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【しんぶん赤旗日曜版】子に汚染された水を飲ませてしまった 避難決めるのは住民 #原発賠償関西訴訟 提訴10年でヤマ場 (2023年6月11日号29面)

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【原発賠償関西訴訟 提訴10年でヤマ場】
子に汚染された水を飲ませてしまった 避難決めるのは住民

2011年の東京電力福島第一原発事故の事故後、関西に避難した人たちなど85世帯234人が国と東電に損害賠償を求めている原発賠償関西訴訟。提訴から10年、大阪地裁で初めての原告への本人尋問が始まり、3人の原告が避難生活の実態を証言しました(5月24日)。裁判は大きなヤマ場を迎えています。(前田泰孝記者)


【大阪地裁 原告への尋問始まる】

 最初に証言した原告団代表の森松明希子さん(49)は事故の2カ月後、2人の幼い子を連れ、医師の夫を残して福島県郡山市から大阪市に避難しました。

 森松さんは、避難までの2カ月間、娘(当時生後5ヵ月)に母乳を飲ませ、息子(同3歳)に水道水を飲ませ続けたことへの後悔を語りました。

 当時、東京都内でも浄水場の水道水から乳児の摂取制限を超える放射性物質が検出されたと報道され、大きな衝撃を受けました。

 夫に「この水、飲まない方がいいよね」と尋ねると、夫は「そうだね」と答えました。「でも飲むしかないよね」と問い直すと、夫はまた「そうだね」と答えたといいます。

 森松さんは「被ばくに直面する中で、“毒だとわかった”水を幼い子どもに与えつづけた。情報があれば、もっと早く避難できたのではなかったか。子どもには汚染された水を拒否し、避難するという選択権がないに等しい。私が背負う十字架は重い」と語りました。

 ◆夫は残り後に離婚

福島市から避難した40代の女性は「福島は自然豊かで子どもも伸び伸び遊べ、事故がなければ福島を離れることはなかった」と証言。母子避難の結果、福島に残った夫との関係が悪化し、離婚せざるを得なくなったいきさつを語りました。

 女性は「事故さえなければ家族はずっと幸せに暮らせた。子どもを守るために避難し、身も心もボロボロになり、家族の団らんも失った。事故前の福島を、家族を返してほしい」と訴えました。

 ◆帰る故郷奪われた

退職し、大阪から福島県浪江町の実家に帰る予定だった菅野昭雄さん(72)。実家の建て替え工事が終わった半年後に原発事故が起き、ふるさとに帰れなくなりました。菅野さんは東電と国に「100年かかってもきれいな福島を返してほしい」と訴えました。

 国と東電は「避難指示が出ていない地域からの避難は必要ない」として、訴えを退けるよう求めています。

【被ばくにあらがう権利認めて】 原告団代表 森松明希子さん(写真あり)

 避難するかとどまるか、避難先からいつ戻るかを判断する選択権は私たち住民にあります。
なぜ、「あなたは避難する必要はない」などと、加害者の東電や国が事故後に勝手に設けた基準によって決めつけられなくてはならないのでしょうか。
客観的な汚染状況に基づき、基本的人権を尊重した保護義務が国にはあります。

 避難者は事故から12年間、精神的・経済的負担を被り続けています。被ばくにあらがう“避難の権利”を認めてほしい。とくに子どもたちが受けた被害を認定してほしい。

 被害を矮小(わいしょう)化すれば安全神話が復活し、新たな原発事故につながります。国と東電の責任を認めさせ、きちんと被害の実相に向きあうことが、二度と事故を繰り返さないことにつながると思います。

健康不安 救済する政策を】 原発賠償関西訴訟弁護団 白倉典武さん(写真あり)

 原発事故による放射能汚染から避難するのか、とどまるのか。どの程度の被ばくを受けいれるのか――。その選択をするのは国や東京電力ではなく、被害者でなければなりません。

 私たちは、この訴訟を通じて健康被害や健康不安への対応、被ばくによるリスクの低減、避難先での生活の安定など、国の責任で被害者を救済するための政策をとらせることを目指しています。そのために、事故を防ぐ対策を講じなかった国と東電の責任を明確にすること、被害者に対してきっちりと賠償させることを求めています。

