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【大阪民主新報】 避難者の被害 きちんと認定を 子の苦痛もっと知って 原発賠償関西訴訟 本人尋問始まる(2023年6月4日)

【大阪民主新報】
避難者の被害 きちんと認定を
子の苦痛もっと知って
原発賠償関西訴訟 本人尋問始まる(2023年6月4日)
(新聞記事からの文字起こし)
写真説明:本人尋問に向かう原発賠償関西訴訟原告ら=5月24日、大阪市北区内
東京電力福島第一原発事故(2011年)で、関西への避難者が国と東電に損害賠償を求めた集団訴訟(関西訴訟)は、5月24日、大阪地裁で本人尋問が始まりました。事故から12年、最初の提訴から10年。裁判はようやく最終版を迎えました。
原告は2013〜16年に提訴した85世帯234人。およそ3分の1は当時、未成年でした。この日は3人の本人尋問が行われ、60席の傍聴券を求めて160人が駆け付けました。
◆ 放射線のため 他県の公園へ
午前中、行われた尋問で原告団代表の森松明希子さん(49)は、「放射線被ばくを免れる権利は基本的人権だと思う。そのことから目をそらした議論は、被害の矮小化につながる。子どもたちの受けた被害をきちんと認定してほしい」と訴えました。
事故当時、森松さんは福島県郡山市で夫と長男=当時3歳=、長女=同0歳と暮らしていました。家は原発から約60キロメートル離れていて避難指示は出ていませんでした。しかし、長男が幼稚園で制服を着たのは入園式だけ。土壌からの被ばくを避けるため、長袖長ズボンに上着を羽織り、外遊びは制限されました。
長男を外で遊ばせるため、夫の休日には高速道路で他県の公園へ行きました。そんな生活を2か月続けた後、関西での避難生活を決断しました。
医師で地域医療を担う夫は福島県に残り、おおむね月に一度、関西へ来ます。長男は大喜びで夫と遊び、夫が夜行バスで福島へ発つ時は号泣。長女が物心ついて同じように泣くようになると、長男は家族の気持ちを思い、涙をこらえるようになりました。
◆東電側による 不誠実な質問
東電側からの尋問では、客観的な放射能汚染の事実とは別に、「(避難元の)郡山市には多くの人が住んでいる」などと安全性を強調。「むやみに怖がるのではなく、正しく怖がることが大切だということを、ご主人から聞いたことはあるか」など、事故の責任を省みない不誠実な質問が繰り返されました。
森松さんは「子どもたちの受けた被害の大きさを、世の中に(判決を通して)知ってほしい。それが、どういう制度や保障、施策、政治的判断が生み出されるかということにつながっていく」と訴えました。
午前中の森松さんに続き、午後は、福島県の自主避難区域から母子避難した女性や、帰宅困難区域から避難した男性が避難生活の実態を訴えました。
◆他の裁判とも 力を合わせて
丸1日の尋問を終えて行われた報告集会では、兵庫県や京都府で提訴している裁判の原告や、遠方から参加した支援者からエールが送られました。森松さんは、「他の裁判とも力を合わせて、みんなで頑張っていきたい」と述べました。
今後、80世帯以上の尋問が続き、結審は来年以降になる見込みです。次回期日は7月12日。
同じように、原発事故で被害を受けた住民や福島県内から避難した人たちが国に損害賠償を求めた集団訴訟で、昨年6月に最高裁は国の責任を認めない判断をしています。
東電はこれまで、避難区域外からの自主避難について「損害が認められず、賠償責任はない」などと主張してきました。
【NHK NEWS WEB 愛媛】原発避難者訴訟2審も国の責任認める(2021年9月29日)

