基本的原則です」
とス ピーチ。
放射線被ばくを逃れて健康に生きる権利を「被ばくからの自由」と呼び、侵害されてはならないと強く訴える。
新型コロナの緊急事態宣言が大阪はじめ6府県で解除されたが、11年3月11日に発令された「原子力緊急事態宣言」 は今も解除されていない。
「原発事故さえなければ ⋯」。何度そう思ったか分からない。
「私たち家族にとっては10年間、毎日、避難を続けている状態です。 原発事故 がなければ、福島の暮らしが あった。私は『福島県民』なんです」。
まなざしの先に家 族4人が暮らした大切な福島の姿がある。
【名前のない新聞 2021年3・4月号】『災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー』(森松明希子/著・文芸社)

20210303名前のない新聞3・4月号
名前のない新聞NO.222/2021年3・4月号で、
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子氏の
『災害からの命の守り方ー私が避難出来たわけー』(文芸社)が紹介されました。
名前のない新聞2021年3・4月号で拙著をご紹介いただきました。同紙面には福島原発告訴団の武藤類子団長の素晴らしい4ページにわたる記事も掲載されています✨昨年9月に郡山駅前でご一緒した関久雄さんらの記事も✨内容盛り沢山で読み応えがあります📰
森松 明希子さんの投稿 2021年3月2日火曜日
#名前のない新聞 掲載に感謝です💖