 昨年3月に最高裁が7件の集団訴訟で東電の上告を退け、東電の損害賠償責任を求めた控訴審判決が確定しました。

 東電は法律上、損害賠償責任を負っています。だから東電は、できるだけ賠償の範囲と金額を小さくするために、幼い子どもを連れて避難した母子避難者らに対して、賠償請求の項目ごとに領収書の提示を求めるなど、事故を起こして大きな被害を与えた側が言っていいのかという主張を繰り返しています。

 東電の責任を認める一方で、最高裁は昨年6月、四つの集団訴訟の判決で、当時の科学的知見に基づいて対策を取ったとしても事故は防げなかった、と国の法的責任を認めない判決を出しました。

 私は最高裁の判決は完全な誤りで、きちんと対策を取れば事故は防げたと思います。しかし、最高裁はまじめに対策をやらなかった人たちの対応を追認してしまいました。

 岸田政権は原発推進法を強行し、原発再稼働と新増設、老朽原発の運転期間の大幅延長を進めようとしています。福島原発事故について反省もないままでは必ず事故は繰り返される。私たちの訴訟で、国と東電の責任をもう一度あきらかにしていきたいと思います。

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【しんぶん赤旗日曜版】子に汚染された水を飲ませてしまった 避難決めるのは住民 #原発賠償関西訴訟 提訴10年でヤマ場 (2023年6月11日号29面)
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【NHK】 福島原発事故 関西への避難者 賠償訴訟 原告への尋問始まる|NHK 関西のニュース (2023年5月24日 17時25分)で報道されました

20230524のぞまない被ばくを避けて健康を守る権利はすべての人にある@NHK.jpg

🔸NHK
福島原発事故 関西への避難者 賠償訴訟 原告への尋問始まる|NHK 関西のニュース
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230524/2000073919.html


福島第一原子力発電所の事故で関西に避難した人たちなどが国と東京電力に賠償を求めている裁判で、24日から原告に対する尋問が始まり、原告らは家族が離ればなれになっているなどと避難生活による被害の実態について証言しました。
この裁判は、福島第一原発の事故のあと、関西に避難した人たちなど、あわせて85世帯234人が、平穏な生活を奪われたとして、国と東京電力に対して、賠償を求めているものです。
24日、大阪地方裁判所では、提訴(2013年)から10年となり、初めてとなる原告への尋問が始まり、3人が避難生活の現状などについて証言しました。

このうち、原告団の代表で、原発事故の発生から2か月後、福島県郡山市から大阪に避難した森松明希子さん(49)は、「福島で働く夫を残して、当時3歳と生後5か月の2人の子どもを連れて、避難を決めたのは、被ばくからどう身を守るのか危機感を感じるなかでの苦渋の決断でした」と時折、涙をこらえながら訴えました。
そのうえで、「今も家族離ればなれで避難生活を続けていますが、のぞまない被ばくを避けて健康を守る権利はすべての人にあると思います。被害の実態に見あった損害を認めてもらいたい」と訴えました。

一方、国と東京電力は、「避難指示が出ていない地域から避難する必要はない」などとして、訴えを退けるよう求めています。
原発事故で避難した人などが、各地で国や東京電力に賠償を求めた集団訴訟では、このうち4件について最高裁判所が、去年(2022年)6月に、国の責任はなかったとする判決を言い渡したほか、東京電力については賠償責任を認める判決が確定しています。

【森松さん“被害の実態理解を”】
尋問を終えたあと、森松さんは、NHKの取材に対して、「原発事故から12年たった今も、母子避難を継続していることで経済的な負担も重なり、原発事故による被害はさまざまなかたちで今も続いています。原発事故で避難した人も不安を抱えながら福島に残っている人もどちらも被ばくしないという権利があります。裁判所には国策として進められる原発によって引き起こされた被害の実態をわい小化せず、正しい判決をしてもらいたいです」と話しました。

福島原発事故 関西への避難者 賠償訴訟 原告への尋問始まる|NHK 関西のニュース
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230524/2000073919.html
関西 NEWS WEB /大阪放送局 /大阪の深掘り記事
福島原発事故 関西への避難者 賠償訴訟 原告への尋問始まる
05月24日 17時25分 より引用