【NHK NEWS WEB 愛媛】原発避難者訴訟2審も国の責任認める(2021年9月29日)
原発避難者訴訟 2審も国の責任認める|NHK 愛媛のニュース より引用
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama.../20210929/8000010919.htm
原発避難者訴訟 2審も国の責任認める
09月29日 19時15分
東京電力福島第一原子力発電所の事故で愛媛県に避難した人たちが、国と東京電力を訴えた裁判で、2審の高松高等裁判所は1審に続いて国の責任を認め、国と東京電力にあわせて4600万円あまりの賠償を命じました。
この裁判は福島第一原発の事故で愛媛県に避難した人たちが、生活の基盤を失い精神的な苦痛を受けたなどとして国と東京電力に賠償を求めたもので、1審の松山地方裁判所はおととし、国の責任を認めて東京電力とともに2700万円あまりの賠償を命じていました。
きょうの2審の判決で、高松高等裁判所の神山隆一裁判長は、「政府の機関が公表した地震の評価は、専門家の審議によるもので信頼できる。国は、これに基づいて津波の危険性を予測できたはずだ」と指摘して、1審に続いて国の責任を認めました。
そのうえで「慣れない場所で避難生活を続けて平穏な日常生活を営むことができなくなり、故郷も失った住民たちの精神的な苦痛はきわめて深刻だ」として、ほとんどの原告について1審から慰謝料などを増額し、国と東京電力に対して控訴した23人にあわせて4600万円あまりを支払うよう命じました。
原発事故で避難した人たちが国に賠償を求めた集団訴訟の高裁判決は全国で4件目で、国の責任を認める判決はこれで3件目です。 (引用ここまで)
【朝日川柳】「憲法が あるのに使わず 改憲論」 東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表の森松明希子さんの川柳が掲載されました (2021年5月4日朝日新聞)

【朝日川柳】「憲法が あるのに使わず 改憲論」
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表の森松明希子さんの投稿した川柳が
朝日新聞に掲載されたそうです。
(2021年5月4日朝日新聞)
「憲法が あるのに使わず 改憲論」
森松 明希子さんの投稿 2021年5月5日水曜日
朝日川柳に掲載されました💦
Twitterで身に覚えのある川柳が流れてきて、
朝日新聞デジタルで検索かけて掲載を知りました😓
(2021年5月4日朝日新聞)
2021年10月3日「被ば防護権」考えるシンポジウム 「ICRPの放射線防護基準改定草案」の危険 福島原発事故の裁判にも影響@赤旗
判決に一礼、表情緩める=無罪にどよめく傍聴席-避難者怒りの声・東京地裁
東京電力福島第1原発事故で強制起訴された勝俣恒久元会長(79)ら旧経営陣3人は19日、無罪判決を言い渡されると裁判長に一礼し、緊張した表情を少し緩めた。一方、傍聴人からは「ええー」「うそ」と、どよめきや不満の声が上がった。
3人は午後1時すぎに入廷。証人席の前に立つよう裁判長に促されると、勝俣元会長は軽く息を吐き一礼。武黒一郎元副社長(73)と武藤栄元副社長(69)も硬い表情で並んで立ち、無罪判決にそろって頭を下げた。
津波の予見可能性を否定する判決内容に、検察官役の指定弁護士を務めた神山啓史弁護士は不満げな顔で目を閉じた。
一方、勝俣元会長らは最後まで表情を崩さなかった。「結果は誠に重大で取り返しがつかない」。裁判長の言葉を神妙な面持ちで聞いた3人。言い渡しが終わり、傍聴席から抗議の声が上がる中、軽くおじぎし法廷を後にした。
この日は45席分の傍聴券を求め835人が行列。法廷に入れず地裁前で見守った原発事故の避難者らは、無罪の一報に「なぜ」「ふざけるな」と怒りの声を上げた。
「不当判決」と書かれた紙を掲げた避難者の宇野朗子さん(47)は「信じられない。すぐには受け止め切れない」と悔しそうにつぶやき、涙を何度もぬぐった。原発事故をめぐる民事訴訟の原告で福島県郡山市から避難している森松明希子さん(45)は「司法が死んでいることが証明された。世界中に恥ずかしい」と、不満を爆発させた。
〔写真説明〕東京電力旧経営陣3人の無罪判決を伝える紙を掲げる人たち=19日午後、東京地裁前
(ニュース提供元:時事通信社)
3人は午後1時すぎに入廷。証人席の前に立つよう裁判長に促されると、勝俣元会長は軽く息を吐き一礼。武黒一郎元副社長(73)と武藤栄元副社長(69)も硬い表情で並んで立ち、無罪判決にそろって頭を下げた。
津波の予見可能性を否定する判決内容に、検察官役の指定弁護士を務めた神山啓史弁護士は不満げな顔で目を閉じた。
一方、勝俣元会長らは最後まで表情を崩さなかった。「結果は誠に重大で取り返しがつかない」。裁判長の言葉を神妙な面持ちで聞いた3人。言い渡しが終わり、傍聴席から抗議の声が上がる中、軽くおじぎし法廷を後にした。
この日は45席分の傍聴券を求め835人が行列。法廷に入れず地裁前で見守った原発事故の避難者らは、無罪の一報に「なぜ」「ふざけるな」と怒りの声を上げた。
「不当判決」と書かれた紙を掲げた避難者の宇野朗子さん(47)は「信じられない。すぐには受け止め切れない」と悔しそうにつぶやき、涙を何度もぬぐった。原発事故をめぐる民事訴訟の原告で福島県郡山市から避難している森松明希子さん(45)は「司法が死んでいることが証明された。世界中に恥ずかしい」と、不満を爆発させた。
〔写真説明〕東京電力旧経営陣3人の無罪判決を伝える紙を掲げる人たち=19日午後、東京地裁前
(ニュース提供元:時事通信社)
【朝日新聞】 原発の避難者参院委で訴え「被曝免れるための権利を守ってほしい」 (2018年7月12日 )