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【海外メディアでも報道されました‼️】 12年経った今でも福島からの避難者です(メディアパート @仏- 2023年5月8日)



【海外メディアでも報道されました‼️】

いよいよ本人尋問2週間前となりました。
フランスのフルリ・ジョアン記者さんからも丁寧なご取材をしていただき、本人尋問が始まること、原発賠償関西訴訟の裁判の意義などをMEDIAPARTの記事にしていただきました。

🔴12年経った今でも福島からの避難者です。
福島原子力発電所での事故から 12 年以上が経過し、2011 年 3 月にすべて避難した 234 人の原告を含む 85 の家族が、大阪の裁判所で正義を要求しています。
(自動翻訳)

🔴メディアパート - 2023年5月8日
12年経った今も、福島の避難者である。
福島原発事故から12年以上が経過し、2011年3月に避難した85世帯234名の原告が、大阪の裁判所において、東電と国に対して、破壊された生活設計の責任を認めるよう求めています。
2023年5月24日(水)「ふつうの暮らし 避難の権利 つかもう安心の未来」裁判
(#原発賠償関西訴訟)第39回口頭弁論期日@大阪地方裁判所の傍聴・ご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。

https://www.mediapart.fr/journal/international/080523/douze-ans-apres-ils-sont-toujours-des-evacues-de-fukushima?at_medium=custom3&at_campaign=67&fbclid=IwAR2dUlYQqX8rTp8Agz0xhz8D1S716PrgOLefstCmc0LLaiPBxVt1DVUh73g

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2022年10月9日(日)〜10日(月)シンポジウム『福島原発事故被災者 苦難と希望の人類学―分断と対立を乗り越えるために』@早稲田大学WIMA主催

20221009早稲田大学WIMA Symposium Flyer Oct 09-10 2022 page_1

20221009早稲田大学WIMAフライヤー裏面

主催:早稲田大学災害復興医療人類学研究所(WIMA)(https://wima.jp/)
科研費基盤研究(B):原発事故被災者の移住・帰還・避難継続における新たな居住福祉に関する人間科学的研究
共催:MITATE lab. Post-Fukushima Studies(フランス国立科学研究センター見立てラボ)(https://mitatelab.cnrs.fr/)

開催日:2022年10 月9日(日)11時~18時、10日(月・祝)10時~17時30分

場所:早稲田大学国際会議場
(10月9日:3階・第2会議室、10日:1階・井深記念ホール)


Zoom同時開催(申し込み制⇒こちらからお申込みください。

大会長:辻内琢也(早稲田大学人間科学学術院教授、早稲田大学災害復興医療人類学研究所所長)
大会副会長:平田修三(仙台青葉学院短期大学准教授、早稲田大学災害復興医療人類学研究所招聘研究員)
大会事務局長:金智慧(早稲田大学人間科学学術院助手、早稲田大学災害復興医療人類学研究所研究員)