朝日新聞 東京版 7月12日朝刊

■動画(下記の☆印が森松明希子発言ありです)
■動画(下記の☆印が森松明希子発言ありです)
https://www.youtube.com/watch?v=PCgv8cbCQpg&app=desktop
2018年7月11日 #東日本大震災復興特別委員会 #参議院 #国会
「東日本大震災復興の総合的対策に関する調査」
参考人
豊橋技術科学大学学長福島12市町村の将来像に関する有識者検討
会座長 大西隆 参考人
東北大学災害科学国際研究所准教授特定非営利活動法人宮城歴史
資料保全ネットワーク事務局長 佐藤大介 参考人
避難の協同センター世話人 熊本美彌子 参考人
東日本大震災避難者の会Thanks&Dream代表 森松明希子 参考人☆0:50:45〜1:10:11(約20分)
質疑者
足立敏之(自)
三浦信祐(公)
藤田幸久(国)☆1:33:40〜1:37:20(約4分半)
■国連勧告を受入れるとは(国内避難民に関する指導原則に対応した勧告の実施、健康に対する権利の保護)
川田龍平(立)☆1:54:40〜1:57:20(約2分半)
■避難者いじめ問題について言及
岩渕友(共) ☆2:12:54〜2:19:28(約6分半)
■国連スピーチと世界の受け止め
石井苗子(維)☆2︙32︙25〜2︙36︙43(約4分)
■どうすれば戻るのか?ではなく被ばく防護の施策の確立を
山本太郎(希望の会(自由))☆2︙45︙20〜2︙52︙41(約7分)
■避難の権利とは(残った人・戻った人へのケアにも言及)
行田邦子(希党)☆3:00︙24〜3︙04:00(約3分半)
■二重住民票について
藤末健三(国声)
2018年7月5日の朝日新聞東京版に院内勉強会「第37/38回国連人権理事会に福島原発事故被災者が参加〜国連国内避難民に関する指導原則を政策に生かす〜」
読売テレビ「ニュース ten」関電関連報道で森松さん明希子さんのコメントが放送されました
【読売新聞】自主避難 現状知って 家族と離れる葛藤、住宅提供打ち切り…(2018年6月8日(金)読売新聞朝刊27面・国連演説の報告会告知記事)
読売新聞の朝刊に紙面の三分の一くらい使って
大きく取り上げていただきました!

詳細はコチラ(下記のサンドリWebページのとおり)です。
サイドイベントに登壇した避難者全員が勢揃いします!
国連に同行してくださった国際環境NGOグリーンピース・ジャパンの
鈴木かずえさんにもご来阪、ご登壇いただきます。
是非国連スピーチの再現、臨場感あふれる渡欧証言報告を
多くの方とともに振り返り、共有していただきたいです。
↓
2018年6月9日(土)対話型☆平和サロン〜平和は国境を超えて 講演と oneday 展示カフェ
『わたしたち(原発事故避難ファミリー)、国連(ジュネーブ)で事故の重大さ、命の大事さを伝えてきました!』
国連人権理事会・フランス3都市での講演報告会@高槻市民会館
http://sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-1830.html

※皆様のご来場と実りある対話をスタッフ一同、心を込めてお待ち申し上げています。
出来るだけ沢山の皆様にお知らせくださいm(._.)m
大きく取り上げていただきました!

詳細はコチラ(下記のサンドリWebページのとおり)です。
サイドイベントに登壇した避難者全員が勢揃いします!
国連に同行してくださった国際環境NGOグリーンピース・ジャパンの
鈴木かずえさんにもご来阪、ご登壇いただきます。
是非国連スピーチの再現、臨場感あふれる渡欧証言報告を
多くの方とともに振り返り、共有していただきたいです。
↓
2018年6月9日(土)対話型☆平和サロン〜平和は国境を超えて 講演と oneday 展示カフェ
『わたしたち(原発事故避難ファミリー)、国連(ジュネーブ)で事故の重大さ、命の大事さを伝えてきました!』
国連人権理事会・フランス3都市での講演報告会@高槻市民会館
http://sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-1830.html

※皆様のご来場と実りある対話をスタッフ一同、心を込めてお待ち申し上げています。
出来るだけ沢山の皆様にお知らせくださいm(._.)m
【毎日新聞】大阪市への避難者数が倍増しました!「東日本大震災 避難、集計変更で倍 大阪市、市住外追加183人に」(2018年5月15日朝刊)

東日本大震災
避難、集計変更で倍 大阪市、市住外追加183人に
(毎日新聞2018年5月15日 大阪朝刊)
大阪市が東日本大震災(2011年3月)による避難者の集計方法を見直した結果、今年2月末時点で94人だった市内の避難者数がわずか1カ月後の3月末には183人と倍増した。従来は市営住宅の入居者だけを数えていたが、民間の賃貸住宅や親族宅に身を寄せる人も対象としたためで、避難者からは正確な実態把握を求める声が上がっている。
避難者数は、復興庁が都道府県からの報告を基に毎月公表。同庁は自治体に対して、できるだけ正確に避難者の動向をつかみ、報告するよう求めている。しかし昨年6月、大阪府がまとめたデータに数百人の集計漏れがあったことが発覚。府の担当者が、公営住宅などを仮設とみなす「みなし仮設住宅」の入居者だけを避難者としていたのが原因だった。
府の問題を受けて市は方針を変更。今年3月、避難者が避難先の所在などを登録する国の「全国避難者情報システム」を基に、市営住宅以外にもアンケートを郵送した。その結果、民間賃貸住宅などにも避難者がいた。市の担当者は「今後は定期的に調査し、正確な数字を把握したい」としている。
避難者数を巡っては、国が明確な定義や調査手法を示しておらず、各自治体の裁量に左右される部分が大きい。3月1日時点で178人が避難している堺市は、より実態に近い数字を押さえようと、市内の避難世帯に毎月、被災前に居住していた自治体の広報紙を転送するためのデータも活用している。
福島県から大阪市に子供2人と避難している原発賠償関西訴訟原告団の森松明希子代表(44)は「避難者数は政策立案の基になる重要な数字。復興庁や受け入れ先の自治体は当事者の声に耳を傾け、丁寧で正確な実態把握に努めてほしい」と話している。【真野敏幸】
(引用記事)東日本大震災:避難、集計変更で倍 大阪市、市住外追加183人に - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180515/ddn/012/040/044000c
一年前は(2017年6月)、大阪府下で88人から10倍に上方修正されたにもかかわらず・・・
【参考記事】はコチラ
↓
■震災避難:大量の集計漏れ 数百人規模、大阪府が確認怠る - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170610/k00/00e/040/280000c
2017年6月10日 ... 復興庁が都道府県からの報告に基づいて毎月公表している東日本大震災による避難者 数で、大阪府のデータに大量の集計漏れがあることが分かった。同庁は民間の賃貸 住宅や親族宅などに身を寄せる人も避難者に含めるよう指示している ...
■東日本大震災:集計漏れ、最大700人 避難者5月分で 大阪府 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170617/ddn/041/040/014000c
2017年6月17日 ... 復興庁が毎月公表している東日本大震災の避難者数のうち、大阪府で大量の集計漏れ があった問題で、府は16日、集計し直した人数を発表した。他の都道府県と同じように 市町村に問い合わせた結果、147人と公表していた4月分は809 ...
■大阪府、震災避難者の調査怠る 集計漏れ数百人~千人か:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASK6B578CK6BPTIL00B.html
2017年6月11日 ... 復興庁が毎月公表している東日本大震災の避難者数について、大阪府が2013年10 月から親族宅や知人宅などに避難している人数の調査を怠っていたことがわかった。 今年5月時点の府の復興庁への報告では、府内の…
■大阪府は東日本震災避難者数88人→793人に修正
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news147/news147hinansyasu.pdf
復興庁は毎月、都道府県からの報告を受け、東日本大震災による避難者数を公表して いる。2012. 年春、35 万人近くいた避難者は昨 2016 年春には 17 万人に半減し、今年 5 月 30 日の統計では 9. 万 6,500 人に減少している。この 1 年間の大きな減少は、 ...