※プログラム、発表者は変更となる場合があります。予めご了承ください。

第一日:10月9日(日曜日)
会場:早稲田大国際会議場 3階・第2会議室


11:00 開会のあいさつ:トム・ギル(明治学院大学国際学部教授)
11:10 第1講演:辻内琢也(早稲田大学人間科学学術院教授、医療人類学)
    「分断と対立の根底にある問題群」
11:40 第2講演:トム・ギル(明治学院大学国際学部教授、社会人類学)
    「突然の追放、突然の富、そして妬みと差別;福島県飯館村長泥・強制避難者の苦難」
     コメンテーター:多賀努(東京都健康長寿医療センター研究所研究員・社会福祉学)
12:20 第3講演:木村あや(ハワイ大学社会学部教授、環境社会学)
    「草の根からの“市民”と、国や東電が構築する“市民”;ゆらぐ“市民性”に対峙する市民放射能測定所」
    (米国からZOOM)
     コメンテーター:明戸隆浩(大阪公立大学経済学部准教授、社会学)
13:00 第4講演:日高友郎(福島県立医科大学医学部講師、衛生学・社会心理学)
    「“大熊町の私”から“私の中の大熊町”へ;ふるさとの構造的な喪失と希望の物語の生成」
     コメンテーター:小島隆矢(早稲田大学人間科学学術院教授、建築環境心理学)
13:40 休憩(60分)
14:40 第5講演:アレキサンドル・スクリャール(コルゲート大学教養部客員准教授・社会文化人類学)
    「福島から自主避難した母親たちのディレンマ;家族と社会を尊重しながら、どう放射能から子どもを守るか」
     コメンテーター:岩垣穂大(金城学院大学人間科学部専任講師、社会医学・社会福祉学)
15:20 第6講演:堀川直子(早稲田大学災害復興医療人類学研究所招聘研究員、社会人類学)
    「日常の苦境、模索する希望;「強制避難」単身女性たちの暮らし」
     コメンテーター:扇原淳(早稲田大学人間科学学術院教授、社会医学)
16:00 休憩(10分)
16:10 第7講演:レシュケ綾香(エアランゲン=ニュルンベルク大学、政治学・社会学)
    「住宅支援打ち切りへの抗議;自主避難者による抗議運動の成否を分けた六つの要因」(ドイツからZOOM)
     コメンテーター:日野行介(ジャーナリスト)
16:50 第8講演:マリー・ヴァイソープト(ベルリン自由大学大学院東アジア研究科博士課程)
    「自主避難者が帰るとき;放射線防護策と社会的適切性の狭間で」(フランスからZOOM)
     コメンテーター:桂川泰典(早稲田大学人間科学学術院准教授、臨床心理学)
17:30 1日目の総評:日野行介(ジャーナリスト)
18:00 1日目終了

第二日:10月10日(月曜日・祝)
会場:早稲田大学国際会議場 1階・井深記念ホール


10:00 アンケート調査2022最終分析結果報告:五井野龍了(早稲田大学大学院人間科学研究科)・宝本小枝子(早稲田大学人間科学研究科)
10:40 第9講演:浅沼=ブリス・セシル(フランス国立科学研究センター教授、 MITATE Lab.責任者)
    「構造的暴力から見た帰還困難区域の復興」
    コメンテーター:北村浩(公益財団法人・政治経済研究所主任研究員・WIMA招聘研究員)
11:20 第10講演:平田修三(仙台青葉学院短期大学准教授、発達心理学・児童福祉学)
    「分断と対立を乗り越えるために;当時小学生だった若者たちとの対話から」
    コメンテーター:増田和高(武庫川女子大学文学部准教授、地域福祉学)
12:00 休憩(50分)
12:50 パネルディスカッション(A)
    「分断と対立を乗り越えるためのアイデア・プラン・希望」(90分)
     司会:辻内琢也
     パネリスト:執筆者:トム・ギル、堀川直子、アレキサンドル・スクリャール、日高友郎、平田修三
     科研メンバー:扇原淳、増田和高、明戸隆浩
     MITATEラボ:浅沼=ブリス・セシル
     WIMA招聘研究員:猪股正、中川博之、森松明希子
14:20 休憩(10分)
14:30 基調講演:井戸謙一(弁護士)「311子ども甲状腺がん裁判」弁護団長
    「小児甲状腺がん裁判から考える原発事故被災の現在」(90分)
16:00 パネルディスカッション(B)
    「井戸先生の講演を受けての質疑応答」(50分)
     司会:扇原淳
     パネリスト:井戸謙一、辻内琢也、トム・ギル、堀川直子、アレキサンドル・スクリャール、
           日高友郎、平田修三、森松明希子、鴨下全生
16:50 2日目の総評:島薗進(東京大学名誉教授、上智大学グリーフケア研究所)(20分)
17:10 閉会のあいさつ:辻内琢也(WIMA)、浅沼=ブリス・セシル(MITATE)
17:30  閉会


https://wima.jp/?p=1360より引用・参照

【KBS京都ラジオ】2022年3月13日(日)午後3時20分頃〜 「久米村直子のSuper Duper Sunday」内コーナー「Listen! to my friends」に東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子が生出演します!

☆ラジオ生出演のお知らせ☆

【KBS京都ラジオ】2022年3月13日(日)午後3時20分頃〜
「久米村直子のSuper Duper Sunday」内コーナー
「Listen! to my friends」

東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子が生出演します!

ぜひお聴きください📻

逼迫する日本の「難民」(自主避難者から見た福島原発事故からの復興とは?/森松明希子さん)@緑の党ニュースレターに記事が掲載されました

20220225逼迫する日本の難民@緑の党ニュースレター.jpg

http://greens.gr.jp/newsletter/31299/

【ニュースレター】緑でいこう41号に東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表・森松明希子さんの記事が掲載されました。

(記事より引用)
2022/02/25
ニュースレター緑でいこう41号を発行しました(2月21日付)。
今号のメインは、"逼迫する日本の「難民」"をテーマに、福島原発事故により「国内避難民」となった森松明希子さん、入管施設の問題に迫り、難民保護法の成立を目指す石川大我さんのお二人から話を伺いました。

福島第一原発事故から10年後、日本の民兵グループの未解決の問題が隠され、「内部被ばく」の真実が隠されました。(2022.1.26@環境資訊中心)

https://e-info.org.tw/node/233296?utm_source=Facebook&utm_medium=Social&utm_campaign=eicfbpost

2022年1月26日(自動翻訳による日本語訳)

環境情報センターの記者、LiaoYutingによる報告

国際市民放射線防護同盟は本日(26日)記者会見を開き、日本の市民グループの代表者をオンラインで招待しました。
この会議は、日本の原発事故地域の住民の放射線検査結果を共有することに加えて、
地域の復興を加速するために一般市民の年間許容放射線量を20倍に増やし、
自発的に避難した人々を無視したことについても批判した。

また、放射線汚染水を希釈して海に放出するという日本政府の政策も、
「放射性物質の総量を公表しない」、
漁師との合意を裏切るなど、多くの不備があり、
その70%が福島県の市議会は反対または用心深い。

主要な汚染地域での「生体内曝露」は減少しておらず、民兵グループは事実を隠蔽している疑いで日本政府を批判している

2012年には、元化学プラント計測・制御技術者の青木一政らにより、民間による高精度放射線検出を専門とする「市民放射線監視センター(竹林の家)」が設立されました。
青木一政は、福島原発事故の主要な汚染地域では、「身体への曝露」の問題が依然として見られると指摘した。

彼は、内部被ばくとは、食物摂取と粉塵の吸入によるセシウム137などの化学物質の体内への摂取を指すと説明した。
これらの放射性物質は、肝臓、肺、甲状腺などの特定の臓器の周りに蓄積し、細胞に集中的な損傷を引き起こし続け、癌、循環器疾患、免疫力の低下などのさまざまな病気を引き起こします。

青木一政​​氏は、日本政府は「生体内曝露による健康への影響は最小限である」と主張し続けていると述べた。
原発事故後、日本政府は全身放射線測定(WBC)による被災者の身体被ばく検知を実施しましたが、
WBCの実際の効果は長期検知でしか見ることができません。3分間の検知。
したがって、彼は政府のテスト結果が真実を示すことができないと信じています。

青木氏はまた、尿検査を変更した場合、プロセスが単純であるだけでなく、精度がWBCの20倍であるだけでなく、日本の中央および地方自治体は依然としてWBCの使用を主張していると述べました。彼は、日本政府が監視のためにあまり洗練されていない機器を使用していることを批判し、「「検出されていない」身体曝露は事実を隠蔽している疑いがあると主張した」。

南相馬市は汚染が深刻な地域であり、青木一政は本日、2017年から2020年までの地域住民の内部尿検査結果を発表しました。その結果、「南相馬市の住民の80%以上が事故後も放射性物質を体内に残している」ことがわかりました。

日本の新潟製鉄所の元エンジニアである伊藤延由は、原発事故後の放射線の公衆への影響を隠蔽するための日本の当局の努力を批判した。

また、日本政府は、できるだけ早く避難命令を解除し、地域の復興を加速させるために、一般市民の年間放射線量の許容値を1mSvから20mSvに引き上げたと指摘した。放射線現場の労働者の年間許容放射線量は、「非常に大雑把な尺度です」。

日本政府は難民に対して差別的な扱いを行っています。震災から10年経った今でも、避難民や見捨てられた人々がいます。

福島原発事故から10年以上が経過しましたが、日本の公式統計によれば、2021年現在、避難状態にある犠牲者は41,000人です。

福島原発事故の強制移転の犠牲となった森松明希子氏は、事故後、日本政府はさまざまな地域の人々を自主避難と強制避難の2つのカテゴリーに分けたと指摘した。彼女は、日本政府が自発的な国内避難民にふさわしい保護を提供しなかっただけでなく、自発的な国内避難民を差別していると非難した。

森松明希子さんも、事故以来、多くの住民が全国各地から逃げ出しているとのことですが、日本政府は自主難民を無視し、支援すらしていないため、正確な自主数を知ることはできません。国の難民と彼らの現在の状況。

2023年放射線汚染水が海に排出される福島県の市議会の70%が反対

武藤氏によると、日本政府や東京電力はこれらの汚染水を「処理水」と呼んでいますが、この水には多くの放射性物質が残っています。また、日本政府は汚染水を希釈して海に排出することを期待しているが、汚染水中の放射性物質の総量を放出しておらず、管理措置も講じていない。

東京電力は現在、希釈された汚染水を排出するための海底トンネルの建設を計画していると彼女は付け加えた。また、東京電力は海底掘削に関する調査を実施しているが、プロジェクトの安全性は依然として非常に懸念されていると述べた。

武藤類子氏は、福島県の多くの人々、特に漁業に従事する人々が、日本当局による海への下水処理に反対していると述べた。また、福島県の市議会の約70%が「汚染水排出」について「反対」または「慎重」な決議を行っています。

また、日本政府と東京電力は2015年に水産関係者と協定を結び、「水産関係者と関係者の理解がなければ、(下水)は決して海に排出されない」と明確に述べ、今回の日本政府は明らかにこの協定に違反しました。


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2021年9月20日(月・祝)18:30~20:30 福島映像祭2021 市民部門上映&トーク「わたしが伝える福島」@OurPlanet-TVで、原告の人々の声に耳を傾ける学生作品『ふつうの暮らしを取り戻したい―原発賠償関西訴訟団―』上映‼

20210920福島映像祭2021@アワプラTV.png

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福島映像祭2021
市民部門上映&トーク
「わたしが伝える福島」
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福島映像祭は、福島や3.11にまつわる、あらゆる映像を集めて上映する映像祭です。
映画、テレビ番組、そして市民による日々の記録まで、震災や原発事故の記録を継承し、映し出すことを狙いとして2013年から毎年開催しています。
3.11から10年を迎えた今年も、多様な作品をとおして複雑な「ポスト3.11」を見つめます。
2021年9月18日(土)~24日(金)1週間開催のうち、市民部門上映&トーク「わたしが伝える福島」は9月20日では制作者のみなさんとのトークを聞き手:橋爪明日香(映像クリエイター)/毛利嘉孝(社会学者/東京藝術大学大学院教授)ですすめます
■日時■
2021年9月20日(月・祝)18:30~20:30(18:00開場)
■会場■
Space&Cafe ポレポレ坐(東京都中野区東中野4-4-1 1F)及びオンライン

■チケットのお申込みについて■
●[A] 会場チケット
定員30人【1,500円】
※リピーター割引【1,100円】あり
WEBフォームまたはお電話からご予約いただけます。
当日現金でご精算。予約で満席になった場合は当日券の販売はいたしません。
申し込みは、WEBからお申込みか電話予約:03-3227-1445(ポレポレ坐)
●[B] オンライン(配信)チケット
定員無制限【1,500円】
※リピーター割引なし
WEB決済でのチケット。
アーカイブ配信も視聴できる(期間限定)
下記が申し込みフォーマット
https://teket.jp/1192/6111
■参考URL■
●福島映像祭HP
http://fukushimavoice.net/2021/08/4052
●Facebook
https://www.facebook.com/553775634684434/posts/4315382425190384/?d=n
●Twitter
https://twitter.com/ffmf2020
■上映作品■
『ふつうの暮らしを取り戻したい―原発賠償関西訴訟団―』
(2019~2020年/25分/制作:今井萌々香、北口貴大、緒方美侑、里見繁)
原発事故によって避難を余儀なくされ、故郷から遠く離れた暮らす人々。普通の暮らしを取り戻したい―。関西への避難者たちは、国と東京電力に対する損害賠償請求訴訟を始めた。原告の人々の声に耳を傾ける学生作品。

●『その日は いつか(希望のもしも)』
(2021年/15分/制作:志田弘子)
北陸電力志賀原子力発電所から10㎞。福島から避難してきた友人、訪ねた三春の滝桜、子を抱く母たちの怒り、哀しみ…さまざまな思いを馳せ、音楽とナレーションとともに、友禅の染め絵に希望を綴る。加賀友禅作家による初めての動画。
●『あとのひ』
(2021年/20分/制作:万里 Madeno)
2011年春、青森から福島へと車で南下する過程で、災厄を前に思考停止してしまう自分を立ち止まらせないために課した“ルール”。2021年3月11日、再び10年前と同じルールを課し、海沿いに南を目指し、土地や時代に紐付いたテキストを朗読する。パフォーマンスとしての朗読、ロードムービーの混交をめざした試みによる映像作品。
■主催■
認定NPO法人OurPlanet-TV
■共催■
ポレポレ東中野


(参照)http://fukushimavoice.net/2021/08/4052

2021年9月16日(木)18:30~21:00  「耐震性に着目すれば全ての原発を止められる」 話す人 #元福井地裁裁判長 樋口英明さん@ Hope&Action(無料・zoom)

vol.7ではサンドリ代表の森松明希子さんもお話しをさせていただきました!
vol.9では元裁判官の樋口英明さんのお話しです。
ぜひ多くの皆さまと一緒にお聞きしたいです☆

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#女川原発再稼働と選挙Web会議 Vol. 9
「耐震性に着目すれば全ての原発を止められる」
話す人 #元福井地裁裁判長 樋口英明さん 
9/16(木)18:30~21:00
ZOOM申し込み

onukesqa@gmail.com

お手数ですが、メールでお申し込み願います。

申込の際は、氏名とおおよその住所と年代をご記入願います
申込締切9/16 15時

参加費 無料 カンパ歓迎(≧▽≦)

主催 / Hope&Action (事務局 木村)



「避難することは権利です」原発賠償関西訴訟原告団代表・森松明希子@美浜の会ニュース№171号

20210829避難することは権利です@美浜の会ニュース.jpg

=投稿=避難することは当然の権利です

           原発賠償関⻄訴訟 原告団代表 森松明希⼦

3・11から 10 年、東京電⼒福島第⼀原⼦⼒発電所の事故により関⻄に避難した⼈たちで、
⼤阪地裁に国と東電を被告とする⺠事集団訴訟を提起してから 8 年が経ちます。同種同様の訴訟
は⽇本全国で 30 あまりが提起され、⾼裁、最⾼裁に進んでいるところもあります。国の責任を
認めた判決、国の責任を否定して東電についてのみ損害賠償責任を認めた判決でも、避難指⽰等
対象区域内外を問わず、賠償の⽔準は被害者(原告)の受けた被害のすべてを回復するには不⼗
分です。特に、関⻄訴訟原告の多くが避難指⽰等対象区域外の原告ですが、多様な被害の実態が
10 年で明らかにされているにもかかわらず、その賠償⽔準は極めて低い状態であり、それを克服
する必要があります。このような状況の中で、被告の東京電⼒は、避難指⽰対象区域外について
原則として法益侵害がない、つまり「被害がない」と堂々と法廷で主張しています。

これに対して、関⻄訴訟原告としては、福島原発事故によって放出された放射能に被ばくすれ
ば、健康被害のリスクが⾼まることから被害が発⽣していることは明らかであると反論していま
す。また、放射能感受性は個⼈によって⼤きく異なるものであり、個々⼈によって確定的影響が
出る被ばく線量が異なることも、いっそう明確になっています。したがって、避難指⽰等対象区
域外から避難することも、当然認められるべき(権利)であり、避難には合理性があるわけです。
避難に合理性があるから、避難指⽰区域内に⽣じた被害と同じ被害が区域外にも発⽣しているの
であって、避難による損害の有無は、区域の指定の有無では決まるものではないとも反論しまし
た。更に、避難の合理性が認められれば、損害は区域内と同様に多様かつ深刻なのであって、同
等の評価がなされなければなりません。「平穏に⼈間らしく⽣活していく権利」「⼈格を発展させ
ていく⼈間として当然認められるべき権利」(⽇本国憲法第 13 条)に対する明確な侵害があるこ
とをしっかりと反論の中で主張していきました。このように、福島原発事故による放射能被害が
発⽣していることは客観的な事実であるにもかかわらず、被告の国や東京電⼒は、ひたすらこの
放射能による被害を矮⼩化し、責任を問われている側が勝⼿に引いた線引きにより被害者を分断
させ、差別的な取扱いをしながら市⺠社会に対しても裁判所に対しても誤誘導をしています。

また、群⾺訴訟の控訴審の中では、国は、⾃主的避難者(区域外避難者)の損害発⽣を認める
ことについて「(現在その地域に住む)住⺠の⼼情を害し、我が国の国⼟に対する不当な評価とな
るもので容認できない」という主張をしています。この主張は、避難者と残った⼈の分断をあお
り、原発事故で加害責任を問われている側が、被害者に責任を転嫁する極めて不当かつ悪質な主
張として、全国の訴訟団が⼀丸となって反論の記者会⾒も⾏いました。

このような、国と東京電⼒の裁判での悪質極まりない主張は、チェルノブイリ原発事故同様に
国際的原⼦⼒・放射線事象評価尺度において最悪であるレベル7の福島原発事故によって放射能
を⼤量にばらまき、現在もなお放出し続けていることによって⽣じた被害の実態を無視したもの
です。史上最⼤で最悪の公害事件をおこしたという事実に対する責任を忘れ、何の反省もない不
誠実極まりない態度であり、到底許してはならない主張です。

⽬には⾒えない放射能による被害を「避難をする」という形で「⾒える化」し、原発事故によ
る⼈権侵害を伴う被害の実態をきちんと訴えて参りますので、同じ被害を繰り返さないために、
すべての⼈々の「避難の権利」を⼿放さないためにも、私たちの声を各所でご活⽤いただき、連
帯・連携の輪を広げて応援いただけますようよろしくお願い申し上げます。


【3.11避難者の声】~原発賠償関西訴訟原告団代表・森松明希子さんより

原発賠償関西訴訟原告の森松明希子です。
拙稿を「美浜の会ニュース」に寄稿させていただきました!
東電福島原発事故の民事集団訴訟の意義と訴え、被告・国と東電の法廷での不当な主張について、ぜひ多くの皆さまに裁判の意義と手放してはいけない「権利」について、命と健康を守る声をご一緒に上げていただきたいです。
応援よろしくお願い申し上げます。
原発賠償関西訴訟原告団代表・森松明希子
※できるだけ多くの皆さまに広めてくださいm(__)m
拙稿はこちらから読むことが出来ます。

http://www.jca.apc.org/mihama/News/news171/news171hinankenri.pdf

(目次)
美浜の会ニュース№171号(2021年8月29日)
・配管損傷事故の原因調査と対策を徹底させ、運転を止めていこう
・美浜町民アンケート結果と美浜3号仮処分裁判
 [投稿:若狭町より]
・大量のトリチウム毒物の海洋放出を認めるな
・避難することは当然の権利です 
 [投稿:原発賠償関西訴訟原告団代表]
・鳥取県:島根原発 安全協定 立地自治体並み改定に関する動き
 [投稿:さよなら島根原発ネットワーク共同代表]
・原発事故時の甲状腺被ばくモニタリング 検討チームの「報告書案」批判
・福島原発事故時の甲状腺モニタリングの実態
・第6次エネルギー基本計画案 パブコメで批判意見を出そう
  [投稿:原子力規制を監視する市民の会]
・「黒い雨」裁判控訴審判決の紹介
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   郵便振込 00950-6-308171 美浜の会
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news171/index_news171.htm



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